メンタルがやられると睡眠に影響する?解消するにはどうしたら良いの?
ストレスが溜まっているとなかなか寝付けなかったり、眠れても疲れが取れなかったりすることありませんか?ネガティブ思考だとちょっとしたことでもメンタルがやられてしまって、布団に入った時も考え込んでしまって眠れないということもあると思います。
ストレスが美容、睡眠、健康など様々なことに影響する
メンタルがやられてしまうとストレスが溜まるわけですが、ストレスが溜まることにより睡眠はもちろんのこと、健康全般に大きく影響します。
ストレスを溜めることによる健康への影響として、身体的な影響としては頭痛や高血圧であったり消化性潰瘍や甲状腺機能亢進症。心理的な影響としては、うつ病や不眠症、自律神経失調症など、ストレスが溜まれば溜まるほど様々な疾患になる可能性が高まります。
また、ストレスを溜めることによって、人によってはアルコール依存症や、ギャンブル依存症、家族への暴力などをするようになるという場合もあります。
20代頃だと上司に怒られたりすることもしばしばあって、ストレスも溜まりやすいと思います。さらに、一人暮らしだと家事もやらないといけませんからストレスがより溜まりやすいですよね。そのせいで暴食してしまって食生活が乱れてしまったり、眠れなくなってしまったり、、、。
しかし、このままでは健康をより害してしまいますし、最悪の場合には命を落としてしまう可能性も否定できません。ストレスを解消してしっかりと睡眠を取る必要があります。
ストレスが悪化すると不眠症に。
メンタルがやられると、当たり前ですがストレスが溜まります。ストレスが溜まってしまうと眠れなかったり、昼間に耐えられないほどの眠気がくるなどの不眠症にもなる可能性があります。
日本人を対象にした研究では寝酒を週に1回以上飲む人は男性48.3%、女性18.3%であり、睡眠薬を週に1回以上服用する人は男性4.3%、女性5.9%という結果が出ていて、いかに不眠で悩んでいる人は日本で多いかがわかりますね。
現代では長時間仕事をしたり、生活の変化や人間関係などによってとてもストレスが溜まりやすくなっています。ではなぜ、ストレスが溜まることによって不眠症に陥るのでしょうか。
未だにはっきりとした理由はわかっていませんが、神経とホルモンが関係していると考えられています。自律神経と呼ばれる人間が生きていくのに必要な神経があり、その神経には交感神経と副交感神経と呼ばれる2つの神経が存在します。
交感神経が働いているときには活動的になることができるため、昼間に働きます。副交感神経が働いているときはリラックスしている状態のため、夜働き眠りにつくことができます。通常であれば昼間に交感神経が働き、夜は副交感神経が働くわけですが、ストレスが溜まることにより交感神経と副交感神経のバランスが乱れ、睡眠を阻害してしまいます。
また、ストレスが溜まることによりストレスホルモンが分泌されてしまい、体を緊張状態にするため目が覚めて眠れなくなってしまいます。
メンタルがやられていると睡眠時間が長くなる?
眠る前に「明日仕事の残り片付けなきゃ」とか、ついつい考え事してしまって、長時間眠ってしまい会社に遅刻してしまったという経験ありませんか?メンタルがやられ、不安や恐怖に駆られていると睡眠時間が長くなってしまいます。
ストレスが溜まってしまい、精神的に疲れることでストレスホルモンが分泌され、脳内に疲労物質が溜まっていってしまうため、これによる余分な疲れを回復するのに普段の睡眠時間に加え、更に眠る時間が必要になるわけです。
「別に睡眠時間が長くなるのは問題ないんじゃないの?」と思う人もいると思います。しかし長時間の睡眠は死亡リスクを高めてしまいます。アメリカの睡眠医学会の調査では、平均の睡眠時間が7~8時間の人が死亡率が高く、睡眠時間がそれ以上になると、さらに死亡してしまうリスクが高まる事がわかりました。
長時間の睡眠をとることで、心筋梗塞や脳梗塞、アルツハイマーなどを発症する確率が高まり、それらの病気によって死亡する可能性が高まるんです。つまり、メンタルがやられる→ストレスが溜まる→睡眠時間が増える→死亡する可能性が高まるということになりますから、注意が必要です。
ストレスにより睡眠の阻害を防ぐ2つの方法
ストレスによる睡眠の阻害を防ぐためには、2つの方法が考えられます。
- 溜まってしまったストレスを解消すること。
- ストレスが溜まりにくいメンタルを作ること。
ストレスを解消するには、好きなことをするだとか、運動をして汗をかいたりすることです。ショッピングするとか映画を見たり、居酒屋でお酒を飲んだりしてストレスを解消している人は多いのではないでしょうか。
もちろんストレスを発散することは良いのですが、これだとストレスが溜まる→ストレス発散する→ストレスが溜まる…の繰り返しです。ストレスが溜まらないことが一番望ましいですから、2つ目のストレスが溜まりにくいメンタルを作ることが有効です。
「いやいや、私はすぐ落ち込んじゃうしそんなメンタル作れないよ」と思う人もいるかもしれませんが、別に大したことは行いません。運動でもなんでもそうですが、基本的に何かを習得したり変えるには時間がかかります。メンタル作っていくのにも時間がかかりますから、すぐに変化がわからなくても焦らずしっかりと行うことが大切です。
方法としては、「私は強気だ」とか「私はストレスを感じない」とかメンタルが強いイメージの言葉をかけたり、自分の憧れている人のあこがれている部分を言葉に出したり、なんでも良いので、鏡の前で言葉に出して自分を洗脳してみる。
自分がストレスを感じてしまう状況に陥った時に、客観的に見るように普段から意識するようにする。など試してみると良いのではないでしょうか。
メンタルを強くしてちゃんと睡眠を取る
ストレスが美容、睡眠、健康など様々なことに影響する
メンタルがやられてしまうと、健康に悪影響を及ぼします。ストレスを溜めることにより、消化性潰瘍や甲状腺機能亢進症、うつ病や不眠症などストレスを溜めていくことで、様々な疾患になる可能性があります。
最悪の場合には命を落としてしまうこともありますから、注意が必要です。
ストレスが悪化すると不眠症に
ストレスが溜まると、眠れなかったり昼間に耐えられない眠気がくるなど、不眠症になる可能性があります。ストレスが溜まることにより、自律神経が乱れます。自律神経が乱れてしまうと、昼間に強い眠気が生じたり、逆に夜に眠気がなくなってしまいます。
また、ストレスが溜まることでストレスホルモンが分泌され、緊張状態にするため目が覚めて眠れなくなってしまいます。これらによりストレスが溜まると睡眠が阻害され、不眠症になってしまいます。
メンタルがやられていると睡眠時間が長くなる?
眠る前に何か考え事をしてしまって、眠るのが遅くなった経験がある人は多いかと思います。ストレスが溜まると精神的に疲れが生じ、ストレスホルモンが分泌されます。
ストレスホルモンが分泌されることで、脳内に疲労物質が溜まるため、疲労物質による疲れを回復させようと余分に睡眠時間が必要になるわけです。
ストレスにより睡眠の阻害を防ぐ2つの方法
ストレスによる睡眠の阻害を防ぐには、1つ目は、溜まってしまったストレスを解消すること。2つ目は、ストレスが溜まりにくいメンタルを作ること。この2つの方法が考えられます。
1つ目のストレスを解消するのは、誰でもやっていることだと思います。
ショッピングや映画など好きなことをしたり、運動で汗をかいたり。しかし、これだとストレスが溜まる→ストレス発散する→ストレスが溜まる…の繰り返しですから、ストレスが溜まらないことが一番望ましいです。
そこで、2つ目のストレスが溜まりにくいメンタルを作ることで可能になります。方法としては、「私は強気だ」とか「私はストレスを感じない」とかメンタルが強いイメージの言葉をかけたり、なんでも良いので、鏡の前で言葉に出して自分を洗脳してみる。
自分がストレスを感じてしまう状況に陥った時に、客観的に見るように普段から意識するようにする、などです。メンタルを強くして睡眠の阻害を防ぎましょう。