しつみん

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春休みに寝すぎて4月からの新生活が危うい!?生活リズムをもとに戻す方法

学生最後の春休みに喜々して夜更かし、飲み会、昼過ぎまで寝すぎる生活。オールでの毎日をすごしていませんか?オールまではしていなくても、春からの新生活のことを忘れて遊んでばかりだと4月になったときには生活リズムは乱れたままになっているのではないでしょうか?

 

 

 

4月からの新生活を前に怠けてばかりじゃダメ

休みだからと言ってなまけた生活をしていると、次にやってくる新生活を乗り切れなくなってしまうかもしれません春休みの長さはそれぞれ違うかもしれませんが、長期休暇があるとちょっといつもよりもなまけた生活をしてしまうのはよくある話です。しかしそのなまけた生活をもとに戻すのがものすごく大変なのは、事あるごとにそういった生活をしていた自分自身が一番わかっているのではないでしょうか?

 

今回は春からの新生活を前に生活リズムや睡眠リズムが乱れてしまった人の為に、元の生活に簡単に戻せる方法を紹介します。春から社会人になる人はもうこれから学生のとき程の長期休みを手に入れることはほとんどできません。今の内に長期休みにできる事をするのはいいですが、やりすぎてしまうと新生活の最初から出鼻をくじかれてしまうこともありえるんです。

 

そんなことにならないためにもしっかりと生活リズムをもとに戻して、ちゃんとした睡眠時間を確保するようにしましょう。睡眠時間を確保、と言っても休みの間に寝すぎてしまって寝れない人、遊びまくっていて睡眠が充分とれていない人、など睡眠リズムの乱れもそれぞれです。まずは現状の睡眠リズムがどう乱れてしまっているのかを理解することも大切です。

 

寝すぎて夜寝れない人は1日の睡眠時間を短くする

1日の睡眠時間が長すぎて夜に眠れなくなってしまって朝~昼頃に眠りについて夜起きて……という休みだからこそできる幸せな睡眠の摂り方をしている人は寝る時間が逆転しているということになります。ずーっと休みが続くからアラームをかけずに自然に目が覚めるまで眠り続けていたり、朝早く起きなくてもいいから夜更かしをしてしまって起きる時間がどんどん遅くなってしまう、という睡眠リズムがどんどん乱れてしまうことはよくあるように思います。

 

しっかりと長期休みを満喫していると言えばそうですが、あまりにも長く続いていると元に戻すときにとっても大変な思いをします。しかしもうすでに長期休みをダラダラと過ごしているのであれば、今更休みの始めに戻って毎日規則正しい生活をするというのは無理なので、多少はきつい思いをしても睡眠リズムを戻す必要があります

 

1日朝から外出する

予定がないからダラダラしてしまったり二度寝を繰り返してしまうので、生活リズムをもとに戻さなければならない1週間程前に朝から外出の予定を作ります。できるだけ遅刻が許されないような予定にしておくといいかもしれません。そしてできるだけ帰宅の時間は遅めにしましょう。

 

早い時間に帰ってくると、少しの時間だけ仮眠をしようと思ってしまったり知らない間に眠っている場合があります。これをしてしまうと日付をまたぐ頃に目が覚めてしまって、そこからまた眠れないというまた悪循環な生活に戻ってしまいます。急に朝早く起きた日に早く眠たくなってしまうのは当然かもしれませんが、できるだけ今後の新生活で眠る予定の時間に眠れるように帰宅しましょう

 

翌日から早起きをする

無理やりにでも予定を作って出かけた日に、早寝をすることが出来たら今度は早起きです。早く寝ていても起きる時は結構眠たいので、スッキリした目覚めができるとは限りません。特に何もない日に早起きをするのは結構難しく二度寝をしてしまいそうになりますが、一度の目覚ましですぐに起きるようにしましょう。

 

アラームをかけた携帯や時計をベッドから起き上がらないと手の届かないところに置いておくのもいいですね。一度布団から出たらその後布団に戻らないようにして、顔を洗い朝ごはんを食べるだけで脳が起きてくるので、だんだん体も活発に動かせるようになってきます。

 

この二つのことを1週間繰り返しておけば、4月から仕事で朝早くてもしっかりと起きる事ができます。3日で足りる、という場合は3日前から始めるのもいいですが繰り返すことで体にこの時間に起きるんだということを覚えさせることにも繋がるので1週間前からできるのであれば、1週間は試すようにしましょう。

 

休みを謳歌して毎日遅くまで遊びすぎて寝不足の人はどうするの?

遊びすぎて睡眠時間がしっかり取れなくて寝不足続き…という人はも同じようにしっかりと睡眠を取ることが必要です。しかししっかりと睡眠をとる、というのは寝すぎるということではありません。人間の体はだいたい7~8時間睡眠時間を摂ると、活動しやすいと言われています。

 

個人差はあるのでもっと短い時間で充分な人もいれば、10時間は寝ないと日中睡魔に襲われてしまう、という人もいるので、自分の体に合った睡眠時間を見つけることがとても大事になります。自分の体の適正な睡眠時間を知ったあとは、その時間に合わせて睡眠時間をとるように睡眠リズムを整えていきます。

 

睡眠不足続きで日中眠たくても寝ない!

夜中まで遊んだ日に早起きをすると日中眠たくなったりしますが、規則正しい生活リズムに戻すにはまずは日中に昼寝をしないようにしましょう。規則正しい生活をしている人が、仕事の休憩中に昼寝や仮眠を取ったりするのは良いと言われていますが、時間の制限がないときに昼寝をしてしまうと少しの昼寝ではなくなってしまいます。

 

しっかりとした生活リズムに戻すには少し辛い思いをしなければ難しいです。春は天気が良かったり過ごしやすい気候が多いので、眠たくなってきてしまったら散歩に出かけたりして体を動かしたり、買い物に行って時間をつぶすのもいいかもしれません。家にいると眠たくなってしまうというのは誰にでもあることなので、まずは昼間に寝ないようにしましょう。

 

夜しっかりと睡眠を取る

ここは寝すぎて寝れない人と同じく、自分の体にあった睡眠時間をしっかりと把握して起きる時間から逆算して就寝時間を決めるようにしましょう。夜しっかり寝たら同じように朝キチンと起きることです。生活リズムを戻すためにしっかりとした睡眠を取るようにしてからは、怠惰な生活を途中に挟んだりするのはやめましょう。治りかけていた生活リズムがまた崩れてしまいます

 

最後の春休みを楽しんだらすぐに新生活が始まるので、そんな時に眠そうな顔をして会社にいけないですよね。第一印象はとても大切なので、しっかりと生活リズムを治してから新生活に挑戦しましょう。

 

休み中に睡眠リズムが乱れすぎてとんでもないことに…

しかし睡眠リズムがどんどん狂いすぎてしまうと、自力では治せなくなってしまうこともあるんです。「睡眠相後退症候群」「睡眠相前進症候群」などの睡眠の病気にかかる恐れがあります。

 

睡眠相後退症候群

睡眠時間が遅くなってしまって昼過ぎまで眠ってしまう現象で、軽い物であれば先ほど話したような簡単な方法を使うことで、自力で治すことができますが重度のものだと自力では治らなくなってしまいます。

 

睡眠相前進症候群

寝る時間が早くなりすぎてしまってまだ外の明るい夕方から、眠くなってしまって起きていられなくなる現象です。早く寝れるならいいじゃん!と思ってしまうかもしれませんが、仕事が始まれば仕事の終わる時間まで起きていることが出来なくなってしまうかもしれないということなので簡単なことではありません。

 

このように簡単に聞こえるような、「寝すぎ」「寝不足」も重度になってくると取り返しのつかないことになってしまうこともありえるんです。常に規則正しい生活でいるためにも、休みだからってなまけた生活をするのはできるだけ控えた方がいいかもしれませんね。

 

新生活からしっかり切り替えるために寝すぎ生活から脱出

休み中に寝すぎてしまった場合も、寝不足になってしまった場合も1日2日睡魔に耐える事で、元の生活基準に戻すことができます。

 

  • 寝すぎの場合は、夜中にやっと寝付けたとしても早起きをする
  • その日は早寝をし翌日同じ時間に起床、というのを繰り返す
  • 寝不足の場合は眠たくても昼寝などをせず1日起きている
  • 翌日起きたい時間から逆算して早寝をする、というのを繰り返す

 

どちらを行うにしても睡魔と戦いながら生活リズムをもとに戻していくしかありません。休みだからとなまけてしまったツケだと思ってしっかりと生活を治していきましょう。

 

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