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日本発祥の文化、モーニングで朝食をとるとメリットだらけ!?

モーニングサービスというのは聞いたことがありますか?モーニングというと英語で朝や、午前という意味ですよね。結婚式の新郎新婦の父親や式典で着る礼装の名称としても知られていますよね。ですが大体の日本人が「モーニング」と聞くと、喫茶店で食べる朝食と答えます。

 

 

日本発祥のモーニング文化

モーニングサービスは日本で生まれた英語、和製英語で外国で使うとキリストの礼拝の意味になります。日本発祥の文化で早朝から昼に行われている食事メニューになります。

 

メニューの構造としては、コーヒー1杯を注文するとそれにプラスして食事がサービスで出てくるものです。コーヒー1杯の値段で朝食が食べられる、とてもお得なサービスです。値段の相場はワンコインくらいからでついてくる食事の内容も店によって変わります。

 

外国でも喫茶店などでもモーニングのようなものはありますが特別なものではなく朝食セットとして売られているものがほとんどなので、日本のようにたくさんのものをサービスするというわけではありません。

 

モーニング文化の発祥は愛知県と言われています。モーニングという名前はついていませんでしたがコーヒーを飲むお客にサービスで豆やちょっとしたつまめるものを提供したのが始まりだとされています。

 

モーニングと名を売って提供したのは広島にある喫茶店だったという記録もあります。いくつか説があるため確証はありませんが始まりは1950年代から広がっていったと言われています。

 

発祥の地と言われているだけあって愛知県、特に名古屋はモーニングに力を入れている喫茶店が多いです。競争も強く、いかにすごいサービスを付けるか毎年いろいろなメディアで取り上げられてるのを目にしたことが一度はあるのではないでしょうか?

 

日本人には当たり前になっているモーニング文化、とりあえずいろんなものを付けようという店もありますが、基本的には朝に大切な栄養を摂取できる内容になっているんです。

 

実はしっかり栄養バランスが考えられていた?

朝早起きしてしまった時や早朝の時間をつぶすために喫茶店に行きモーニングサービスを利用しますよね。コーヒーを頼むとついてくるからお得な気分になるモーニング、メニューはあまり気にしたことがないのではないでしょうか?

 

実はモーニングの一般的なメニュー、朝に必要な栄養分がしっかりとれるようになっているんです。

 

(1)トースト

コーヒーにはトーストがとてもよく合いますよね。食パンは炭水化物で糖質やたんぱく質、ビタミンやカリウムが多く含まれています。糖質と聞くとあまり良くないような気がしますが朝は糖質などのエネルギーになるものがとても大切になります。

 

食べすぎは良くありませんがしっかり体のエネルギーになる燃料を蓄えましょう。またご飯よりも軽めなので朝食をしっかりとるのが得意ではない層にも朝食にしやすい食品になっています。

 

(2)ゆで卵

多くのモーニングサービスでついてくるゆで卵、他にもスクランブルエッグや目玉焼きなど朝食の定番ともいえますよね。卵は健康にとてもいい食品で、代謝を上げたり記憶力を上げる力を持ってると言われています。

 

(3)豆

名古屋の喫茶店ではモーニングではなくても豆の入った小袋がサービスでついてきます。豆には多くの栄養が含まれています。体内環境を整える働きがあり。エネルギーや脳の活性化にもつながるので小腹がすいたときにつまむのも良いでしょう。

 

(4)サラダ

レタスやキュウリなどを使った簡易的なサラダは栄養としてはあまり高くはありませんが9割が水分でできているため、不足しがちな水分を多くとることができ便秘や体の老廃物をためにくくし、カロリーが低いためダイエット効果もあります。

 

他にも店舗によってさまざまなメニューがあります。色々な店舗に行ってどんなメニューがあるのか食べ比べするのも楽しいかもしれませんね。

 

朝食をとるメリットとは?

朝食をしっかりとっていますか?モーニングに限らず日々の生活での朝食はとても大切です。朝が弱くてなかなか食べれなかったりお腹が空かないから食べない…なんて日もあるとは思いますが朝食を食べることにはメリットがあります。

 

(1)体内時計が正しくなる

人間は日々の生活の中で生活リズムを作り体内時計を動かします。この体内時計が狂うと夜の寝つきが悪くなったり、朝にすっきり起きられなくなります。体内時計を正すには早寝早起きと3食の規則正しい食生活が必要になります。

 

(2)太りにくい体質に

朝食を食べないと昼にかけてお腹が空いてしまい、昼食時に不足している栄養を一気に取ろうとしてしまいます。そんな日々を続けると一気に食事を摂っても問題のない胃になってしまい、一回の食事の量が多くなってしまいます。それにより夜の食事量も多くなり朝になっても消化しきれなくお腹が空かない、というスパイラルに入ってしまいます。食事の量は考えるようにしましょう。

 

(3)集中力アップ

朝食を食べることにより寝起きですっきりしていない頭に栄養がいきわたり、仕事の効率も上がります。胃に入れれば何でもいいわけではなく炭水化物をメインにバランスのいい食事が重要になります。朝からしっかり作るのは大変だと思うのでスープの作り置きや、夕飯の残りなどを利用したりして忙しい朝でも朝食をしっかり食べれるようにしましょう。

 

朝食が質のいい睡眠につながる?

朝食を食べることのメリットに体内時計を整えるというのをお伝えしましたが、体内時計とはどのように整い、何に関係しているのかを知っていますか?体内時計は夜になったら眠くなる、朝は起きるという生活のリズムを教えてくれる大切なものです。体内時計が狂うと夜の寝つきが悪くなったり朝の目覚めが悪くなります。

 

これにはホルモンが関係していて夜寝つきをよくするにはメラトニンというホルモンが必要になります。メラトニンはトリプトファンやビタミンB6がもとになります。トリプトファンは大豆や乳製品、卵などの食材に、ビタミンB6は魚類やバナナに多く含まれており、朝食べることにより夜にはメラトニンとして変化します。

 

このメラトニンが不足していると寝ようと思っても寝られなかったり、浅い睡眠しかとれなかったり、朝に疲労が残ってしまったりします。またこのメラトニンを多く分泌するのに日光を浴びるのも効果的です。なので朝早めに起きて外に出てモーニングを食べに行くのは体内時計のリセットをする1日の始まりにはとてもピッタリなんです。

 

今まで時間ぎりぎりで起きて慌ただしく準備をしていたのをいきなり1時間早く起きて、喫茶店に行くのは難しいですよね。まずは朝食を食べれる時間を確保できる位の時間に起きるようにしてみましょう。生活のリズムを変えるのには時間がかかります。

 

バナナだけは食べる、ヨーグルトを食べる等、胃に優しい食べ物で栄養価のあるものを食べるようにしましょう。慣れてくると少しずつですが量を食べられるようになります。

 

モーニングをとって豊かな心を

モーニングサービスは日本発祥の文化でコーヒー1杯にサービスで朝食がついてくるというお得なものです。愛知県が特に力を入れていていろいろなメニューがあります。定番のメニューには朝食でとるべき栄養素があり、ただおまけでつけているというわけではありません。

 

  • トースト→1日のエネルギーになる
  • ゆで卵(卵料理)→記憶力アップ
  • 豆類→エネルギーに変わり、脳の活性化に効果的
  • サラダ→水分補給、体内リセット

 

朝食をしっかりとることによりたくさんのメリットが生まれます。

 

  • 体内時計が正しくなる
  • 太りにくい体質に
  • 集中力が上がる

 

体内時計が正しくなることにより日中だけではなく夜の睡眠にも効果が出ます。朝食でトリプトファンやビタミンB6を摂取することにより夜に睡眠ホルモンのメラトニンが多く分泌されます。多く分泌されることにより寝つきが良くなったり睡眠の質が良くなるので、朝起きるのが苦手な場合も睡眠の改善により、すっきり起きられるようになるかもしれません。

 

  • トリプトファン→大豆等の豆類、乳製品、卵類
  • ビタミンB6→魚類、バナナ

 

また日光を浴びることもメラトニンの分泌にいいので朝少し早めに起きて散歩がてら外を歩き、喫茶店でモーニングをするのがいいでしょう。朝にゆっくり自分の時間を作ることでリラックスできます。心に余裕ができるので仕事もいつもより効率的になるかもしれませんね

 

最近では喫茶店だけではなくファミリーレストランやコンビニでも早朝メニューがある店が増えています。うまく時間を利用して心に余裕のある健康的な生活を送れるようにしましょう。

 

どうしても外でモーニングを取る時間が無かったりしっかりとした朝食を取るのが難しい場合、水に混ぜて飲むだけで栄養がとれたりお昼まで腹持ちの良いスムージーなんかも販売されているので、そういったものを飲んでみるのもいいかもしれません。

 

すぐに作ってすぐに飲めるから忙しい毎日にもぴったりです。1杯飲んだだけで朝ごはん変わりになるスム―ジ―でドタバタな朝を乗り切ってみましょう。

 

あの有名な「すっきりレッドスムージー」は効果がない!?飲んでみた感想を正直にレビューしてみました。

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