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口呼吸での睡眠は危ない!?治し方はまず鼻呼吸を意識!

睡眠時に口呼吸をしてしまっている人は風邪を引きやすかったり、喉の病気にかかったりしてしまうことがあります。普段から鼻呼吸を意識できればいいですが、口呼吸が当たり前になってしまっていると中々鼻呼吸に変える事は難しいかもしれません。特に寝ている時は無意識なので、勝手に口呼吸をしてしまうときもあります。適切な治し方はあるのでしょうか?

 

 

口呼吸は空気感染の病気リスクが高い

起きている時は自分が気が付く範囲で意識的に鼻呼吸をするように癖をつければ、治るかもしれませんが寝ている時はまず自分が口呼吸をしているのか鼻呼吸をしているのかがわからない場合もあります。ではなぜ睡眠時の口呼吸が良くないと言われているのでしょうか?腹式呼吸のように口から息を吐きだす分には特に問題ありません。

 

しかし口から息を吸うことが習慣つくと、空気で喉を痛めてしまうことが増えます。特に冬場は空気が冷たく乾燥しているので、起きたときに喉がイガイガしたり乾燥してしまうんです。空気が乾燥していると風邪菌が空気中に繁殖しやすいので、冬はインフルエンザや胃腸風邪のような空気感染する風邪が流行しやすいんです。

 

鼻で呼吸をしているとまず口よりも空気量が少ないことで乾燥がしにくく、酸素が肺にいきつくまでに体に悪い物を体内に入れないようにしてくれます。特に喉は常に潤っている器官なので、十分な保湿が必要になってきます。保湿が十分にできていないと口呼吸をした時に入り込んだ空気中の細菌などが喉で繁殖を広げてしまうんです。それが扁桃腺の腫れや風邪の引き初めになってくるので、口呼吸はあまりよくないと言われています。

 

治し方はあるの?どうしたら鼻呼吸ができるようになるの?

起きている時に口呼吸をしないようにすることはできますが、寝ている時はそういうわけにも行きません。寝ている時はどうしても無意識に口呼吸をしてしまう人が沢山います。風邪を引かないためにも、鼻呼吸の仕方をしっかりと身に付けましょう。

 

顎の筋肉を鍛える

顎の筋肉が衰えると自然に口が開いてしまい、口呼吸が癖ついてしまいます。食事をするときによく噛んで食べるようにすると顎の筋肉が鍛えられるので普段から顎の筋肉を鍛える気持ちで食事をしてみましょう。

 

口の体操をする

これも口周りの筋肉を鍛えるためのもので、「あーいーうーべー」と口をしっかりあけながら発音をしてべーで舌を出す運動です。特に子どもの頃から口呼吸が癖になってしまうと、中々治らないので小さいころから口の体操を心がけるといいかもしれませんね。親と一緒にやれば小さい子どもは楽しくやれますし、続けることもできるので小さいころから口周りの筋肉を鍛える事ができます。

 

寝方を見直す

眠る時にうつ伏せで寝ていたり、横向きになって眠っていると知らない間に顔が圧迫されてしまい、鼻呼吸がしにくくなってしまいます。そうすると寝ている間に口呼吸をしてしまうようになってしまいます。普段鼻呼吸をしていても眠っている時だけ知らず知らずの間に口呼吸をしてしまっているかもしれません。

 

睡眠時に呼吸矯正グッズを。鼻呼吸テープとは?

自分で意識して口呼吸をしないように行動ができない場合は口呼吸防止グッズなどを使ってみるのもいいかもしれません。最近ではインターネット販売をされているものが多いのでネットで探してみると案外自分に合ったものが見つかるかもしれません。

 

テープを使う

テープと言ってもセロハンテープやガムテープで肌が荒れてしまいます。口呼吸をしないようにする為に作られたテープが販売されていて、眠る時に口が開かないようにテープを貼り一晩過ごすというグッズです。テープで口が開けられないので、自然に鼻呼吸をするようになりますが鼻炎や鼻つまりがひどいとしっかりと鼻呼吸ができなくなってしまうのでまずは鼻の病気を治しましょう。

 

マスクをして眠る

乾燥対策としてマスクをして眠っている人が多いかもしれませんが、マスクをして眠っても口呼吸を防止することはまず難しいです。ただ口呼吸による喉の乾燥を防いだり、風邪防止につながるということで、どうしても口呼吸が治らない人はマスクをして眠ってみるといいかもしれません。

 

いびき防止を心がける

口呼吸をしている人はいびきをかいている人が多いかもしれません。いびきをしないようにすると、自然と口呼吸が治っていく可能性があります。

 

寝ている時に口呼吸をしてしまうのは無意識だから仕方ないと諦めてしまっていませんか?いつまでも口呼吸を続けているといいことがないし、風邪の原因などになるので注意しましょう。

 

口呼吸はデメリットが沢山ある

どうしても口呼吸が治らない、という人は鼻に何か原因がある可能性があります。先ほども少しお話をしましたが、鼻炎を抱えている人はいざ鼻呼吸をしようと思ってもしっかりと呼吸ができず口呼吸をしてしまっている可能性があります。

 

まずは鼻炎や現在抱えている病気を治療したほうがいいかもしれません。特に急性の風邪などはしっかりと薬を飲んだりしていれば、だんだん治っていきますがアレルギーや慢性的に鼻炎などを抱えていると、放っておいて治るということはまずないです。

 

そういったことを考えても先にアレルギーなどの対策をしてから口呼吸をした方が、計画的に鼻呼吸に移行できるかもしれません。起きている時は意識的にできる事も眠ると全くできなくなることはあるので注意しましょう。

 

特に口呼吸をしていると起きたときに喉の乾燥が気になる人はとても多いと思います。イガイガして声がガサガサになってしまったりするので、そうなる前に鼻呼吸にシフトチェンジさせましょう。乾燥などもそうですが口呼吸はメリットがなくデメリットが多いともいわれています。

 

  • 歯並びが乱れる
  • 虫歯ができやすい
  • 口臭が強くなる
  • 顔のバランスが悪くなる
  • 唇の乾燥

 

などいいことがないと言われています。そういったデメリットを体に与えないようにするためにも、鼻呼吸は大切なんです。難しく考えていても仕方がありませんが、自分の意識を少し変えるだけでも口呼吸をやめる事はできるんです。

 

日常生活で常に鼻呼吸をするように意識しよう

口呼吸には沢山のデメリットが伴うことがわかりました。その点鼻呼吸は特にデメリットがないので、同じ呼吸ならデメリットのない呼吸をした方がいいですよね。

 

口呼吸のメリット

  • 顎の筋肉を鍛える
  • 口の体操を習慣付ける
  • 仰向けで寝むるように心がける
  • テープで口が開かないようにする
  • マスクをして喉の乾燥を防ぐ
  • いびきを防止する

 

口呼吸のデメリット

  • 歯並びが悪くなる
  • 虫歯になりやすい
  • 口臭が悪くなる
  • 顔のバランスが悪くなる
  • 唇がかさつく

 

など思いがけないデメリットもあったのではないでしょうか?知らないだけで口呼吸は体に害を及ぼしていたので、口周りのトラブルはもしかしたら口呼吸が原因かもしれません。一度しっかりと口呼吸と向き合ってみるといいかもしれません。

 

また、鼻呼吸をするにしても鼻炎や鼻づまりがひどいと中々鼻呼吸に変えることが出来ないのでしっかりと鼻呼吸ができるように、まずは病気を治すところから始めましょう。慢性的なものは治療にも時間がかかるので少しでも早く鼻呼吸をできるようにするには早めの治療が大切です。

 

寝ている時は意識するのが難しくても、起きているときなら鼻呼吸を意識してみるのは難しいことではありません。鼻で呼吸することを癖付けるためにも、普段の生活で鼻呼吸をするようにしてみましょう。毎日繰り返すことで寝ている間も口呼吸ではなく鼻呼吸で睡眠をとるようになれるかもしれません。

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