入浴剤は本当に効果があるの?血行がよくなる入浴剤の使い方
入浴剤を入れると体にいい効果がある、という話を聞いたことはありますか?例えば血行がよくなるので体が温まったり、保湿成分が肌にいいなんて話をよく聞きます。入浴剤が体にいいのはなんとなくわかりますが、実際にどのような効果があるのでしょうか?
入浴剤ってどんな効果があるの?
入浴剤は主に二種類に分かれています。それは医薬部外品の入浴剤と化粧品としての入浴剤です。医薬部外品は腰痛や肩こり、冷え性や神経痛、疲労回復やリウマチ、しっしんやにきびなど幅広い効果があります。化粧品は肌の調子を整えたり、保湿成分を高めてくれるような効果が期待できます。
ここ最近は入浴剤の種類も増えていて、何を選んだらいいかわからなくなってしまうという人も多いです。まずは入浴剤の種類と効果から見ていきましょう。
無機塩類系入浴剤
体を温める効果や体をキレイにする効果、お湯を柔らかくしたりする効果があります。温泉の成分に近いものが多く、入浴後の湯冷めを防いだりできます。
薬用植物系入浴剤
生薬の化学成分とアロマを使った入浴剤で、生薬の種類によって香りや効果が変わってきます。生薬は古くから使われています。
酵素系入浴剤
酵素系の入浴剤は肌に刺激を与えずにキレイにする効果があります。酵素はタンパク質や脂肪を分解するので汚れを減らしたり、洗い流しやすくできるようになっています。
清涼系入浴剤
ミントなど香りや肌触りが爽やかなものが多く、夏になると使う人が多いです。入浴後は肌がさっぱりとするようになっています。
スキンケア系入浴剤
保湿成分が入った入浴剤で肌に浸透しやすい作りになっているので、入浴後も肌の潤いが続きます。乾燥肌や敏感肌の人でも使えるタイプもあります。
入浴剤を使うと血行がよくなるって本当?
入浴剤を使うと血行がよくなるなんてよく言われていますが、具体的にどのような理由でそうなるのでしょうか?血行を良くするための条件として、まずお風呂をためて、しっかりと湯船につかることです。温かいお湯につかるだけで、外側から体が温まります。そうすると毛細血管の働きがよくなり体温が上がるようになるのです。
さらに湯船につかると体がへこむような感じになると思います。これはお湯の水圧によって血管などに圧力がかかり、働きがよくなるので血液の循環がよくなるのです。なので湯船につかるだけで血行はよくなってしまうのです。
入浴剤の中では炭酸系のものが血行をよくするのにいいと言われています。炭酸ガスが体内に入ることにより体に炭酸ガスがたまります。炭酸ガスがたまると体は酸素をたくさん取り入れようと変化するので、血管が拡張して血行がよくなるのです。
なので手っ取り早く血行をよくしたいなら、お風呂につかる+炭酸ガスの入浴剤を使うことでさらなる効果が期待できるでしょう。効果は個人差があり、1日で劇的に変わるわけではないので、できれば毎日続けていくことが大切になってきます。少しでもゆっくりと入浴できる時間を見つけて、自分でできる範囲でいいので行動してきましょう。
血行がよくなると体に何が起こるの?
血行がよくなるのは体が健康的な気がしてなんだか嬉しく感じます。血液は体全身をめぐって酸素や栄養を届けたり、老廃物を排除したりする働きをしているので、もし血行不良になったら体のあちこちに影響が出てしまうのです。
血行がよくなることで体にどのような変化があるのでしょうか?
疲労回復効果
血行がよくなると、体の中の老廃物が排出されやすくなります。体の疲れが取れることで、回復が早くなるようになっています。
代謝が上がる
基礎代謝は生命維持のために消費されるエネルギーですが、基本的に年齢とともに減っていってしまいます。基礎代謝が下がると太りやすくなったり、免疫力が下がったり、顔色が悪くなったりと様々な体の不調の原因になります。
入浴することで血行が促進され、細胞が活性化することにより代謝を上げることができるのです。
肩こりや腰痛を緩和する効果
長い時間のデスクワークや冷えなどは疲労物質がたまり、肩こりや腰痛の主な原因になります。血行がよくなることにより疲労物質を排出しやすくなるので、辛い肩こりや腰痛を緩和する効果があるのです。
肌がキレイになる効果がある
血行が悪くなると肌の細胞が新しく生まれ変わることができず、老廃物がたまって肌が荒れてしまう原因になります。血行がよくなることで老廃物が排出できれば吹き出物ができにくくなり、肌がキレイになります。
血行をさらによくするための入浴方法とは
湯船にしっかりとつかり、入浴剤を使って血行をよくする他に入浴の効果を高める方法があります。それが半身浴です。
ゆっくりと時間をかけて湯船につかることによって、体の疲れをしっかりと解消し、リラックスさせてくれる効果があります。やり方は簡単で、まず37~39℃くらいのぬるめのお湯を浴槽の胸の下くらいになるようにためます。その後、好きな入浴剤を入れます。温度を高くすると体が活発になるので、寝る前は避けたほうがいいですが、活動したいときは少し高めの温度でも大丈夫です。
お湯には20~30分ほどゆっくりとつかりましょう。心臓に負担がかかりにくいので、長時間でも無理なく入浴できると思います。体をしっかり温めることができるはずです。
脱水症状を起こすと大変なので、半身浴中にこまめに水分を取ったり、事前にコップ1杯の水を飲んでおくようにしましょう。
ぬるめのお湯は副交感神経を優位にしてくれるので、心も体もリラックスできる効果があります。他にもストレス解消や汗をかくことにより、自律神経のバランスを整えることができます。寝つきもよくなるので、行うのは寝る前がいいかもしれません。
入浴剤と半身浴を合わせて健康的な生活に役立てちゃおう
入浴剤を入れることで体の不調の解消や美容にと幅広い効果が得られるようになっています。お風呂に入れるだけなので、手間もかからず簡単に使えるのが魅力のひとつです。
様々な種類のある入浴剤の種類からおさらいしていきましょう。毎日の気分によって使い分けてもいいですよね。
- 無機塩類系入浴剤
- 薬用植物系入浴剤
- 酵素系入浴剤
- 清涼系入浴剤
- スキンケア系入浴剤
血行をよくするためには湯船にしっかりつかることが大切です。温かいお湯につかることやお風呂の水圧によって血行がよくなります。
入浴剤の中で血行をよくすると言われているのは炭酸系の入浴剤です。体内に炭酸ガスを取り込むことにより、血管が拡張して血流がよくなります。
血行をよくするために、湯船につかる+炭酸系の入浴剤を使うと高い効果が得られます。血行がよくなることで健康にいいと言われていますが、具体的にはどうなるのでしょうか?
- 疲労回復効果
- 代謝が上がる
- 肩こりや腰痛を緩和する効果
- 肌がキレイになる効果がある
入浴剤や湯船につかることと合わせて半身浴を行うことも有効です。37~39℃のお湯を、浴槽の胸の下くらいになるまでため、20~30分ほどゆっくりつかります。好きな入浴剤を使うことで気分も上がるでしょう。ぬるめのお湯は副交感神経を優位にするので心と体が同時にリラックスできる効果があります。寝る前に行うと寝つきがよくなります。
入浴剤は体を温めたり、冷え性の改善や保湿効果など、特に女性に嬉しい要素がたっぷりつまっています。毎日がんばって疲れた体に、いい香りの入浴剤というご褒美をあげてもいいかもしれません。入浴でその日の疲れを解消することで次の日からもしっかりがんばれるようになります。一度お気に入りの入浴剤を見つけてみてはいかがでしょうか?
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