しつみん

質の良い睡眠をとって快適な生活を。

目がさえるのはなぜ?生活リズムは乱れていないはずなのに昼間は眠く夜は眠くならない。

昼間は眠気を感じるのに夜になるとなぜか眠くならない、という経験ありませんか?昼夜逆転しているくらい生活のリズムが乱れていたり、昼間に耐えられないほどの眠気が生じる様であれば、それは不眠症やナルコレプシーなどの睡眠障害である可能性が高いです。

 

 

生活リズムは乱れていないはずなのに、夜は目がさえるのはなんで?

「生活リズムはきちんとしているはずなのに、昼間に耐えられないほどではないけど眠気を感じて、夜にはなぜか目がさえる」という人もいるかもしれません。原因としてはストレスなどによる自律神経の乱れだったり、睡眠の質が低下しているなど複数考えられます。

 

本人の自覚がなくても睡眠の質の低下で眠りが浅かったり、自然と寝不足になっている場合もあります。自律神経の乱れや寝不足、睡眠の質の低下はそのまま続けていると、不眠症などの睡眠障害担ってしまう可能性もあります。きちんとした生活リズムのはずなのになんでだろう?と思ったら思い当たることがないか一度確認してみましょう。

 

ストレスがいつの間に睡眠を阻害している?

日頃の生活で人間関係だったり、環境の変化などでストレスがたまってませんか?夜に目がさえてしまうのは、いつの間にかストレスのせいで睡眠を阻害しているせいかもしれません。

 

人が眠る際には、脳や身体がリラックスした状態になり緊張をほぐすことによって眠ることができます。しかし、ストレスが生じてしまうと副腎皮質刺激ホルモンというホルモンが分泌され、眠気を消してしまい脳や身体を緊張状態にするため、その結果眠れなくなってしまいます。

 

副腎皮質刺激ホルモンは眠っている間に消えていくのですが、ストレスが強いほど分泌され眠っている間に消えづらくなります。睡眠は眠りが浅いレム睡眠と眠りが深いノンレム睡眠を交互に繰り返すのですが、ストレスが強いほど眠りの浅いレム睡眠の時間が増えてしまい、睡眠の質を悪化させるため昼間に眠気を夜に目がさえてしまう、ということも起こってしまいます。

 

現代はストレス社会と言われるくらいストレスが溜まりやすいです。はるか昔の時代より経済成長し国が豊かになり、ITの発展でさらに利便性のある社会になりました。そのおかげで人間関係や環境の問題でストレスを抱えている人は依然多いですし、仕事のストレスやいじめなどによって自分の命を絶ってしまう、という人までいます。

 

そんな社会ですから、うまく対処してストレスと付き合っていくしかありません。運動をしたり好きなことをして、上手にストレスに対処しましょう。

 

ストレスを解消して質の高い睡眠をとる

ストレスの解消の方法は人それぞれですが、ストレスを大幅に軽減できるのは瞑想と運動です。瞑想というと日本では怪しげな印象を持たれがちですが、瞑想をすることでストレスの軽減や睡眠の質の改善などの効果があることが、科学的にも証明されています。

 

アップル社の創業者であるスティーブジョブズも瞑想をしていたという話は有名です。アメリカの医科大学の調査で、瞑想することによって血圧を下げ、心臓病や心臓発作などの死亡する原因となる病気になるリスクを軽減させる効果がある、ということがわかりました。

 

また、瞑想することによって慢性的な痛みの緩和やストレスを軽減させることもわかっており、健康を維持するのに瞑想を行うことは十分有効であると言えます。さらに、アメリカ睡眠医学会の研究では、不眠症患者に2ヶ月感瞑想してもらった結果、眠りにつくまでの速さ、睡眠時間、目が覚めている時間など睡眠の質が大幅に改善されたことがわかっています。

 

また、現代のストレスは精神的なものがほとんどですが、運動などによる身体的なストレスは睡眠にとって必要です。運動不足の人も多く不必要なストレスばかり抱え込みがちです。脳と体がともに疲れていないと眠りにつきにくいですから、運動によって体を疲れさせて眠りにつきやすくしましょう。

 

また、運動をした後は身体が疲れている反面気分がすっきりして、精神的なストレス発散にもつながります。科学手にも運動による睡眠の質の改善は証明されていて、眠りにつくまでの速さや睡眠時間など睡眠の質が大幅に改善されたことがわかりました。好きなことに加え、瞑想や運動すると睡眠の質をよりい高くすることができます。

 

睡眠を阻害することをしているせいかも

昼間眠くて夜目がさえるのは、睡眠を阻害することをしているせいかもしれません。睡眠を阻害するのはスマホや夜食、コーヒーなど複数挙げられます。夜に光を浴びてしまうと、眠りに必要なホルモンであるメラトニンが減少してしまい、眠りにつきにくくなってしまいます。

 

光の明るさは豆電球程度でも睡眠は阻害されてしまいます。また、光の中でも最も睡眠を阻害する光はブルーライトです。

 

ブルーライトはスマホが普及したことによって知られるようになりましたが、スマホやパソコンだけでなく、部屋の照明や街灯、車のライトに使われているLEDにもブルーライトは含まれているため、睡眠を阻害してしまいます。そのため、眠るときには寝室の明かりをすべて遮断する必要があります。

 

睡眠を阻害しないため、食事をとる時間帯にも配慮が必要です。胃腸が食べ物を消化するのには3時間ほどかかるため、眠る3時間前には食事を済ませる必要があります。夜食を食べる癖がある人は、改善しなければ睡眠を大きく阻害してしまうので、注意しましょう。

 

また、コーヒーなどのカフェインが含まれている飲み物も眠りを大きく阻害します。カフェインは半減するのに5~8時間ほどかかると言われており、完全に消えるのには数日かかることもあります。そのため、コーヒーや紅茶が好きな人は2日飲んで3日休むというサイクルで飲むようにすれば、体内からきれいにカフェインを消すことができます。これらに気を付けて、夜に目がさえるのを防ぎましょう。

 

昼間の眠気を解消して夜眠れるようにする

昼間に眠気を感じて、夜目がさえてしまうのはあまり日の光に当たっていないからかもしれません。日の光を浴びることで生活リズムが正され、夜に眠気を感じて眠りやすくなります。日の光を浴びると、起きてから活動的にしてくれるコルチゾールを適正量分泌するようになります。これにより生活リズムが正されます。

 

日の光を浴びるとセロトニンが分泌され、夜に眠りやすくなります。日の光を浴びることは昼間の眠気を解消して夜眠れるようになります。ただ、日の光を浴びていても睡眠を阻害することをしていたり、ストレスが溜まっていると眠れなくなってしまいます。

 

ストレスが溜まってしまうと脳や体を緊張状態にし、眠気を消してしまいます。ストレス解消方法としては運動や瞑想が良いです。運動や瞑想は睡眠の質を大幅に改善することが科学的にも証明されていて、ストレスも解消してくれる効果があります。

 

しかし、運動も瞑想も毎日続けなければストレスにも睡眠にもあまり効果は現れませんから、続けて習慣づけることが大切です。また、スマホやパソコン、LEDなどに含まれるブルーライトや、眠る3時間以内の食事、コーヒーや紅茶などに含まれているカフェインなどは睡眠を大幅に阻害してしまいます。

 

スマホやパソコンは眠る2時間くらい前には触らないようにして、寝室は明かりをすべてシャットアウトする必要があります。食事は眠る3時間前には済ませないと眠りを浅くしてしまいますから、ちゅうしましょう。

 

カフェインは半減するのに5~8時間ほどかかると言われており、完全に消えるのには数日かかることもあるため、できれば飲まないことが無難です。これらに気を付けるようにして、夜に眠れるようにしましょう。

 

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