睡眠効率が悪いと起きれない!睡眠時間は関係ないって本当?
睡眠はただ眠るだけではなく良い悪いがあり、良い睡眠をすればするほど睡眠効率が良くなっていきます。この睡眠効率が悪くなってしまうと、朝起きれない原因になってしまうんです。睡眠時間が短いから朝が弱くなるんじゃないの?と考える人はきっととても多いのではないでしょうか?
しかし短時間睡眠で朝しっかり起きて仕事に行っている人もいます。朝起きれないのは睡眠時間が要ではないのです。
睡眠効率が良いといいことが沢山
睡眠時間が多ければ多いほど脳や体の疲れは沢山取れるので、寝れる時に沢山寝ておこうと思う人は多いかもしれません。しかし睡眠時間が長くても朝起きれない人がいるように、短時間の睡眠でもしっかりと体を休めてスッキリ起きられる人はいます。
この違いは一体何なのかと不思議に思ったことはありませんか?睡眠時間が短くてもしっかりと動けるのならその分仕事や趣味の時間として生活することができます。短時間睡眠ができている人は睡眠効率が良い人なんです。
睡眠効率を上げることが出来れば今までより睡眠時間が短くても、しっかりと朝起きる事ができるようになるかもしれません。睡眠時間を考えるよりも睡眠効率を考えた方が毎日の生活は変わっていくんです。
しかし、いざ睡眠効率を上げようと思ったところでどうやって上げるの?という疑問…。確かに眠っている時って無意識なのでなにかをして睡眠効率を上げる事は難しいです。毎日しっかり寝てると思っていても、睡眠効率を測ってみると結構効率が悪いなんてこともあり得るかもしれません。
朝起きれない=睡眠効率が悪い
では睡眠効率とはいったい何なのか?いまいちわからない人も多いと思います。睡眠効率とは最近よく聞く睡眠の質を測るものとして言われています。「睡眠の質」という言葉を1度は聞いたことがあるのではないでしょうか?
睡眠効率=睡眠の質と思ってもらって間違いはありません。睡眠効率は数値として出すことができます。「睡眠時間」分の「布団に入った時間」×100で計算ができるので、数値として自分の睡眠効率がどのようなものなのか見る事ができます。
基本的には85%以上であれば睡眠効率はいいと言えるでしょう。睡眠効率を上げるためには自分自身の生活を見直す必要があります。他にも睡眠の妨げになる入眠障害や中途覚醒にも注意が必要です。
睡眠の質をあげると良い、と言われてもどこまでがいいのかわからない人はこの睡眠効率を上げられるように生活してみましょう。睡眠効率が上がることは即ち睡眠の質が上がるということなんです。
睡眠の質が良ければ短時間睡眠でも1日集中して作業をすることが出来ると言われています。睡魔を感じながら、だらだらと作業をする方が体にとっては負担が大きいです。スッキリとした頭で作業をするためにもただ睡眠をとるのではなく、睡眠の質を気にするようにしましょう。
睡眠にはレム睡眠とノンレム睡眠があるので、深い眠りについている時に無理やり起こされてしまうと1日体が重くなってしまいます。それは睡眠効率が良くても体は重く感じることがあります。睡眠時間をしっかり考えて浅い眠りの時に起きられるようにするのも、睡眠の質が上がるコツかもしれません。
睡眠効率を上げるためには規則正しい生活を!
実は睡眠効率は眠っているときにあげるのではなく起きている時の生活習慣に関係があります。第一に睡眠効率を上げるためには規則正しい生活をすることが大切です。
- 朝起きたら日光を浴びる
- 短い時間でも体を動かす(駅まで歩くなど)
- しっかり食事をとる
このように代表的な生活習慣をしっかりすれば自ずと睡眠効率は上がってきます。しかし毎日絶対に規則正しい生活をすることは基本的に難しいです。ちょっと寝坊した日は駅まで車を使うこともあると思います。
仕事終わりに職場の人たちと食事に行ってお酒を飲んだりすれば、その分帰宅時間が遅くなり眠る時間も遅れます。自分が毎日日光を浴びようと心がけていても梅雨時期は毎日雨が続きます。
そういった外的要因もあるので毎日は難しいかもしれませんが、できるだけ気を付けることはできます。意識して気に掛けるだけで生活習慣の乱れは改善されていきます。
また、食事に気を付けることはとても大切です。偏食をしていたり、1日1食や何も食べずに過ごすことは体にとっては毒です。心をリラックスさせるためにセロトニンという成分が人間の体には必要です。
そのセロトニンが足りていないと精神的な病気になってしまうことがあるので、セロトニンを体に十分に与えるためにも食事は必要なんです。食事の中にはセロトニンを沢山作ってくれる成分が沢山あります。なので偏った食事をせず色々なものを沢山食べる事が大切です。
女性の方はダイエットをしている時に、食事制限をする人が多いですが食事制限は精神的に追い詰められてしまう人も少なくありません。ダイエットのやりすぎには十分注意するようにしないと、反動で過食症のような症状が発症してしまう場合があります。
睡眠時間を気にするよりも質を見直そう
自分の生活習慣を見直していると、毎日の生活に関係のある規則正しい生活や食事が疎かになっていませんか?他にも寝る前はカフェインの摂取を控えたりスマホやパソコンの操作をやめたほうがいい、など睡眠効率を上げるために色々な提案があります。
カフェインの摂取もスマホの操作も食事などの生活習慣を見直すよりも簡単な改善方法なのでもし現在眠る前にこのような行動をしている場合は一度やめてみましょう。
ここまで睡眠効率を上げていいことってそんなにあるの?と思う人も多いですよね。睡眠効率は短時間睡眠をしたい人には知ってほしいことですが、根本的にロングスリーパーや、毎日7~8時間の睡眠時間をしっかりとれる人には関係ないと思っていませんか?
いくら長く睡眠をとってもその中身がいい睡眠でなければ脳や体はしっかりと休息できていないかもしれません。
人間の睡眠には「中途覚醒」という睡眠の途中で起きてしまう現象があります。睡眠時に目が覚めてしまってまた眠りについたりするのが普通ですが、自分の体はそこまで覚醒していなくても、脳はしっかりと覚醒してしまっているんです。
中途覚醒が起こるということは睡眠の質がわるいのであまり体が休めていないということです。また中途覚醒が沢山起こる人は寝つきが悪いということが多いみたいです。「入眠障害」というもので、寝つきに時間がかかってしまうのでその分睡眠時間が短くなってしまうそうです。
寝たいのに眠れないという現象が続くとどんどん脳が追い詰められてしまって余計に眠れなくなってしまいます。睡眠にはリラックスが大事なので、眠る時に余計な事を考えないようにすると寝付きやすくなったりします。
「起きれない」はもう卒業できる
睡眠効率を高くするには睡眠にとって大事な生活習慣をしっかりと確立させる事が大切です。
- 日光をしっかり浴びる
- 体を動かす
- 食事のバランスを考える
- 寝る前にカフェインの摂取をしない
- 寝る前の電子機器操作を控える
誰でも簡単にできる事で、睡眠効率は上がります。睡眠時間は長い方がしっかり体の疲れや脳の疲れも取れますが、途中え何度も起きてしまったりするのは睡眠効率が悪いです。自分の体質に合った睡眠時間をとることが一番いいと思います。途中で何度も起きないためにも入眠をしっかりすることが大切です。
自分がリラックスできる環境で睡眠を取ることで、一気に睡眠効率があがります。リラックスできる環境作りは個人個人で違いますが、眠りを促してくれる香りでしっかりと睡眠を取ることが出来るようになります。
アロマとは違い準備の手間もかからずに香りで睡眠効率を上げる事ができるものも最近では増えているので、一度香りで睡眠効率を上げることも考えてみましょう。