自己覚醒で目覚ましいらずの生活に?訓練方法が知りたい!
目覚ましがなくても起きられるようになりたいと思ったことはありませんか?目覚ましをかけずに起きられるようになったらアラームのセットを忘れて寝てしまっても寝坊することはありませんよね。目覚ましを使わず自然に朝起きることを自己覚醒と言います。そんな魅力的なことはできるのでしょうか?
目覚ましなしの生活!?
人間には睡眠のリズムがあり、朝になると少しずつ覚醒していきます。睡眠のリズムがずれてしまうと朝に深い睡眠になってしまい、目覚ましなどをかけてもなかなか起きられなくなります。目覚ましをどれだけかけても起きられない人は起きる時間の睡眠が深いからなんです。
睡眠が深いことはいいことのように感じますが深い睡眠をずっと続けてしまうと余計な体力を使ってしまい、起きた後に疲労感が残ってしまいます。深い睡眠と浅い睡眠を交互に行うことで体を休めるのです。
自己覚醒は体に正しい睡眠のリズムを覚えさせ起きる時間を自然に覚えさせることでできるようになります。目覚ましの10分前に起きてしまう。と言っている人がたまにいますよね、これも自己覚醒です。起きる時間を体が覚えているからできることなんです。
自然になろうと思うのは無理ですが今の睡眠のとり方を改善すれば自己覚醒ができるようになるかもしれません。自己覚醒ができるようにするになると目覚まし時計で強制的に起きなくなるので目覚めがすっきりします。すっきり目覚めるため二度寝などもしなくなり寝坊の回数が減るメリットがあります。
訓練すれば誰でもできる!
自己覚醒をできるようにするには体に起きる時間をおぼえさせる必要があります。またしっかり質のいい睡眠をとることによりすっきりとした目覚めになります。自己覚醒の訓練は難しいものではありません。
(1)起きる時間と目的を明確にする
ただ7時に起きたいと思うだけでは意志が弱く起きることができません。朝洗濯をするから7時に起きる!など〇〇をするから〇時に起きる!と自分に言い聞かせてみましょう。このとき嫌なことを思い浮かべると起きにくくなるのでなるべく楽しいことを思い浮かべるようにすると起きやすくなります。
(2)朝起きる自分を想像する
朝起きてからの行動を明確に想像するようにしましょう。なるべく細かく決めることで朝起きやすくなります。決めた時間に起きる自分を想像することで朝、自然に意識が浮かび上がるようになります。
(3)モチベーションを高く持つ
起きられないかも、とか起きられなかったらどうしよう等考え込んでしまうと自己覚醒は成功しづらくなってしまいます。あくまで自然に起きることが目標なので変に気負わず起きられなくても今日は調子が悪かった、と楽観的に考えるようにしましょう。
(4)成功したら自分にご褒美を
ただ早く起きれたからそれで終わり、だと人間は楽な方に逃げてしまいます。なので自己覚醒が成功したら自分にご褒美をあげるようにしましょう。朝ごはんを少し豪華なものにしたり、朝にお風呂に入ったり、いつもより早く起きれた分贅沢をして早起きをしたときの快感を体に覚えさせると早起きが楽しみになるようになります。
訓練中気を付けることはあるの?
自己覚醒は自分で自然に起きるため起床後の倦怠感などがなくなり日中の活動がしやすくなります。睡眠のリズムも整うので健康体に近づきます。毎日の訓練などで身に付きますが、自己覚醒を習慣づけるときに気を付けないといけないこともあります。無理に自己覚醒を身に着けようとすると体調不良や睡眠リズムを崩してしまうこともあるので気を付けましょう。
(1)しっかり睡眠時間をとる
自己覚醒はあくまで寝すぎないように、睡眠時間を一定にするために行うものであり、夜更かしをして次の日朝早くに起きられるように自己覚醒の訓練をするのは良くありません。
短い睡眠時間でも自己覚醒はできますが、それは浅い睡眠しかできていないので十分に体が休まったとは言えません。規則正しい生活にプラスして自己覚醒できるようになるのが一番の理想形と言えるでししょう。
(2)自己覚醒に囚われすぎない
自己覚醒の訓練方法は先ほどの項目にもありますが、起きる時間を強く念じることです。しかしこの起床時間について考えすぎるのは良くありません。
もし起きられず遅刻したらどうしよう…、この時間に絶対起きなきゃ!など深く考え込んでしまうと無意識のうちにストレスが溜まってしまい睡眠の質が悪くなってしまいます。自己覚醒を行うときは少し楽観的に物事を考えるようにしましょう。
(3)目覚ましは忘れずにかける
自己覚醒を習得すれば目覚ましをかけなくても起きられるようにはなりますが完全に身につくまでは起床予定時間より10分程遅い時間に目覚ましをセットしておきましょう。
万が一自己覚醒できなくても寝坊は免れるでしょう。もし自己覚醒が失敗してしまっても、こんな日もある!と前向きに考えるようにしましょう。
早く習得する方法は?
自己覚醒に必要なのは質のいい睡眠です。質のいい睡眠をすることにより起床をすっきりさせ自分の決めた睡眠時間の中でしっかり体を休めることができます。睡眠にはレム睡眠、ノンレム睡眠の周期があり、その周期が正しく回ることで質のいい睡眠が期待されます。自己覚醒をするのに良い時間は6時間~7時間と言われています。
これは睡眠の周期が平均して1時間半ごとだからです。なので睡眠時間を決めるときは1時間半刻みで決めるようにしましょう。また普段の生活も睡眠の質をよくするのに大切です。健康的な生活を送れるようにし、睡眠の質を高めるようにしましょう。
(1)寝る前に食事、飲酒はしない
寝る直前に胃に物を入れると胃が活発になり十分に体が休まらなくなってしまいます。飲酒も同様に催涙効果もありますが時間が経つと覚醒作用が働くため浅い睡眠になってしまいます。
できれば寝る3時間前くらいから胃には何も入れないようにしましょう。飲み物を飲むときは常温の水やホットミルクなど体に優しいものを意識し、カフェイン等も避けるようにしましょう。
(2)ブルーライトを避ける
スマホやパソコンから出るブルーライトは目にとても悪く、脳にも覚醒作用が働くため睡眠時には良くないとされています。寝つきが悪くなったり睡眠の質が落ちたりするので気を付けましょう。最低でも寝る1時間前には使用をやめるようにし、どうしても必要な場合はブルーライトカットの眼鏡を使うなどの対策をしましょう。
(3)就寝時間を一定にする
睡眠の質をよくするには体に寝るぞ!と思わせることも大切です。そのためにも毎日決まった時間に寝るようにしましょう。またパジャマを着ることによりこれから寝るんだな、と思い体が寝る準備をするようになるので気に入ったパジャマを購入するのもいいでしょう。
健康的な生活が自然と自己覚醒につながる
自己覚醒は自分の意志だけで朝自然に目が覚める事です。海外では大半の人が自己覚醒を生活に取り入れています。自然に目が覚めるため寝起きの倦怠感も少なくなり日中の活動も楽になります。この自己覚醒は訓練すれば誰でも習得することができます。
- ○○をする!等、起きる目的を明確にし起床時間を決める
- 起きる自分を想像し起床時間を強く念じる
- 自己覚醒に対するモチベーションを高く持つ
- 起きれたら自分にご褒美を
自己覚醒を行うには強い意志が必要になりますが、その前に睡眠の質を良くしましょう。睡眠の質が悪くなると十分に体が休まらず自己覚醒しても爽快感は現れず、倦怠感が残る場合もあります。自己覚醒の訓練をする前に自分の睡眠を見つめなおしましょう。
- 睡眠時間をしっかりとる
- 自己覚醒にとらわれすぎず何事も楽観的に考え、ストレスをためない
- 目覚ましを使用する
自己覚醒が身につけば今までの寝坊や倦怠感もなくなるでしょう。ですが大体は睡眠不足や生活の乱れが溜まり起きてしまっているのがほとんどです。規則正しい生活と正しい睡眠をしていれば自然と決まった時間に目が覚めるようになるでしょう。そうすれば今まで寝坊をしていて食べられなかった朝ごはんを食べる時間もできます。とはいえ朝からそんなにがっつり食べられない人も沢山います。
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