昼間に眠い症状ってどうしようもないと諦めていませんか?
夜しっかり寝ていても昼間に眠いと感じて、仕事中にだんだん瞼が重くなってしまっていませんか?睡眠はしっかりとってるし、眠いだけの症状で病院に行ったりするのも…と考えてしまっている人は沢山います。
昼間に眠くなってしまうのは睡眠が足りてない
最近は睡眠に悩む人も多いということで、睡眠外来という科の病院もあるぐらい睡眠は人間の体にとってとても重要と言われるようになっています。なかなか睡眠外来にまで足を運ぼうと思う気にはなれない人が多いのではないでしょうか?
病院ってだけで気が重くなってしまう人もいれば、たかが睡眠不足で病院にまでかかる程じゃない、と考えている人もいると思います。睡眠不足を放っておくと大きな睡眠障害を引き起こす原因になってしまうこともあるんです。
そうは言っても中々病院に行く時間が取れなかったり現実的に病院に行く暇がないという人もいます。でも仕事中毎日睡魔と戦いながら仕事をしているという人、そんな人にこそ知ってほしい昼間の睡魔を撃退する方法を紹介します。
まず最初に昼間に眠くなってしまうということは単純に睡眠時間が足りてないということが大きく考えられます。睡眠時間が減っていくということは、体の疲労がしっかりととれていないということになります。睡眠は体の疲れをとることもそうですが、1日の生活で傷ついた筋肉や沢山活動をした内臓を修復する役割も持っています。
その日のことはその日のうちに修復をしてしまった方がいいのですが、睡眠時間がしっかり取れない人はその修復が追い付かないままに筋肉を駆使したりするので、どんどん疲れとして溜まってしまうんです。体の疲労をしっかりととるためにも睡眠時間を確保することは大事なことになってきます。
起きやすい時間に起きると眠い症状が緩和される
しかし睡眠時間をしっかりとっていても、昼間に眠くなってしまう人もいます。睡眠にはノンレム睡眠とレム睡眠という睡眠サイクルがあります。この睡眠サイクルは約90分毎に、変わっていてノンレム睡眠(深い眠り)の時に起きるとそれだけで体の疲れがしっかりとれていないようなだるいような感覚になります。
脳が深い眠りについている時に、無理やり覚醒をすることで、しっかりと睡眠時間をとっていてもなんだか疲れが取れていないような気になってしまうんです。そのだるいような感覚が昼間まで続いてしまって、日中でも眠気がとれなくてウトウトしてしまうことが増えてしまうんです。
できるだけレム睡眠(浅い眠り)の時に起きるようにすると目覚めもよく、その後の日中の生活でも眠気に襲われることが少ないと言われています。しかしレム睡眠やノンレム睡眠がいつ変わっているのかって自分で判断するのはとても難しいんです。
その為最近では、眠る時に腕時計のように腕に付けて脳波をキャッチしてレム睡眠ノンレム睡眠のサイクルを感じ取って自分の起きたい時間と体の起きやすい時間を考えて起こしてくれる目覚ましなんかも発売されています。寝起きもすっきり起きることができて、その後もあまり眠気を感じる事なく生活できるようになります。
しかしそれでも昼間に眠気を感じるという人はまだいますし、なかなかそれだけで改善できない人もいます。そういう人はもしかしたらすでに睡眠障害の一種にかかわってしまっている可能性があります。
あまりにも昼間眠いのは病気の可能性もある
睡眠障害というのはなにも眠れない症状だけではありません。眠れないの反対に眠り過ぎてしまうという病気もあり、過眠症やナルコレプシーと言われています。この睡眠障害は夜しっかり眠っているのに日中怖い程の睡魔に襲われてしまったり、所構わず眠ってしまう病気です。
寝てはいけないと思っていても体が勝手に眠ってしまうので、この症状を抱えている人は大事な会議で寝てしまわないかなど常に睡魔と隣り合わせで生活している人がいます。また、この病気の怖いところは本人が病気だと考えられていないことがとても怖いところなんです。
確かに眠りすぎてしまう、というのは一見自分の生活に何らかの原因があるように思ってしまうので病気かもしれない、とすぐに気が付くの人は少ないです。元々こういった症状を知っている人ならまだしも、身近な病気ではないため知らない人も多いと思います。なのでまず自分の睡魔が睡眠障害の一種として当てはまるのかどうかをしっかりと調べる必要があります。
睡眠障害になっているかどうかは自分ではわかりにくいので、最初にお話しをした睡眠外来に行ってみると早期解決ができるかもしれません。
また病気でなくても、日々のストレスが溜まっていると体がリラックスすることが出来ず、本当は眠らなければいけない時間に眠ることができなくて昼間に眠くなってしまうことが増えたりします。いい睡眠をとるためには体がストレスをため込んでいないことがとても重要になることがあります。
ストレスで症状が悪化しているかもしれない
ストレスの感じ方って人それぞれで、どんなことがあってもあまり気にしない人もいれば、些細な事が気になってしまう人もいます。特に後者は寝る前にそのストレスや不安ごとについて考えてしまい体がリラックスできなくなってしまうんです。
体はリラックスすればするほど、睡眠のとりやすい環境になっていくので、ストレスを溜め込んで体がリラックスできなくなってしまうのは良くないありません。ストレスの感じ方が人それぞれなように、ストレスの解消方法も人それぞれなので自分に合ったストレスの解消方法でしっかりと自分のストレスと向き合うことが大切です。
不安ごとがある場合は不安なことについて考えすぎてしまうのはあまりいいことではありません。しっかりと考えて解決することはとても大事ですが、考え込みすぎるとそれが原因で睡眠環境が悪くなります。
たまには嫌なことを忘れて趣味に没頭したり、ゆっくりと休息を取ることがストレス解消や不安ごとに対する改善方法になります。少しずつでも自分の睡眠環境を整えることで、睡眠の質はあがりますし夜もぐっすり眠れるきっかけになったりします。たかがストレスだと思わずにしっかりと改善していきましょう。
夜ぐっすり眠れるようになると、昼間に眠くなることが減ってきたりして仕事にも身が入る用になります。
昼間に眠くならないようにするためには
昼間に眠くなってしまう原因は様々で、その人の睡眠環境によって変わってくるようなものでした。
- レム睡眠時に起きるようにする
- 睡眠時間を増やす
- ストレスを解消する
など睡眠環境の改善で昼間に眠くなってしまう症状を緩和させることが出来るようになるかもしれません。あまりにも眠くなってしまうようだと、睡眠障害の一種が考えられます。
- 過眠症
- ナルコレプシー
など時間や場所関係なく眠いと感じてしまう病気もあるので、その症状がみられる場合は睡眠外来に行ってみるのもいいかもしれません。
日中眠いと感じてしまうことが1日だけで終わることもあれば、慢性的に続いてしまうこともあります。慢性的に続くようになってしまうと、治療をするのにも時間がかかるようになるので早めに自分の睡眠環境と向き合うことが大切です。
人間の体は夜眠るようにできているので、夜に睡眠をしっかりと取れていないと昼間に眠たくなってしまいがちです。寝つきが悪く睡眠時間がしっかりとれなくなってしまうのであれば、サプリメントなどを使って誘眠してみるのも一つの手かもしれません。最近では、誘眠効果のあるサプリメントも沢山あります。
寝つきをよくしてくれるのにも関わらず、睡眠薬のように起きにくくなるということもないということで眠りに悩みを持っている人にもってこいのサプリメントです。ストレスをなくして、より良い睡眠を得るためにもこういったサプリメントに頼ってみるのもいいかもしれません。