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くしゃみや鼻水が止まらない!梅雨と関係あるの?

梅雨の時期、何かとくしゃみが出たり鼻水が止まらなかったりしませんか?雨が降っているから花粉ではないし、原因がよくわからない場合対策することもできません。何が原因で起きているのでしょうか?

梅雨の時期だけ鼻づまり…なんで?

年中誰かしらくしゃみや鼻水に悩まされています。大体が環境の変化や季節柄の理由で起きているでしょう。外にいると特に酷くなり、家にいると収まる場合が多いんです。ですが梅雨の時期にくしゃみや鼻水で悩んでいる人は家の中で症状が起きる人がほとんどです。何が原因で起きてしまっているのでしょうか?

 

室内で起きる場合、寒暖差が原因かアレルギー性鼻炎である可能性が高いです。外から帰ってきたり、部屋の移動でくしゃみが多く出る場合は寒暖差が原因でしょう。梅雨の時期は温度の上がり下がりが激しく、その気温の変化に体がついていけなくなってしまうものです。梅雨の時期だけではなく季節の変わり目に症状が出る場合は、寒暖差アレルギーかもしれません。

 

寒暖差アレルギーの場合は体力をつけたり、食生活を気を付け体を冷えないようにすればかいぜんされます。梅雨の時期だけ無性にくしゃみ鼻水のに悩まされるのはアレルギー性鼻炎かもしれません。湿気によりカビやダニを吸い込み体がアレルギー反応を起こしてしまうんです。

 

今回はダニやカビがどのように体に悪影響があるのか、対策法をご紹介します。

 

ダニ、カビが体にもたらす恐怖とは?

ダニやカビを体に吸い込み続けると人体に影響がでてしまうのを知っていますか?くしゃみや鼻水だけで終わると思っても知らないうちに体をむしばんでるかもしれません。

 

食べ物や植物よりも多いとされているのがダニアレルギーです。カビは体に入り込むと鼻水、くしゃみなどの症状で収まることがほとんどですがダニは体内に取り込み続けると危険なんです。ダニのアレルギーの原因としてはダニの死骸や糞などが増え、乾燥しさらに細かくなることでアレルゲンになるとされています。

 

(1)喘息

小さい子に多い喘息、喘息の症状の一つにダニによるアレルギー反応があります。ダニを吸い込むことにより体が拒絶反応を起こし呼吸が浅くなってしまいます。

 

いくら部屋を綺麗にしていても最近の住宅の建造方法やエアコンの普及により完全に除去されることは難しいとされています。

 

(2)中毒

ダニには多くの種類がいます。なのでどこにでも沸くと思っていた方がいいでしょう。ある特定の場所からたくさんのダニを体内に取り込んでしまい、それが害のあるものだと体内で大暴れして、腹痛やからだの痛み、発熱に繋がる場合があります。

 

一番わかりやすい例で言うと食中毒です。小麦粉等の一気に使いづらい粉ものは、一回開封してしまうといくら蓋をしていてもダニが沸いてしまいます。賞味期限が切れてないからといっても長期間置いておいたものを使うと、大量のダニを体内に摂取してしまい、最悪の場合死に至る場合もあるので気を付けたほうがいいでしょう。

 

(3)皮膚を噛まれる

ダニの中には凶暴なものもいます。寝ている間や気付かないうちに赤くなっていたり、痒みを覚える場合はダニに噛まれているかもしれません。家ダニの場合健康被害にあうことはありませんが、小さい子だとまれにアレルギー反応が出てしまったりあざのように赤みが広がってしまう場合があるので気を付けましょう。

 

家の外にもダニはいて種類によっては病気の原因になったり、死を招くものもいるので、小さいからと言ってむやみに触らないようにしましょう。

 

部屋の中でダニを繁殖させないためにはなにをするべき?

家の中にはたくさんのダニはいますがほとんどが健康被害のないものばかりです。ですが大量に繁殖してしまうとそうもいきません。できるだけ繁殖しないようにしましょう。ダニの多くは布製品に繁殖します。寝具やカーペット、ソファなどです。手入れしにくいこれらのものをどのように手入れすればダニは繁殖しないのでしょうか?

 

(1)掃除機をかける

毎日洗濯できないものには毎日掃除機をかけましょう。どれだけ自分は汗をかいていないと思っていても人間は汗をたくさんかいています。カーペットや布団はそれを吸収してしまうので、そこからダニは繁殖してしまいます。

 

寝る前1時間前にしっかりダニを吸い取っておきましょう。寝る直前に掃除機をかけてしまうと部屋中にほこりが舞ってしまうので掃除機をかけてから30分は間を開けるようにしましょう。繰り返し何度も掃除機をかけることで表面にいるダニの多くは除去できると言われています。

 

(2)天気のいい日は必ず日干し

天気が悪くなかなか外に干すことはできませんが少しでも晴れた時は外に布団を干しましょう。ダニは乾燥や日光に弱いので数を減らすことができます。ですが完全にいなくなるわけではないので日干しをして取り込んだら必ず掃除機をかけて、死骸を吸い込むようにしましょう。

 

(3)換気を定期的に行う

雨が降っていると窓を閉めて閉鎖的な空間になってしまいがちです。最近の窓は密閉率が高く空気が籠って湿気しやすくなってしまいます。そうなるとダニの繁殖は倍以上になってしまいます。できるだけ1日1回部屋の空気の通りをよくするように換気しましょう。

 

(4)エアコン消すときは必ず送風

暖房をつけるとエアコンの中はほこりや湿気でいっぱいになります。そこからダニが繁殖して、エアコンをつけると風と共にダニが出てくるようになってしまいます。想像しただけで少し気分が落ちますよね。エアコンを消す前に30分ほど送風モードにしてエアコンの中を乾燥させた状態にしましょう。もちろん定期的な清掃も大切です。

 

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すぐにくしゃみや鼻水を止める方法

鼻水やくしゃみが止まらないと寝る時も気持ちよく眠れませんよね。どうしても雨続きで布団が干せなかったりする時、もしかしたら症状が出てしまうかもしれません。そんな時鼻水、くしゃみを抑える方法を試して快適に睡眠に入れるようにしましょう。

 

症状が悪化したからと言って掃除をサボってもいいという理由にはならないのでこまめな掃除は忘れないようにしましょう。

 

(1)マスクをする

一番効果的な方法です。ダニや空気中の汚れも吸い込まなくなるので、アレルギーによる症状を抑えることができます。しっかり一枚包装になっているものを選ぶようにし、口に当たる部分には触れないようにマスクをつけるとさらに予防効果が高まります。

 

難点として肌荒れ、呼吸が浅くなって睡眠の質が落ちる可能性があることがあげられます。

 

(2)蒸しタオルで鼻を温める

 

寝る前に蒸しタオルで鼻を温めます。鼻だけなのでハンカチサイズのものでも構いません。全体的にタオルを濡らしレンジで温めます。熱すぎると皮膚にダメージを与えてしまうので、温度には注意しましょう。

 

鼻を温めることで鼻の血流が良くなり鼻づまりの症状が緩和されます。難点としては持続性がある物ではなく、効果が切れやすいところです。

 

(3)大きく息を吸う

 

鼻水ではなくくしゃみが止まらない場合はこの方法が効果的です。鼻から大きく息を吸って数秒息を止めましょう。くしゃみがおさまりやすくなります。

 

また鼻の下を押すとくしゃみが治まるとも言われています。

 

くしゃみは鼻から体内に異物が入ってこようとするのを阻止するための症状なので、できればとめずにしてしまう方がいいでしょう。しかしあまりにも止まらない場合や、うるさくできない場合はこの方法を試してみるのもいいかもしれません。

 

晴れやかな気持ちで夏を迎えるために

梅雨の時期にくしゃみ、鼻水が止まらない原因のほとんどは湿気によりダニ、カビの増殖が多くなりそれにより体がアレルギー反応を起こしているためだと分かりました。

 

カビは人体にそこまでの影響を残しませんが、ダニは吸いすぎてしまうと体に悪影響が出てしまいます。

  • 喘息
  • 中毒
  • 噛まれる

 

普段からダニが多くならないように気を付けているとは思いますが、梅雨の時期は倍以上の増え方をするのでさらに気を付ける必要があります。

  • 布製品には掃除機をかける
  • 天気のいい日は必ず日干し
  • 換気を行う
  • エアコンを消すのは送風モードにしてから

 

どうしてもくしゃみ鼻水が止まらないときは応急処置をして乗り切りましょう。

  • マスクをする
  • 蒸しタオルで鼻を温める
  • 大きく息を吸う

 

大人になると免疫も出てきますが、小さい子は免疫が低く常に床に近い位置で生活しているので部屋の中を清潔に保つことがもっと重要になります。部屋に気を使っていても症状が良くならない場合は他のアレルギーの可能性もあります。一度アレルギー検査を受けてみてもいいかもしれません。

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