あくびが出るのは悪いこと?原因は酸素不足って聞くけど本当は違うかも!
何もしていないときにあくびが出て止まらないという時があり、仕事をしているときや人と話をしているときにあくびがでそうになると少し困ることがあります。原因は酸素不足ではないか?ということを耳にすることが多いですが、実際に酸素が足りていないことが原因であくびが出てしまうのでしょうか?
常にあくびをしていると印象がわるい!?
あくびをしたことがないという人はきっといないのではないか、というぐらいにあくびは普段からしている人が沢山います。といっても家でリラックスしているときは大きな口をあけてあくびをすることもありますが、出先であくびがでそうになっても我慢したりあくびがでないように気を付けている人も多いです。
あくび=眠たいという考え方が多く広がっていて、人と一緒にいる時にあくびをしてしまうと眠たいと言われているように感じると受け取る人も中にはいるので注意が必要になってきます。
仕事中にあくびをしているのも同じく集中できていないと判断されてしまう場合があります。自分では自然にでてしまうものだから仕方ないと思っていても実際に相手から見たときのあくびにはあまりいい印象がないのかもしれません。しかし眠くないのに自然にあくびが出てしまうときはなんだか仕方がないような気がしてしまうのも事実です。
眠い時にあくびがでるのは普通かもしれませんが、眠たいわけではないのにあくびが出てしまうのはどんなことが原因なんでしょうか?今の社会ではあくび=睡眠不足、集中できていないなどの考えになってしまうこともあるので、眠たくないときのあくびもできる限りしないように注意したほうがいいのかもしれません。
あくびがでる原因はなにが一番考えられる?
あくびが出てしまう原因をしっかり知ることで自分の体に何が不足しているかなどがはっきりとわかるようになるかもしれません。
体を起こさせるためのあくび
眠たくなる時にでるあくびなので、普段から一番しているあくびが体を起こさせるためのあくびです。何かに集中しているときにはあまりあくびはでませんが、ぼーっとしながらテレビを見ているだけで何もしていなかったり注意力が低下していたりする時に体を目覚めさせるためにあくびが出ると言われています。
眠たいからあくびが出るのではなく、眠たくて注意力が低下している体をしっかりと起こしたり注意力を元の状態に戻すためにあくびが出るんです。夜寝る時にあくびがでていても無理に体を目覚めさせたり意識をはっきりとさせる必要はなく、睡眠を取ったほうがいいと思います。
眠い時にあくびをしていてもあまり気に病む必要はないですが、時と場合によってはあくびを我慢したり見せないようにする工夫も必要になってくるのではないでしょうか?
体内で異変が起こってる時にでるあくび
眠くない時でも体に異変が起こっているとあくびがでることがあり、生あくびといいます。酸素不足であくびがでるというのはもしかしたらこちらに当てはまるのかもしれません。
しかし酸素不足と一概にいっても、血液の中の酸素が不足していたりするので事としては大きなことなんです。脳へいく血液が減ってしまったりすることも原因の一つとして考えられているので、生あくびが止まらない場合はどこかがおかしいと一度自分の体に異常がないか確認をしましょう。
酸素不足になって生あくびが出始めてからでは遅い!
生あくびが止まらない時はもしかしたら何かの病気になってしまっていることも考えられます。病気のサインがあくびだと気が付くことが遅れて治療にも時間がかかってしまうこともあるので変だと思ったら早めに病院に行きましょう。
しかし生あくびではなく、睡眠不足からくるあくびや眠たい時に出てしまうあくびなど普段の生活の一部になっているあくびは特に心配はいりません。あくびは眠い時に出るものなので、夜眠る前にあくびがよくでるようであれば無理して我慢する必要もないんです。
あくびをすることで交感神経の働きが落ち着いてくると言われているので、交感神経が落ち着くことで眠る時に必要になってくる副交感神経を働かせてくれるきっかけになります。副交感神経の働きが活発になってくると、体をリラックスさせてグッスリ眠ることができるようになるので、とてもいい睡眠ができるようになるんです。
いい睡眠というのはもちろん睡眠時間のことをさしていることもありますが、体をリラックスさせてしっかりと睡眠がとれた時は睡眠の質がとても高く、体の疲れなどが取れやすいと言われています。
睡眠は体の疲れをとるためにも必要なことですが、脳の休息を取るためにも必要なことなのでリラックスして質のいい睡眠をとることでより疲労感をなくすことができます。あくびをして交感神経の働きを落ち着かせるのは寝る前にはいいことですが、昼間の時間帯にはそのまま眠気に負けないように注意が必要になってきます。
原因はわかってもあくびを止められないときは?
昼間にあくびが出ないように生活するには何に注意して生活すると眠気を感じずにいられるのでしょうか?
脳が目覚めるような飲み物を飲む
ぼーっとしてしまい眠気を感じてしまうことが多いので、炭酸など刺激の強いもので目を覚まさせてあげると効果的かもしれません。しかし普段から炭酸をよく飲んでいたりすると、あまり効果が期待できないこともありえます。
よく刺激の強いものを飲んでいる人はその刺激になれてしまっているので、体が刺激と思わず目があまり覚めてくれないかもしれません。そういう時はガムやグミを噛んだりして起きていないとできないことをしてみましょう。
刺激のある飲み物でなくても何かを飲むことで体を起こしてあげることができるかもしれないので、眠たくなったら何かを口にするのは効果が高いのではないでしょうか?
目薬をしたり体を動かす
眠くなった時に目薬をしてしょぼしょぼした目を復活させてあげましょう。目薬にも種類があり、あまり刺激の少ないものや少し目に入れただけでもひんやり感を出してくれるものまでいろいろです。
ひんやり感がでるものの方が目覚めにはいいですが、しみるのが苦手な人は無理をしてそういう目薬を使う必要もありません。仕事をしている時でも少し体を動かすことが可能な状況ならば、眠くなった時に少し体を動かしましょう。人の多い職場で眠くなってしまうのは部屋の中の空気が悪いせいも考えられます。
一度部屋の外にでて体を思いきり伸ばしてみると、体がスッキリしてその後の仕事が捗ります。トイレ休憩などの時にそういった行動をすると自然に職場をでることができると思います。
あくびは時と場合で良し悪しがある
あくびをするのは悪いことではないですが、人から見たときはあまり気持ちのいいものではないので、ときと場合を考えてあくびが出ないように自分の体を覚醒させてあげることが大切です。
- 飲み物や食べ物を摂る
- 体を動かす
- 目薬を差す
小さな行動でも体は目覚めることができ、あくびも出にくくなります。あくびが出てしまうのはその場の環境などのせいというのも考えられるので、部屋の空気を入れ替えたりしてもいいと思います。またあくびの中には病気のサインになっているものもあり、眠たいわけではないのに常にあくびが止まらない時は病院に行って検査をしてもらいましょう。
夜眠る時にあくびがでるのは誰にでも起こることなので、無理せず早めに布団に入るとそのままスムーズな寝つきを手に入れることができるかもしれません。寝つきに不安がある人はあくびが出たタイミングで温かい飲み物を飲んだり、冷え性の人は指先などを温めたりストレッチをして、眠る準備をしていくと寝つきの不安が消ることがあります。
寝つきをよくするには体を眠る時の状態にしてあげることですぐに眠れたりするので、眠れないことを深く考えず体の調子を見ながら布団に入りましょう。体を軽く温めてくれるストレッチや温かい飲み物をのむことでホッと一息つけるようになるので、体をリラックスさせるためには効果的です。
飲み物も毎日同じものを飲むのは飽きてしまうので、簡単に作れるホット青汁などを健康のために飲んでみてもいいかもしれません。健康のために飲み始めた記事もあるので一度見てみて下さい。