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ファンデーションをしても隠れない!睡眠を取っても消えない!くまの原因と解消法に迫る!!

「寝てるのにくまが消えない!」「ファンデーションをしても消えない!」ってことありませんか?くまってできるとなかなか消えませんし、そのうえ老けて見えてしまって嫌ですよね。漫画やアニメで睡眠不足の時にくまができている、というイメージがかなり強いですがくまができる原因って睡眠不足の時だけなのでしょうか。

 

 

くまが消えないのはなぜ?

女性の場合であればファンデーションをすることでくまを隠すことができると思いますが、ファンデーションをしていてもくまがあまり消えていないということもあるかもしれません。

 

目はとてもデリケートです。目の周りには多くの毛細血管があり、栄養や酸素は毛細血管を通して目に運ばれていきます。また、まぶたの皮膚はとても薄いために乾燥しやすく、こすったりすると色素沈着してしまい、色が変わりやすくなってしまいます。

 

花粉症などで目がかゆくなるとついつい目をこすってしまいがちですが、こすることでくまができる一つの原因になるので、極力控えるようにすると良いですね。また、くまの種類は主に3つあり、

 

  • 血行不良が原因となる青ぐま
  • 色素沈着が原因となる茶ぐま
  • 皮膚トラブルが原因となる黒ぐま

 

があります。

 

血行不良によってできる青ぐま

目の周辺に多くの毛細血管があり、栄養や酸素が毛細血管を通して目に運ばれているというのは、先述の通りです。この毛細血管に流れる血液が滞ってしまったために、目の周辺にある薄い皮膚が透けて毛細血管が見えてしまうため、青く見えるくまを青ぐまと言います。

 

青ぐまになる原因は血行不良によるものですが、目の周辺が血行不良になる原因は複数あり、

 

  • 冷え
  • ストレス
  • 眼精疲労
  • 睡眠不足
  • 筋肉の硬直

 

などが挙げられます。身体が冷えることで血の流れが悪くなってしまいますし、職場の人間関係や睡眠不足によってストレスが溜まると脳や体が緊張状態になってしまいますから、血の流れも悪化してしまいます

 

また、近年ではスマホの普及やデスクワークで長時間画面を見続けることで、眼精疲労や目の周辺の筋肉が硬直しやすくなります。

 

青ぐまの解消法

青ぐまの解消法としては、目の周辺の血の巡りを良くすることです。入浴時に目の周りをマッサージや、目を動かして筋肉をほぐしたり温めたタオルや市販のホットアイマスクを目に直接当てることで、解消できます。

 

目の周りだけでなく、入浴することで全員の血の巡りを良くなり、より効果的です。マッサージは目の近くを押すと負担がかかってしまいますし、傷つくこともありますから、目の周辺の外側にある骨に沿ってマッサージすると良いです。

 

また、目を時計周り、逆時計回りに1周させたり上下左右に動かしたりすることで、目の周辺の筋肉がほぐれ、血行が良くなります。それぞれゆっくり3回ずつ程度行うと良いですね。

 

また、温めたタオルやホットアイマスクを目に当てることで、目の周辺の血行を良くすることができます。なるべく熱めのものをつけるとより効果的ですが、あまりに熱すぎるとやけどしたり目がダメージを受けてしまう可能性もありますので、注意しましょう。

 

色素沈着によってできる茶ぐま

目の下の皮膚はかなり薄いために、紫外線などによって色素沈着してしまい茶色に見えてしまうくまを茶ぐまと言います。

 

紫外線によって皮膚がダメージを受けてしまうため、皮膚の内部にまでダメージが届かないように体内でメラニンが出現します。そのメラニンと目をこすったりするによって色素沈着を起こし、くまができてしまいます。

 

それだけでなく皮膚炎やメイクによるかぶれ、マスカラなどによっても茶ぐまができてしまうこともあるため、日頃からずっとメイクをしていて気がついたらくまができていた、なんてこともあるようです。

 

茶ぐまの解消法

茶ぐまの解消法としては、美白効果のあるコスメを使うことです。美白効果があるビタミンC誘導体配合のコスメや、色素沈着を薄くしてくれるハイドロキノンが配合されているコスメを使うことで、茶グマを解消してくれますし予防にもなりますから、一度試してみると良いですね。

 

また、茶グマの原因が遅発性両側性太田母斑様色素斑と言われるアザである場合には、コスメではなく、レーザー治療をすると良いです。

 

眼窩脂肪が原因でできる黒ぐま

黒ぐまができる原因は主に二つあり、その原因にはまぶたを開閉する際に使われる筋肉である眼輪筋の内側にある、目を守ってくれる働きのある眼窩脂肪が原因になります。

 

基本的に加齢が原因として起こる場合がほとんどですが、生まれつき眼窩脂肪が多かったり、骨格が人と少し違うなどが理由で10代前後の若い世代でも黒ぐまができてしまうこともあるようです。

 

加齢によって目の周りの筋肉が緩くなってしまうために、皮膚がたるんでしまいくまができる原因になります。また、加齢によって眼窩脂肪が目の重さによって沈んで膨らんでしまい、それによって下に影ができてしまうためにくまができてしまいます。

 

黒ぐまはシミの状態ではないため、ファンデーションやコンシーラーなどでは消えないため、化粧を厚塗りしてもより目立ってしまいます。

 

黒ぐまの対処法

黒ぐまの対処法としては眼窩脂肪が原因となっていますので、メイクでは基本的に治すことができません。そのため病院で手術してもらい治療することが必要になります。

 

眼窩脂肪の膨らみでへこんだ部分にヒアルロン酸を注入してもらうことで、へこみを消す方法や、黒ぐまの大元の原因となっている眼窩脂肪自体を摘出してしまう手術などがあります。

 

睡眠やファンデーションで消えないのは病気による症状かも

そのくまはもしからしたら病気のサインかもしれません。病気の症状としてくまが現れる場合もあるので注意が必要です。くまが症状として現れる病気はいくつかあります。

 

鉄欠乏性貧血

鉄欠乏性貧血は名前の通り、決分が不足することによって貧血状態になることです。体内の赤血球の中にあるヘモグロビンを作るのには鉄分が必要です。鉄分が不足することによってヘモグロビンが減り、その結果貧血を起こしてしまいます。

 

貧血になると血行が悪くなりますから、目の下にクマが現れます。対処法としては日頃の食事で鉄分をきちんと摂取するようにするか、病院で薬を処方してもらうことです。

 

バセドウ病

バセドウ病は甲状腺ホルモンが過剰に分泌されることで起こる病気で、発症することで目の周辺の眼窩脂肪や筋肉が腫れてしまい、目が前に出てしまうなどの症状が起こります。目が出てしまうことで、目の下の脂肪もたるんでしまいそれによってくまができてしまいます。

 

他にも甲状腺が腫れてしまったり、汗をかきやすくなる、手が震える、だるさを感じるなどがあるため、思い当たる部分があれば病院で診察してもらいましょう。

 

皮膚炎や花粉症

アトピー性の皮膚炎や花粉症の人は目の周りにホコリや花粉が着くことで、炎症を起こしてしまい、色素沈着することで生じる茶くまになってしまいます。

 

茶くまはそのままにしておくとシミになってしまいますので、皮膚科などの病院へ行って治療してもらいながら目の周辺にホコリや花粉が着かないように注意することが大切です。

 

解消法を試しても消えない場合は病院へ

くまには青ぐま・茶ぐま・黒ぐまの3つの種類があります。青ぐまができる原因は、目の周辺の毛細血管が血行不良になることでした。血行不良になる原因としては冷えやストレス、眼精疲労や睡眠不足、筋肉の硬直などが挙げられ、解消方法としては温めたタオルやホットアイマスクなどによって目を温めることです。

 

茶ぐまができる原因は、紫外線などによって色素沈着することでした。紫外線によって目の下の薄い皮膚がダメージを受けてしまうのを守ろうと、メラニンが出現することでこすったりして茶ぐまができてしまったり、マスカラやメイクによるかぶれも原因になります。

 

解消方法としては、美白効果のあるコスメや色素沈着を薄くしてくれるハイドロキノン配合のコスメを使うと予防にもなります。

 

黒ぐまができる原因は眼窩脂肪の膨らみやゆるみによるものです。これは主に加齢に伴って生じる場合が多いですが、生まれつき眼窩脂肪が多かったりすると若い世代でも黒ぐまができることがあります。

 

解消方法としては、手術でヒアルロン酸を注入したり目の周りの筋肉である眼窩脂肪を摘出するなどがあります。また、解消法を試しても消えないときは、病気の症状としてくまができるという場合もありますので、病気の可能性も考えられます。

 

くまができる病気として、鉄欠乏性貧血、バセドウ病、皮膚炎や花粉症などが挙げられますが、これらが原因である場合には病気自体を治療することでクマは消えますので、病院で診察してもらいましょう。

 

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