朝食は食べるべき?徹夜明けに向いてるメニューは?
勉強やアルバイト、遊びの時間など1日24時間じゃ足りない!と思ってしまいますよね。そんな時にやってしまいがちな徹夜、徹夜明けで活動するとき朝食は食べていますか?今回は徹夜明けの朝に食べやすい朝食メニューを紹介します。
よく徹夜してしまうけどその後どうする?
若いうちだからできる徹夜、遊ぶために夜更かしするのはオールという言い方もします。徹夜をすれば寝ている分の時間も使うことが出来ますから、勉強を進めたり自分の時間として使うことができます。ですが辛いのは徹夜明け、1日の疲れを癒すことなく次の日を迎えるので疲れがどっと出てしまいます。
元気もそこまで出ないし体も重くなりますよね。食欲もあまり沸きません。それだけ体の中も弱っているということです。ですが徹夜明けでもしっかり朝食はとったほうがいいです。朝食の重要さについても知っていきましょう。
朝食を食べることのメリットとは?
最近では朝食を取らない人が増えてきていますが1日3食しっかり食べるというのはとても大切で、その中でも1日の活力ともなる朝食は一番大切と言っても過言ではありません。朝食をとることで体にどんな影響があるのでしょうか?
(1)頭の回転が速くなる
脳がものを覚えたり何かを考えたりするときはエネルギーが必要になります。朝食を食べなくてもなんの問題もない、と思うかもしれません。いつもと同じ作業、勉強なら問題ないかもしれませんが新しいことはすぐに流れて行ってしまうでしょう。また朝食をとるのととらないのでは集中力も大きく変わってきます。
(2)朝という認識ができて目が覚める
決まった時間に朝食を食べるようになると体と脳がその時間を覚え、覚醒する時間なんだと認識するようになり朝食を食べることで目が覚めるようになります。朝が苦手だという人やなかなか意識がはっきりしない場合は体が朝と認識していないからかもしれません。体内時計のリセットには日光を浴びることも大切ですが朝食を食べることも良いことです。
(3)太りにくくなる
痩せたいから食事を抜く人も多いと思います。ですが1日の食事量を極端に減らしてしまうと1回の食事で体が蓄えこむ量が多くなってしまい、太りやすい体質になってしまいます。
普段食事をするとエネルギーになったり体を作るために栄養が使われるのですが、不規則な食事回数になると脂肪としてエネルギーを貯蓄しようとして太ってしまいます。筋肉を動かすエネルギーも不足しがちになるので筋肉が落ち、脂肪になってしまいます。
徹夜明けにピッタリのメニューは?
朝食が大切なのは分かりましたが徹夜明けにそんなにがっつりしたものは食べられませんよね。ですが食べないのもよくありません。徹夜するのに使ったエネルギーを補充するためにも少しでも体に栄養を取り込みましょう。
本来であればしっかり栄養バランスを考え食べることが一番良いので、あくまで徹夜明けで重いものが食べられないときのメニューになります。
(1)栄養補助食品
最近では片手で手軽に食べられる、栄養補助食品、携帯食料が増えてきました。もちろん補助食品なのでそれだけで全部の栄養が摂れるわけではありませんが短い時間で簡単に食事を済ませるにはちょうどいいでしょう。
(2)スープ、みそ汁
固形物をあまり食べたくないときはスープで済ませます。咀嚼をすることでも目が覚めるのでできれば具ありがいいです。体を温めると体の調子も良くなりますし、お腹もすきやすくなります。
(3)青汁、スムージー
飲み物で手軽に朝食をとるならたくさんの栄養素をもっている青汁やスムージーがいいでしょう。野菜は腸内を活発にしてくれてお通じも良くなります。オリジナルのものを作ったりすると毎朝が楽しくなるかもしれません。
(4)サラダ
野菜はほとんどが水分でできているので朝でも問題なく食べることができるでしょう。その日の食欲に合わせて具材を増やしてもいいですし、余っても昼や夜でも食べることができます。朝作るのが面倒な時は前日の夜に作ったりすればいいので簡単に用意できます。火やレンジも使わないのですごく時短ですよね。
(5)おかゆ
エネルギーを付けるのには炭水化物が一番です。でも胃が慣れていないと食べるのに時間がかかったり腹痛になったりすることもあるかもしれません。そんな時は食べやすいくらいまで柔らかくしたおかゆを食べましょう。味もあっさりしてますし体も温まります。前日の残りのご飯も使えますし基本的に煮込むだけなので手間もありません。
徹夜が招く体への影響とは
今回は徹夜明けの朝食メニューについて紹介はしましたが本来であらばしっかり睡眠を取ってそこで使ったエネルギーを補給し1日の活力にするために朝食をとるのが正解です。徹夜をすれば時間は手に入りますがその分のデメリットもあるので理解したうえでどうしてもの時だけにしましょう。
(1)体内時計が狂う
朝は起きて夜は寝るという体内時計があります。体内時計によって眠くなったり朝目が覚めます。徹夜を定期的にしたり睡眠時間を極端に減らしてしまうと体内時計が狂ってしまい、変な時間に眠くなったり、寝たいときに寝られなくなってしまいます。睡眠の質も悪くなって寝ても寝ても寝た気持ちにならなくなってしまいます。
(2)集中力が続かなくなる
人間の集中力が続く時間は90分と言われています。これは休憩をすれば回復もしますがずっと続くというわけでもありません。無理に徹夜してずっと作業をしていても集中力は続きません。また夜寝ることによって脳の回復も行うので寝ないと脳の回復もしなくなり次の日の集中力にも影響します。
(3)記憶力が下がる
一番ものを覚えるのに最適な時間が寝る前だとされています。これは寝る時に脳が情報を整理するとき一番最初に行うのでそのまま記憶として残しやすいからです。
寝ずに勉強するとたくさんのことを一気に覚えれれるので効率はいいかもしれません。しかし徹夜して覚えた情報は一時的なものが多くほとんど記憶としてのこりません。本当に身に着けたいことがあるときは徹夜ではなく寝る前にコツコツやるのがいいでしょう。
(4)免疫が落ちる
体を酷使し続けて無理をするので体の免疫が落ちて体調を崩しやすくなります。一生懸命勉強したのに体調を崩して力が発揮できなくなるのは嫌ですよね。
健康的な生活を心がけよう
どうしても時間が足りないとき徹夜をしてしまいますよね。くたくたの状態で迎えた朝、しっかり朝食を食べていますか?朝に物を食べたくないと思ってしまいますが朝食には一日に活力をつけるためにとても大切なんです。朝食の重要性を知りましょう。
- 頭の回転が速くなる
- 目が覚めやすくなる
- 太りにくくなる
ですが徹夜明けにいきなりヘビーなものを食べてしまうと消化不良を起こしたり気分が悪くなってしまうでしょう。朝まで起きてた時は胃に優しいメニューを選ぶようにしましょう。
- 栄養補助食品
- スープ・みそ汁
- 青汁・スムージー
- サラダ
- おかゆ
徹夜して頑張るのも良いですが、できるだけ徹夜しないようにしましょう。たまになら問題はありませんが定期的に徹夜するようになると体に影響がでてしまう場合もあります。
- 体内時計が狂う
- 集中力が続かなくなる
- 記憶力が薄くなる
- 免疫が落ちる
無理はしないように計画的に作業を進めるようにしましょう。体が一番大切です。朝どうしても食欲が沸かない時は飲み物で手軽に済ませましょう。体の中を温めてしっかり栄養もとれる青汁は朝食メニューとしていいかもしれません。体の中の冷えをできるだけなくして、朝食を食べられる体づくりをしていきましょう。