寝苦しいのは梅雨のせい？夜の蒸し暑さを乗り越えるには？

梅雨になると寝苦しいという人は多いのではないでしょうか。梅雨になると気候により気温や湿度も激しく変化します。その結果自律神経が乱れてだるさや気分の憂鬱になったり、頭痛や食欲なくなったりという症状が起こります。

梅雨の夜に寝苦しい理由

梅雨は体調を崩しやすい時期になるので、体の変化には注意が必要です。ストレスや疲労もたまりやすい時期になるので、女性は特に気持ちがは落ち着かないという人もいるでしょう。

梅雨の時期は気温が高くなり、湿気もあるので蒸し暑く、そのせいで眠れないという声も聞きます。クーラーをつけるかどうかで悩む人も多いのではないでしょうか。梅雨時期に入ったくらいからクーラーをつけ始める人は多いです。

気温が高く湿度が高い状態だと、体が不快を感じて寝づらくなってしまいます。梅雨の時期でもエアコンをつけないでいると熱中症になる可能性があるので、暑いと感じたらエアコンはつけたほうがいいかもしれません。

冷やし過ぎると体を壊してしまうので温度調節には気をつけましょう。そうはいっても雨の影響で寒暖差が激しい時期にはなるので、体調管理はしっかりと行いましょう。

夜の寝る前を快適に過ごすには？

梅雨特有のだるさや気温の変化などで寝苦しかったり不快を感じている人もいるでしょう。そんな時にもぐっすり眠れるような対策をまとめてみました。

室温と湿度を快適にする

寒暖差が激しいと部屋の温度や湿度もその日によって体感が変わってくるので、体に負担がかかります。なるべく毎日一定にし、ストレスがたまらないようにしましょう。春から夏の時期は室内温度を25℃前後、湿度は50％～60％にすることで快適に過ごせます。

エアコンや扇風機などで寝る前に調整しておきましょう。つけっぱなしで寝てしまうと体調を崩してしまうのでタイマーをセットしておくといいでしょう。ベッドの位置はエアコンが直接当たらない場所にしましょう。

湯船につかる

梅雨の時期は気温や気圧の変化で体にストレスがたまっています。暑いからといってシャワーだけで済ませず、湯船にゆっくりと浸かることで体の疲れを解消できます。お風呂に浸かることで全身の血行がよくなり、ストレス解消やリラックス効果があります。38～40℃くらいのお湯に15分～20分ほど浸かるのがいいでしょう。梅雨の疲れた体をリフレッシュされるのに効果的です。

アロマオイルを使う

疲れた体にはアロマオイルの香りもいいでしょう。アロマには様々な種類があり、香りによって効果が変わります。ストレス解消にはイランイランやローズウッド、気持ちが沈んでいる時はスイートオレンジやグレープフルーツ、眠れない時はジャスミンなどがいいでしょう。

入浴時のお風呂にアロマオイルをたらしたり、アロマポットやアロマランプを使ったり、スプレータイプのものを部屋にまいてもいいでしょう。自分の好きな香りを選ぶことで気分もよくなります。

照明を落ち着いた明るさにする

明るい照明やPCなどのブルーライトは脳を覚醒させ目が覚めてしまいます。梅雨時期の体がだるくなっている時に明るい照明のところにいてもかえって気分が悪くなってしまいます。むしろ照明は暗くして間接照明など落ち着いた環境でゆっくり過ごしたほうが、心も落ち着いて寝つきがよくなります。精神的に落ち込んでいる時や疲れている体にも有効です。

いつまでこの状態が続くの？

梅雨はいつ頃から始まってどれくらいで終わるのでしょうか。期間がわかれば対策も立てやすいですよね。梅雨入りは全国各地で日程にバラつきがありますが、沖縄が早くてGW明けくらいから梅雨入りし、それ以外の地域はだいたい6月上旬に梅雨入りします。

平均の日数はだいたいどこも一緒で43～46日間くらいと言われています。だいたい1か月と2週間くらいで梅雨は明けます。なので梅雨明けは沖縄は6月下旬くらいですが、その他の地域はだいたい7月の後半くらいになるようです。確かに海の日を過ぎると夏が来たのを感じます。

気象庁で毎年梅雨入りと梅雨明けの速報が出ているので、気になる人はチェックしてみてもいいかもしれません。ただ梅雨入りと梅雨明けには明確な定義がないそうなので、ニュースなどでも梅雨入りしました、という形で報告が入ります。速報はあくまで目安くらいとして参考にするのがいいでしょう。

梅雨に気をつけたほうがいいことはあるの？

できれば梅雨の気候に振り回されたくないと思います。普段から梅雨をうまく乗り越えるための秘策はあるのでしょうか。

太陽の光を浴びる

朝一番の日の光を浴びることで体内時計がリセットされ、心も体も健康になります。梅雨の間は雨の日が多くなりますが、少しでも晴れ間が出たら外に出て日の光を浴びるようにしましょう。日の光を浴びることで夜の寝つきもよくなるので、今より体が元気になるでしょう。

疲労回復効果のある食べ物を取る

疲れた体に食事は不可欠です。ビタミンB群は疲労回復に効果があります。たまねぎやうなぎに入っているのでうまく摂取していきましょう。梅干しやかんきつ類に含まれているクエン酸は疲労回復に加えて免疫力アップにも効果があります。梅干しを1日1個取るだけでも違います。この時期は賞味期限が切れた物や生ものには気をつけましょう。