ネット依存症の治し方。重度な身体の症状を和らげる!
現代の生活ではインターネットが欠かせないものになりました。中にはインターネットの使い過ぎでネット依存症になっている人が本当に沢山います。特に若い年齢の人達はネット社会で生きていると言っても過言ではないでしょう。治し方はあるのでしょうか?
ネット依存症の症状
運動や睡眠の妨げになっているネット依存ですが重度になってしまうと治らなくなってしまうかもしれません。ネット依存が治せなくなる前に前に治し方を知っておきましょう。どこからがネット依存症になっているのかなど境界線ってわかりにくいですよね。
下記7つのうち複数当てはまる人はすでにネット依存症になっている可能性があります。チェックしてみてくださいね。
□ ネットをしていたら知らない間に長時間がすぎていた
□ ネットをするためにやらなくてはいけないことが疎かになった
□ 外に出かけたり、友達と遊びに行くよりもネットをしている
□ ネット関係の友達が大勢いる
□ ネットのない生活が考えられない
□ ネットをしていることを邪魔されるとイライラする
□ 翌日朝早くても気にせず深夜までネットをしている
1日、2日だけであれば大丈夫ですが、気が付かないうちに毎日繰り返しているようだと重度のネット依存症になっているかもしれません。お風呂に入る時にスマホをいじっている人も多いみたいですが、これもネット依存に繋がっているんじゃないかなと思っています。
重度な症状が出る前に
ネット依存になってしまう原因は、やっぱり現代のネット社会にあると思います。特に今は若いうちからスマホを持つことが多くなっているので、若い子は連絡ツールやSNSをするために長時間スマホを使っていることが当たり前になってしまっているんですね。
ネット依存症になると外に出なくなってしまうことも多いみたいです。家の中でネットをして1日を過ごしてしまったり、睡眠時間を削ってずっと友達と連絡を取り合っていたりするので健康にもよくないんです。1日家に居てネットをしているということは、運動をしなくなってしまいますよね。
たまにそうやって過ごすのは気分転換になると思いますが、週に何回もそういう日があったり、家にいてもずっと動かないのは運動不足になってしまいます。体はちゃんと動かさないと体調にも良くないですし、人間は太陽の光を浴びて毎日行動をしているので家にずっといるのはあまりいいとは言えません。
ネットばかりしていて睡眠をしていないことが続くと疲労が蓄積するばかりで疲れが取れなくなってしまうんです。睡眠不足になると頭も上手く回らないので仕事や学校の授業に支障が出たりします。
睡眠をしているときにも成長ホルモンは働いているので、育ち盛りの中高生は特にネット依存には気を付けるようにしましょう。スマホを触りながら長時間過ごしていると、目に疲れが溜まります。
ずっと集中して画面を見ていると、瞬きの回数が減ったりするのでドライアイの原因にもなります。パソコンやスマホを触るにしても1時間に1度は休憩をするようにしましょう。他にもながらスマホが良くない、と言われているようにネットをしながら歩いたりするのはとても危険です。
外でネットをしながら歩いていると自分の周りに注意が払えなくなるので、思わぬ事故やちょっとした怪我に繋がってしまいます。人の多いところでながらスマホをしていると、人にぶつかってしまうこともあるのでながらスマホは控えましょう。
ネット依存症は体にも影響する
他にもネット依存症は体への影響も多く見られています。
- 眼精疲労
- 睡眠不足
- 頭痛
- 肩こり
- ストレートネック
- 若年性健忘症
などがあげられています。
パソコンやスマホを触っている時の体勢が悪い人が多く、肩こりの原因になってしまいます。スマホを触っている時って頭が下向きに下がってしまいますよね。そうすると首の後ろ側から肩への筋肉に変に力が入ってしまったりして血のめぐりが悪くなって肩こりが起こってしまいます。
ストレートネックが原因で肩こりになっている場合もあります。ストレートネックは頭全体が前に出てしまうことで首の骨が真っ直ぐになってしまう現象のことです。
普通首は少し反るような形で出来ているのを知っていますか?頭が下がってしまうことで元々の首の骨の形から変わってしまい、肩こりや頭痛まで引き起こしてしまうんです。重度の症状だと首が普通とは逆向きに曲がってしまったりするそうです。
ネット依存症からくる肩こりや頭痛の治し方として有力なものは、根本的にまるまってしまっている肩を伸ばしてあげることだと思います。スマホをしている時の体勢は前屈みで頭が下に向いているので、姿勢を真っ直ぐにして上半身のストレッチなどをしてみましょう。
スマホ肘も似たようなことが原因です。スマホを持っている時って肘が曲がっているので、肘が曲がったまま神経障害が起こってしまったりします。スポーツをしていて肘が真っ直ぐ伸びなくなるような感じととても似ています。
スマホの使い過ぎで肘が伸びなくなってしまうなんてあまり考えられませんが、全くあり得ないということはないので気を付けましょう。
重度な症状は記憶障害にまで!?
ネット依存症の症状を見ていて一番問題がありそうだと思ったのが、若年性健忘症です。若年性健忘症になってしまう原因も現代のネット社会に原因があります。最近は何をするにもネットを使ってしまい、脳を活発に働かせることがとても減りました。
昔は手紙を書いたりするときに脳を使って漢字を沢山書いていたと思います。誰かとコミュニケーションをとる時も打てば難しい漢字に変換してくれるパソコンやスマホがあれば、自分で難しい漢字を書くことも減りますよね。
特に脳を活発に働かせる若い年代の人が、ネット依存症になっていることが多いので若年性健忘症になる人が増えています。普段何気なく使っているネットが自分の脳の働きを妨げてしまっているんです。
脳の機能が活発に働かずどんどん衰えていく先がもの忘れに繋がっていきます。重度な若年性健忘症になると記憶障害になってしまうこともあるみたいです。脳の働きが低下することが原因で起こることなので、簡単な計算問題や謎解きのようなものをしてみるといいかもしれません。
難しい問題だとわからずに詰まってしまったりするので、簡単に解けるようなものを選んでみましょう。治し方としてはこれが一番いいと思います。脳が活発に働くようになるのは、脳を使ってあげることが大事です。歳を取っても物忘れが激しくならない予防にもつながります。
ネット依存症の治し方はある!
脳にまで影響のあるネット依存症を軽く見ていませんか?体に起こる症状の治し方を知っても、ネット依存症そのものを治さないと繰り返してしまいます。ネット依存症は治すことのできる病気です。
ネットをする時間を決めたり、むやみやたらにネットを開いてしまわないようにネットをしないときはネット回線を切っておくなどしましょう。SNSやLINEなどの通知を切ったり、通知の届く時間を決めておくのもいい方法だと思います。依存の治し方は依存しているものから離れることが一番です。
難しいかもしれませんが、本当に治したいと思っているならば家族や友人にも協力をしてもらって、ネットを開いていたら声をかけてもらうようにしましょう。人と話している時ってネットから目を離しますし、ネットのコミュニケーションではなく目の前のコミュニケーションを大事にしましょう。