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催眠術って本当にかかるの?実は日常にありふれていた?!

あなたは○○したくなる…。そんなセリフとともに人間の心を操る催眠術。色々なメディアで見たことがあるのではないでしょうか?面白いくらいにかかる人もいればかからない人もいますよね。

 

画面越しに見ていると本当にかかるの…?やらせじゃないの?と誰もが一度は思ったことがあると思います。

 

 

催眠術って本当にあるの…?

普通に生活している中で催眠術を体験することもないですから、非日常すぎて現実味を感じず、信用いにくいのがやらせと思われてしまう理由です。催眠とは起きている状態と寝ている状態の狭間のことを言います。意識がもうろうとしていて何も考えていなく、一種のリラックス状態です。雑念がなく脳がまっさらな状態になります。

 

この状態を利用して脳に新しい情報を与え常識では考えられないようなことを行うのが催眠術です。メディアではスピーディーに行われていますが脳の雑念を払うのはとても難しくたくさんの訓練や話術がないと難しくなります。

 

理解する間もなく次から次へと面白おかしいことが起きるため、不信感と高揚感、期待を多く集め昔から人気のコンテンツとして催眠術はメディア露出が多くなりました。メディアで見る催眠術は○○が○○に見えるようになる等、老若男女すべてに理解されるような内容になっているので現実味を帯びていませんが、小さな催眠術と呼べるものは日常に多く潜んでいます。

 

もしかしたらあなたも無意識のうちに誰かに催眠術をかけているかもしれません。

 

催眠術の歴史は長かった!

そもそも催眠術とはいつ頃できたのでしょうか?その歴史はとても古く古代エジプト時代から形はあったとされています。日本に入ってきたのは明治末期ごろだと言われています。

 

その際、催眠術は大流行し催眠術を使った診療所や店が多くでき、書物も多く出版されました。あまりの流行ぶりに催眠術を使った犯罪も増え、今後の安全のため催眠にかかわる処罰対処を定めるほどでした。

 

しかし催眠術という名前を使うのではなく、心理療法や霊術と名前を変え、それを職とする人は減らなかったそうです。今では催眠術をメインにしている人はめっきり減りましたが、医療やメンタル面のフォローなどで催眠術とまではいかなくても軽い催眠を使っています。

 

セールスや通販番組などでも言葉をうまく使い商品をアピールして購買意欲を高めるものなので一種の催眠ともとれるでしょう。

 

昔から催眠術が周囲の興味の的になるのは当たり前の生活の中でいきなり非日常が現れるからではないでしょうか。怖いもの見たさのような感覚で一種のエンターテイメントとして現在も多くの人気を得ています。

 

催眠術にもかける内容によってどのような言葉を使うか、催眠術なのか、マジックなのか、本当にかかっているかなどは違います。かかった本人しかわからない感覚なので一概にメディアでやっている催眠術がすべて本当か、やらせなのかはわかりません。

 

しかし催眠術は全くの嘘ではなく、やり方や人によってはかかるものです。そこには人間の心理とかける人の言葉の選び方が大切になります。

 

実は誰でもできる…?日常的に使ってるかも?

催眠術はマジックのような非日常のものが一般的とされていますが日常的にも使われていたりするんです。催眠術を掛けるには大切なことがあるんです。

 

催眠術をかける大切な事。

  • 固定概念の排除、物事を考えないリラックス状態を作る
  • 潜在意識を塗り替える

 

人間の行動の大半は無意識でやっていることばかりです。仕事をするときや何かの知識を入れるときは意識をして行動しますが、歩くときに右足を出して次に左足を出す。ご飯を食べるときは箸を持ちつかんでそれを口に運ぶ等、潜在意識で動いています。

 

催眠術は意識をまっさらな状態にし、潜在意識が出ていないときに無意識にやっていたことを言葉で塗り替えることなんです。例えば座っているときに「あなたは左足から歩き出しますよね?」と言われるとそのあと少し歩きづらくなりますよね。

 

反発しようとすると意識して右足から踏み出すことはできますが、その前の段階でリラックス状態を作り意識をさせないことにより催眠がかかります。

 

行動ではなくても、文面や普通に話している間にも軽い催眠がかかることがあります。影響力のある芸能人や信頼している友人、支配力を持っていそうな人から語り掛けられると、確かにそうかもしれない…と思うことはありませんか?

 

これはその人の話を聞くときに今までの意識している部分を排除しその人の話を全て受け入れようとするため言ってることがすべて本当のような気がしてしまう現象で、これも催眠の1つです。

 

こういう場合はただ結果論をいうだけではなく、こうするとこうだったけど自分がこうしたらここがこうなったよ。と結果論までの道筋を細かく主観的に話すと信じやすくなります。またその時に自分がどう感じたかも書くと強調しやすく話に入り込みやすくなります。

 

催眠術師が少し個性的な格好をしていたりどこか安心感を与える雰囲気を持っていたりするのはこの人ってすごい人なんだと思わせることが大切だからです。きつい見た目をしているより優しそうな雰囲気を持っている人のほうが話を聞こうかな、という気分になりますよね。

 

かかる人には特徴がある

メディアでみる催眠術ってたまに失敗するのも放映されますよね。催眠術にはかかりやすい人とかかりにくい人がいます。その人の性格や、掛ける人との相性によって左右されます。どのような人が催眠術にかかりやすいのでしょうか?

 

(1)喜怒哀楽が激しい

その場の状況に合わせて感情が表に出やすい人は人の意見や環境に左右されやすく、催眠にかかりやすいです。感情を表に出す催眠術は特にかかりやすいでしょう。感情が表に出るということは素直ということです。

 

催眠術をかける人のいうことをまっすぐ受け止め、そうなんだ…と自分に言い聞かせてしまうのです。

 

(2)依存しやすい、共存しやすい人

誰かと一緒じゃないと何かしようと思わない、自分の意見は特になく流されやすい人は催眠術を受け入れやすいです。例えると、服を買いに行ったとき店員さんの言うこと全てに感心してしまい、言われたと通りに買ってしまう等。

 

催眠術とは言葉をうまく使って相手の意識を変えるものです。自分の核になる部分や意見がはっきりしてる人にはかかりにくいでしょう。

 

(3)想像力が豊かな人

想像力が高いと、言われたことのイメージが頭の中に浮かび、それをアウトプットする力が強いと言われています。味覚や、視覚系の催眠は最終的に自分の思い込みからそのように感じてしまうというものなので想像力が豊かでないとかかりにくいんです。

 

これを踏まえると男性より女性のほうが想像、妄想力が高いので女性のほうが催眠術にかかりやすいと言われています。

 

ノウハウだけではなくたくさんの経験が必要

催眠術は実際に存在し、はるか昔から多くの人から支持を受けていました。催眠術をかけるのにあまり難しい工程はなく環境とかける人の状態が大切とされています。

 

  • 固定概念の排除、物事を考えないリラックス状態を作る
  • 潜在意識を塗り替える

 

うたた寝をしているときのような意識が薄く自分の意志で物事を考えていないようなリラックス状態を作り、今まで無意識で行っていたようなことを潜在意識から塗り替えます。

 

そうすることにより無意識でやっていたことが、こうだったんだ…と脳が勘違いし催眠がかかった状態になります。催眠にかかりやすい人、かかりにくい人が存在し催眠術を掛ける場合はその人の性格や相性が大切です。

 

  • 喜怒哀楽が激しい
  • 依存、共存心が強い
  • 想像力が豊か

 

これに加え、催眠をかける人への信頼感も必要になります。不信感を抱いたままでは催眠術がかかりません。絶対かからないと思っていてもかかる場合はあります。

 

絶対的な根拠がないため催眠術は今でも人気があるのかもしれませんね。いきなり味覚や視覚を変える催眠術を実践しようと思ってもすぐにできるものではありません。催眠術師として働いている人たちは、たくさんの努力をして今の地位に立っています。

 

また催眠術をかけるには前段階が大切なので、いきなりかけるのは難しくメディアではそのシーンをカットしていることが多いです。それにより余計に不信感がでてしまうんです。催眠術の構造を理解し実践すればあなたも簡単な催眠術なら使えるかもしれません。

 

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