入浴すると睡眠にいい効果があるって実は嘘!?
仕事などの忙しさにかまけて入浴せずシャワーだけで済ませてしまう人が多いかもしれませんが、シャワーを浴びるのと湯船にしっかりと入浴すると睡眠への影響が変わってくるっと聞いたことありませんか?実際に睡眠への効果に変化があるのか、そしてそれは本当なのかというところに着目してみました。
入浴するとどんないいことがあるのか知りたい!
しっかりと湯舟に浸かることを一日の疲れをとるためのリラックスタイムにしている女性は多く、岩盤浴や温泉に出かける人も少なくありません。温かいお風呂に入ってリラックスしているとなんだか眠たくなってきてしまいますよね。毎日仕事で忙しくしている人は特にそうだと思います。
入浴している時ってじっとしているので、無駄な力が抜けてリラックスすることが出来るんですね。寒いと体が固まってしまいがちですが、温かい湯舟の中にいれば体もほぐれてきます。肩こりなども温めることで緩和されるというようなことを聞くこともあります。しかし入浴をしっかりすることでなぜ睡眠に影響がでるのか疑問に思う点があります。
湯舟につかりながら眠るのならまだしも、入浴しながら眠るのは溺れてしまう危険性やお湯の温度がどんどん覚めてしまい風邪を引く場合もあるのであまりいいことではありませせん。それなのに入浴することで睡眠に何かしらいい効果があるというのは良く耳にします。入浴することで一体睡眠にどんな影響を与えるのでしょうか?
忙しくて毎日シャワーで済ませてしまっている人はしっかりと入浴している人と睡眠にどんな違いがあるのでしょうか?
お風呂と睡眠って関係が深い
お風呂に入ってから布団に入る人が多く湯舟で寝るわけではないので睡眠に関係はないと思ってしまうかもしれませんが、実はそういうわけではありません。眠る時は体をリラックスしてあげることでより良い睡眠がとれたり、スムーズに眠りにつくことができます。
体が温まる効果
しっかり入浴することによって体を内側までしっかりと温める事ができます。人間の体は眠る時に体温が下がることによって眠りに付きやすくなるので、お風呂でしっかり入浴してしっかり体温を上げる事で、いざ寝るぞ!と布団に入った時に体温が上がっている分下がりやすくなるんです。
布団に入る時に体が冷えているとそれ以上体温が下がらないため、なかなか寝つきにくくその分睡眠時間が削れてしまいます。毎日8時間寝たい!と思っていても1時間以上ねむれず布団の中にいる事になってしまう人も少なくないです。
もしかしたらすぐに眠りにつけない原因は、体が冷えている状態で眠りにつこうとしているからかもしれません。いくら体温が下がると眠りやすいからといっても、初めから体が冷えている状態で眠りにつくという考えは間違いなので、体温が下がっていく工程で眠たくなってくる、というのを覚えておくようにしましょう。
また体をしっかりと温める事で他にもいいことがあり、最初に少しお話したように体がほぐれていくので、酷使した筋肉や沢山歩いた日は足の疲れを癒すことができます。湯舟に浸かるのが苦手という人もいるかもしれませんが、毎日入浴することを意識して癖にしてしまえばそんなに大変なことではないかもしれません。
自分の体に変化があったら入浴効果かも…!?
体を温める事で眠りにつきやすく、睡眠時間を削ることが減るという理由で入浴するといいと言われている事がわかりました。しかし他にも入浴と睡眠は大きなかかわりがあるんです。
睡眠の質があがる
睡眠の質というものを聞いたことがある人は多いと思いますが、睡眠時間が短くても睡眠の質が高ければ日中に眠気を感じたりすることが少なくなったりするみたいなんです。しかし睡眠の質を意識的にあげようと思ってもなかなか上げられないことが多く、知らない間に睡眠の質が低下してしまっている場合があります。
睡眠の質を上げるためにも入浴で体を温めてあげることはとても効果的なんです。眠る時は副交感神経が活発になりますが、副交感神経を刺激されるとリラックスしやすくなります。リラックスしているとなんだか眠たくなってきたり7ぼーっとしてしまいますよね。
お風呂に入っている時も同じくぼーっとしてしまったりしてしまいますが、これは悪いことではなくむしろいいことで入浴することで副交感神経を刺激してそのまま質の高い睡眠がとれるということなんです。
質の高い睡眠をするには規則正しい生活をするのも大切ですが、たかがお風呂だと考えて毎日シャワーだけで済ますのではなく、しっかりと湯舟につかるようにしてみましょう。それだけでグッスリ眠れるようになったら、いままで副交感神経があまり働いていなかったのかも…いうとう考えになりよりいい睡眠を取れるようになれるかもしれません。
入浴するときに気を付けるべきこと
いくら入浴することが睡眠に良い効果があるといっても、何事もやりすぎは良くありません。お風呂に長く浸かればいい、という考えは間違ってはいませんが1時間以上湯舟に浸かっていると、どんどんお湯が冷めてきてしまいます。
覚めてきたお湯に入っていても逆に体が冷え始めてしまうのでよくありません。最初からその温度ではなく、だんだんぬるくなってくるので意外にもだんだん冷めてきてしまうことに気が付かない人もいるみたいです。
基本は1時間以内に湯舟から出るように心がけた方がいいかもしれません。温かくなった体を何時間もそのまま放置してしまうのもあまりいいことではなく、せっかく温めた体が冷えてきてしまう前に布団に入るようにこころがけましょう。
だいたいは眠る30分前に入浴を済ませるぐらいがいいかもしれません。30分の間に髪をしっかりと乾かすようにして、髪がぬれたまま眠りにつかないように注意が必要です。
濡れた髪を乾かさずにいると眠っている間に風邪を引いてしまうことがよくあります。これは夏場のような温かい時でも言える事なので、夏だからいいや!と思わないようにしましょう。
髪が濡れたままだと不快感などで寝つきにくくなってしまうこともあるので、しっかり体を温めていても寝付くまでに時間がかかってしまったり、睡眠の質が上がるどころか下がってしまうことも考えられます。
より良い睡眠をとるために入浴剤で楽しいバスタイム
入浴で睡眠への効果が期待できることが嘘ではないということがわかりました。
- 体を温めて寝つきやすくする効果
- 筋肉や疲れなどをほぐして寝起きがすっきりする効果
- 湯舟に浸かりリラックスすることで眠りやすくなる効果
シャワーしか浴びずに毎日を過ごしている人は今日から湯舟にしっかりと浸かるバスタイムを始めてみてはいかがでしょうか?しかしお風呂ってなにもすることがないし飽きてしまうこともあります。
多少濡れてもいいような雑誌や漫画をお風呂に持ち込んで時間潰しをしてみるのもいいかもしれませんね。入浴剤などで香りを楽しんでより体をリラックスすることも睡眠に効果があるように思います。入浴剤を使うと疲労回復などに効果的だったりするので、お風呂に入りながらマッサージをしてみるのも一つの手です。
入浴剤って沢山あってなんだかどれを選んだらいいかわからなかったりしてしまいますが、実際に販売されている入浴剤を使用して寝つきに変化があったのかなどをかいた記事もあるので、入浴剤で悩み始めた人がいたらぜひこちらの記事も読んでみてください
睡眠の入浴の関係は深いので少しでも入浴時間に飽きがこさせないようにするには、雑誌などもそうですが、入浴自体を楽しめる工夫を入浴剤でしてみるのもお風呂を楽しむ秘訣になるのではないでしょうか?
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