セルライトの消し方は機械が効果的?
女性の方であれば一度は自身の体にセルライトを見たことがあるのではないでしょうか。私自身も、太もも横のお肉をつまんでみると、表面が凸凹としたセルライトがでてきます。触るとぼこぼこしていてはっきりいって気持ちが悪い・・・できることなら消したいけど消し方がわからないんですよね。
セルライトの消し方は機械を使うしかない?効果的な除去法は?
セルライトになる前の脂肪は割と落ちやすいのですが、セルライトになってしまうと機械やエステに頼っても完全に除去することはできないそうです。でも少しでも減らしたい、いったいどうしたらなくなるの?なんで簡単に取れないの?そもそもセルライトってなんなのでしょうか?
セルライトができやすい生活とは…
セルライトはこんな生活習慣の方に特にできやすいです。
食生活の乱れ
- 水を取らず、冷たい飲み物や、甘い飲み物ばかりを飲んでいる
- スナック菓子やあげものなどのジャンクフードをよく食べる
- 濃い味や塩辛いものが好き
高カロリー、高コレストロールのものは血液をどろどろにします。血液がどろどろだと代謝もわるくなり、脂肪をため込みやすくなります。
運動不足
- そもそも運動嫌い
- 日常生活でもエレベーターやエスカレーター、車に頼ってしまう
- 汗をかかない、かけない。
- デスクワークで長時間同じ姿勢で過ごすことが多い
運動することで代謝も上がり、血液の流れもよくなります。長時間同じ姿勢で過ごすことは、血行が悪くなる原因の一つです。血行が悪いと代謝が落ち、脂肪をため込んでしまいます。
冷えやむくみがある
- 冷え性
- 長時間同じ姿勢でいることが多い
- お風呂に入らずにシャワーで済ます
- 喫煙者
- 濃い味がスキ
むくみがでることで、血液の流れやリンパの流れが悪くなり、代謝の悪い体となります。食生活の乱れや運動不足により、代謝が悪い体を作っていませんか?上記1つでも心当たりがある方は気を付けたほうがいいですね。
セルライトは脂肪なの?
セルライト≠脂肪
セルライトと脂肪はイコールではありません。しかしセルライトができる原因は、体の中にある皮下脂肪も原因の一つです。皮下脂肪とはどんな脂肪でしょう?脂肪は大きく分けると、皮下脂肪と内臓脂肪の2種類があります。
皮下脂肪とは皮膚の下、内臓の外側につく脂肪です。とくに女性につきやすく、主に子宮を守るため熱を逃さないような働きをし、とくにおなか回り、腰回り、脚やお尻につきやすい脂肪です。皮下脂肪はゆっくりと増え、運動しても燃焼しにくい脂肪です。
上半身と膝下は細いのにおなかから太ももまでの間はしっかりお肉がついている人も多いのではないでしょうか?ちなみに内臓脂肪は、読んで字のごとく内臓の周りにつく脂肪です。
内臓脂肪は男性につきやすく、内臓を守るためにつく脂肪なので、おなか回りにつきやすいです。着痩せしていても着る服によっては、あるいは、脱いだらおなかだけぽっこりでてしまっている男性もよく見ますよね。
男性だけでなく、高カロリーな食生活や、早食い、アルコールの接種が多い女性にも内臓脂肪はつきやすい生活習慣なので気を付けましょう。内臓脂肪は皮下脂肪より燃焼しやすい、つまり痩せやすい脂肪です。
皮下脂肪と内臓脂肪の簡単な違いは、つまめるかどうかです。皮下脂肪は皮膚の下についている脂肪のため、皮膚と一緒につまむことができます。内臓脂肪は内臓の周りについているので、どうがんばってもつまむことができません。もちろん男性にも皮下脂肪はつきますし、女性にも内臓脂肪はつきます。
皮下脂肪
- 女性につきやすい
- おなか・お尻・太ももにつきやすい
- じわじわついて、運動や食事改善でも落ちにくい
- 皮膚と一緒につまめる脂肪
内臓脂肪
- 男性につきやすい
- おなか回りにつきやすい
- つくのも早く、比較的落としやすい
- 内臓周りについているので、つまめない脂肪
セルライトができる原因!
私たちは毎日食べ物や飲み物を摂取することで、体を動かすエネルギーとなります。ただ、食べ物・飲み物のすべてがエネルギーになるわけではありません。摂取したエネルギーのなかでも、エネルギーとして使われなかったカスがでてきます。そのエネルギーとならなかったカスが老廃物と呼ばれるものです。
通常であれば、リンパの流れに乗って尿や汗などと一緒に体外に排出されますが、老廃物は筋肉の老化や代謝の低下などにより、体の中に蓄積されていくんです。老廃物をため込まないようにするには、過度な飲食の接種を控えたり、適度な運動で筋肉をつけたり血流をよくすることが大事です。
セルライトは、血管から離れてしまった皮下脂肪の脂肪細胞と、体の中に溜まっている老廃物・余分な水分が合体し、肥大化し、固まってしまうことが原因です。
血管から離れてしまうことで、酸素も栄養もその塊に届かず、燃焼しません。食生活の乱れや運動不足により代謝が悪くなります。代謝がわるくなることで、血行やリンパの流れも悪くなります。
血行やリンパの流れが悪くなることで、冷えやむくみを生じます。血行やリンパの流れが悪くなることで、老廃物が体の外に出にくくなりため込みます。溜まった老廃物が血管から離れてしまった脂肪細胞と合体し、セルライトとなります。セルライトがさらに血管を圧迫し、さらに代謝が悪くなります。
悪循環のオンパレード…!
自宅でできるセルライトの消し方
まだ体にセルライトが見当たらない方は、正しい食生活や、適度な運動を行うことで予防ができるでしょう。すでについてしまっている場合、セルライトはそうそう簡単に落ちるものではありません。自宅でできる簡単な方法をご紹介していこうと思います。
お風呂につかる
シャワーで済ませている方は、お風呂につかるようにしましょう。38~40度ぐらいの温度でゆっくりつかるのがおすすめです。お風呂につかりながら、リンパの流れに沿ってマッサージしてあげると効果的です。
ジュースではなく、水を。水ではなく、白湯を飲む
糖分の多いジュースは血液をどろどろにする原因です。お水を取るように心がけましょう。お水を摂取する場合も、体温よりも低い飲み物を飲んでしまうと、体が冷えてしまいます。白湯にすることで、体を冷やさず飲むことができ、代謝の改善やむくみの解消につながります。
適度な運動
運動をすることで代謝があがります。運動が苦手な場合でも、例えば「駅まで歩いてみる」「エレベーターを使うのを我慢し、階段を登ってみる」などちょっとしたことから行うだけでもだいぶ違います。
リンパマッサージ
お風呂に入っているときや、お風呂あがりにボディクリームを塗る際に行います。
- 足裏をもみます。
- 足首からふくらはぎにかけて、なでるように下から上にかけてさすります。
- 膝の裏側をもみます。
- 膝からお尻にかけて、なでるように下から上にかけてさすります。
リンパマッサージは軽くさすってあげる程度で十分効果があります。逆に力いっぱいやってしまうとリンパの流れを止めてしまうため注意してください。
ストレッチ
朝、お風呂上り、寝る前、できれば全てできればいいですが、どこか1回でもいいのでストレッチをすることを意識しましょう。ストレッチをすることで、血流がよくなり代謝もあがります。どれか一つにするのであれば、お風呂上りの血行のいいタイミングで行うのがおすすめです。ストレッチは反動をつけず、ゆっくりと深呼吸しながら行ってください。
蓄積されてしまったセルライトは簡単に落とすことはできません。蓄積された生活習慣が原因です。ただし、生活習慣を改善する意識をすることで、お金をかけずにセルライトを退治することができます。1日10分でも意識して続けることが、将来の美ボディ、美尻、美脚に繋がります。まずは何か1つだけ意識して始めてみませんか?
健康にいいと言われている青汁はカロリーも低くダイエットにも向いている飲み物なので、セルライトを除去するダイエット中だけでも飲むようにしてみましょう。
オーガニックフルーツ青汁は温かくして飲むこともできるので、むくみなどの解消にも効果的です。温かい飲みものは代謝を良くしてくれるので一石二鳥。ダイエットをしているから飲み始めるのもいいですが、長期的に栄養をしっかりと摂取するためにも今から青汁を飲む生活を始めてみてはどうでしょうか?