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寝言で叫ぶ、歌うのはストレスが原因?

寝言で叫ぶ、歌うなどの行動に悩まされたことはありますか?無意識に寝言を言っていて、家族に指摘されて、恥ずかしい思いをしたことがある人もいるでしょう。寝言を言う人は多いですが、なぜ人は寝言を言うのでしょうか?寝言の原因は、脳が起きている状態と眠っている状態の切り替えがうまくできていないことにあります。

 

 

家族に寝言を言ってると指摘されてすごく恥ずかしい

睡眠中に夢を見ている時、脳はレム睡眠という夢を見る状態になっています。この状態だと記憶を整理したり、身体は休んでいるので動きません。ただなんらかの原因で身体が動いてしまうことにより、寝ながら話したり、動いてしまう場合があるのです。

 

これが寝言になります。夢の中でピンチなことが起きると脳が興奮してしまい、声を出すための声帯の筋肉が動くため、声が出てしまうことがあるようです。寝言に話しかけて会話ができたりすることがありますが、これも脳は寝ているのに、なぜか声帯が動いてしまう場合に起こります。

 

寝言は子供と高齢者に多くみられることがあります。これは子供の脳が成長段階なのと高齢者は脳が老化してきているためです。じゃあそれ以外で寝言を言うのはヤバイのだろうかと考えすぎな人がいますが、特に問題ありません。

 

大人でも寝言はよくあることなので、寝る時にそこまで気にすることもないでしょう。考えすぎると眠れなくなり不眠症になってしまうので逆効果です。

 

叫ぶ、歌うなどの症状は放っておいても大丈夫?

寝言で叫んだり、歌ったり、身体をバタバタさせていたら不安になって起こしたくなるでしょう。寝言を言う人は幽霊と会話しているという都市伝説のようなものがあります。寝言にこちらが返事をしてしまうと幽霊が会話を邪魔されたと思って怒り、寝言を言ってる人をあの世につれて行ってしまうというものです。

 

話しかけること自体は問題ありませんが、むやみに話しかけるのはやめたほうがいいでしょう。これは寝言を言っている人のレム睡眠を邪魔してしまうことになるからです。人間はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返しています。ノンレム睡眠は深い眠りになるので、話しかけてもほとんど起きません。

 

レム睡眠というのが浅い眠りのことで、脳は動いているけど身体は眠っている状態です。人が夢を見るのはこの時になります。脳は起きてる状態になるので、話しかけられると反応してしまいます。この時に話しかけてしまうと、脳に負担がかかるので睡眠不足になってしまうのです。

 

寝言を言うのはレム睡眠時なので、寝言でうなされて辛そうだったとしても話しかけたり、起こしたりするのはやめたほうがいいかもしれません。起こしてしまった時に怖い夢を見ていた場合は、その夢が頭に残りやすくなってしまうので、そっと見守るだけにしましょう。

 

毎回寝言に話しかけてしまうと、その人のストレスがたまったり、疲労が解消できず体調を崩しやすくなってしまいます。ただいきなり寝言の回数が増えたりした場合は強いストレスを抱えている場合があるので、話を聞いてあげるのがいいかもしれません。

 

寝言を改善する方法なんてあるの?

寝言自体は重要な病気ではないですが、寝言を言ってしまうことに困っている人は多いです。寝言の多さを指摘されてしまうと、それを気にして友人と旅行にも行けなくなってしまいます。寝言は浅い眠りからきているので、寝言をなくすためには深い眠りが増えるようにすればいいのです。

 

まず寝言の原因が何なのかを探るようにするのがいいでしょう。例えば精神的なストレスや寝室の環境だったり、もしかしたら睡眠障害のせいかもしれません。原因を先に見つけてからのほうが解決は簡単になってくるでしょう。

 

ストレスが原因の場合

ストレスの元になっている仕事や人間関係などを見つけましょう。いつも頭の中でぐるぐる考えているマイナスなことが原因になっている可能性が高いです。相手や環境を変えることは難しいので、まず自分の身体を休めて安心させてあげましょう。

 

落ち着いてきたら自分が好きなことをして自分自身を満たしていくのがいいです。自分がいい気分でいれるようになるとストレスがなくなってきます。ストレスを抱えたままだとあちこちに悪影響が出るので、まずは自覚することから始めましょう。

 

室内環境が原因の場合

遅くまでスマートフォンを使用していたり、寝室の照明が明るかったりしていませんか。湿度や温度は自分にとって適切でしょうか?枕や布団などは自分の身体や季節にあっていますか?細かく見直していったほうがいいかもしれません。寝具や環境が心地よくなれば自然と寝つきがよくなります。

 

睡眠障害が原因の場合

上の二つを変えても寝言の数が変わらない場合は睡眠障害の可能性があるので、一度病院へ行きましょう。

 

寝言は認知症のサイン?

大声で叫ぶような寝言や手足の激しい動き、そのままベッドから落ちてケガをしてしまうほど、睡眠中に起きる異常な行動は病気のサインかもしれません。レム睡眠行動障害という、夢で見ている行動と同じ行動を取ってしまうという病気になります。

 

この病気はまだ不明な点が多いですが、おそらく脳幹に異常があることが原因と言われています。脳幹は脳と脊髄をつないでいるので、睡眠中に脳が身体に動けと出している指令を脳幹が止めてくれることで防いでくれます。ところが脳幹に異常が起こると身体に脳からの指令が届くので、夢の中と同じ行動を取ってしまうのです。

 

このレム睡眠行動障害はパーキンソン病やレビー小体型認知症のサインの可能性があります。パーキンソン病は脳の異常のために身体に障害が起こる病気のことで、レビー小体型認知症は脳内のたんぱく質が変化して、脳の神経を攻撃してしまう認知症のことです。

 

さらに腸の自律神経を破壊されてしまい、便秘の症状が出やすくなります。もし寝言の症状が激しく、便秘が頻繁に起こっている場合は認知症の可能性もあるので、早めに病院へ行ったほうがいいでしょう。

 

早めに発見できることで進行を緩やかにできる場合があります。寝言はたいてい害はないものなので、あまりないとは思いますが、念のため知識として頭の片隅に入れておいてもいいかもしれません。

 

寝言をしゃべっていても、まずは見守るようにしよう!

私たちが夢を見るのはレム睡眠という浅い睡眠の時です。この状態は身体は休んでいますが脳は起きています。人間はレム睡眠とノンレム睡眠を繰り返していて、ノンレム睡眠は深い眠りになるので、話しかけてもほとんど起きません。

 

人が夢を見るのは眠りの浅いレム睡眠の時になります。この時話しかけられると、脳に負担がかかるので睡眠不足になってしまうのです。寝言を言うのはレム睡眠時なので、寝言でうなされて辛そうだったとしても話しかけたり、起こしたりするのはやめたほうがいいかもしれません。

 

ただいきなり寝言の回数が増えたりした場合は強いストレスを抱えている場合があるので、話を聞いてあげるのがいいかもしれません。寝言の改善は原因によって変わってきます。

 

ストレスが原因の場合

ストレスが原因という自覚がある場合は、身体をゆっくり休めましょう。

 

室内環境が原因の場合

寝室の温度や湿度、照明や寝具などが自分とあっているかどうか見直しましょう。

 

睡眠障害が原因の場合

上の二つを変えても寝言の数が変わらない場合は、一度病院へ行きましょう。

 

声で叫ぶような寝言や手足の激しい動き、そのままベッドから落ちてケガをしてしまうほど、睡眠中に起きる異常な行動は病気のサインかもしれません。レム睡眠行動障害という、夢で見ている行動と同じ行動を取ってしまうという病気の可能性があります。

 

この病気はまだ不明な点が多いですが、おそらく脳幹に異常があることが原因と言われています。症状が激しい場合は病院へ行きましょう。ストレスを解消するには腸内環境をよくすることが大切です。腸内環境をよくするにはバランスのよい食事や運動が大切ですが、いきなりだと大変なので飲み物で改善していってもいいでしょう。気になる人はコチラの記事も見てみてください。

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