夜に寝れない辛い症状!ぐっすり眠れる花粉症対策はあるの?
夜に目のかゆみや鼻水やくしゃみが止まらなくて寝れない。もしかしたらそれは花粉症のせいかもしれません。早ければ2月くらいからやだいたい4月の後半くらいまで悩まされている人もいます。日中のくしゃみや鼻水の症状も辛いですが、この症状は当然夜まで続くので、夜に眠れずそのまま次の日睡眠不足になんて人も少なくありません。なぜ花粉症になると眠りにくくなってしまうのでしょうか?
花粉症の症状が辛すぎて夜も眠れない・・
花粉症の症状の中で特に悩んでいる人が多いのが鼻の症状です。鼻の役割は温度や湿度のの調節や呼吸をするために酸素を取り入れたり、さらに鼻の中に入った異物を取り除くフィルターのとしての機能があります。花粉症の影響で鼻がつまってしまうとこれらの機能がうまく使えなくなってしまうのです。
口呼吸になるので喉が乾燥して炎症を起こしたり、口の中にウイルスが入ってしまい風邪などをひきやすくなります。鼻呼吸ができなくなると体は酸素不足になり睡眠が浅くなるのです。口呼吸に切り替わっても寝ている間は喉が狭くなるので呼吸で体に負担がかかってしまいます。
なので鼻で呼吸できないと睡眠が浅くなり、何度も目を覚ましてしまい疲れが取れない状態で次の日を迎えることになるのです。疲れが取れないこと体にストレスが溜まり、ストレスがたまると免疫力が低下し、花粉症の症状がさらに悪化するので負のスパイラルが起こってしまうのです。
寝る前に特に辛くて寝れない鼻の対策にうがいが効く?!
鼻うがいは花粉症や鼻炎、蓄膿症にも効果があると言われています。寝る前薬を飲んでも鼻の症状がすぐに改善されないという人は一度試してみてもいいのではないでしょうか?自宅でも簡単にできるようになっています。
- 洗面器にぬるま湯を入れ、そのに適量の食塩を入れてよくかき混ぜます。
- 片方の鼻を抑えて反対側から食塩水を吸い込みましょう。この時水を飲みこまないように息を止めるのがいいでしょう。
- 一度水を捨てて何度か繰り返します。終わったら反対側も同じようにやりましょう。
- 左右終わったら鼻の中に残っている水をしっかり出して終わりです。
鼻うがいを一度行うだけで、かなり鼻の通りがよくなると思います。食塩水ではなく、市販で売っている鼻の洗浄液などを使っても大丈夫です。最初は大変かもしれませんが何度か試してみると慣れてくるでしょう。
鼻うがいのメリットは一気に鼻の通りがよくなる即効性があることです。さらに鼻の粘膜についてる花粉や風邪のウイルスなどを一緒に洗い流してくれます。インフルエンザや風邪の予防にも効果があるので、普段の手洗いうがいと同じような感覚で行ってみるのもいいかもしれません。
部屋の環境や生活を変えるだけで花粉症はよくなる?
花粉が飛んでるのは外だから、外だけ対策しておけば大丈夫と思っていませんか?中には家の中の方が花粉症の症状がひどくなるなんていう人もいるんです。いつの間に家の中に花粉が入ってきてしまうのでしょうか?
どんなに対策してても花粉は家に入ってくる
花粉はとても細かく浮遊しているので、どんなに掃除をちゃんとしていても家の中に入ってきます。花粉症の症状がひどい人は家の外と家の中の花粉の量は変わらないと思ったほうがいいでしょう。それくらい対策しておくに越したことはないです。
花粉は家の中に浮遊しているだけでなく、いろんな家具などにくっつきます。玄関や窓の近くは花粉の多い場所と言われているので、入念に掃除しましょう。
着ていた服にくっついている
家に帰ってから出かけた時と同じ服装で生活していると服にべったりとついた花粉を室内にばらまくことになります。間違ってもそのままの格好で寝室へ行くのはやめましょう。ベストなのは帰宅後すぐに着替えてシャワーを浴び、体についた花粉をしっかり洗い流すことです。
どうしても面倒くさいという人は、家に入る前に花粉をはたいて落としましょう。帰宅後の行動が花粉症を悪化させないための第一歩となるでしょう。
洗濯物を外に干す
3~4月頃に洗濯物を外に干すと間違いなく花粉がつきます。その洗濯物は室内に花粉を入れ、そのうち着ることになるので体の中に花粉を入れることになります。気温は暖かくなっているので室内でも洗濯物は充分乾くと思います。布団などは干したら掃除機で花粉を吸いこんでから使いましょう。
空気の入れ替えは花粉を招き入れる元
部屋の換気のために窓をあけると、大量の花粉が入ってきてしまいます。花粉の量が多い時間は危険なのでできれば早朝か夜中の花粉が少ない時間帯に換気をするのがいいでしょう。
エアコンに花粉吸着フィルターをつけることにより花粉を取ってくれる効果もあります。自宅の室内環境や生活環境を見直してみてもいいかもしれません。
花粉症を体の内側から予防できる?!
花粉症は免疫力の低下が原因で起こります。最初に伝えたように免疫力が低下すると花粉症の症状が悪化するので日々の生活習慣が大事になってきます。免疫力が上がると花粉症の症状が軽減されるようになります。免疫力を上げるにはどうしたらいいのでしょうか?
体温を上げる
免疫力は体温が下がると低下し、逆に体温が上がると何倍にもアップすると言われているので体温を上げることが重要になってきます。体質などの個人差もありますが、体温を上げるには適度な運動と入浴がいいでしょう。体温が上がると血行がよくなり代謝も上がるので間違いなく健康になります。
腸内環境をよくする
免疫細胞の半分以上は腸内にいると言われているので、腸内環境を整えることで免疫力が上がるようになっているのです。具体的にはどうすればいいかというと、腸内の善玉菌を増やすことです。善玉菌を増やすための栄養素を取る必要があります。例えば発酵食品のヨーグルトや納豆、味噌にチーズなど普段から食べている身近なもので大丈夫です。それ以外には海藻類に多く含まれる食物繊維や緑黄色野菜や果物に含まれるBカロテンなど花粉症にも効果的です。
よく笑う
笑うことは体にいいと言われていて、免疫細胞を活性化させると言われています。その他にもストレスを軽減したり、血行がよくなったりと健康にもいい効果があります。日常生活で笑うための方法はたくさんあるので、なるべく笑っていられる時間を増やしましょう。
夜しっかり寝れると花粉症の症状も軽減される!
寝る前に花粉症の症状で苦しんでいる人は多いです。特に鼻水が止まらないのは辛いですよね。実は鼻がふさがってしまうことが眠れないことの大きな原因になっています。鼻がつまってしまうと口呼吸になってしまうので乾燥して炎症を起こしたり、風邪をひきやすくなってしまったり、眠れないことでストレスがたまってしまいます。免疫力が低下すると花粉症は悪化してしまうのです。
辛い鼻の症状を緩和するために鼻うがい
- 洗面器にぬるま湯を入れ、そのに適量の食塩を入れてよくかき混ぜます。
- 片方の鼻を抑えて反対側から食塩水を吸い込みましょう。この時水を飲みこまないように息を止めるのがいいでしょう。
- 一度水を捨てて何度か繰り返します。終わったら反対側も同じようにやりましょう。
- 左右終わったら鼻の中に残っている水をしっかり出して終わりです。
鼻うがいを行うことで粘膜についた花粉やウイルスを取り除き、鼻の通りを一気にスッキリさせることができます。
部屋の環境を変えることでも花粉症の負担をやわらげる
- どんなに対策してても花粉は家に入ってくる
- 着ていた服にくっついている
- 洗濯物を外に干す
- 空気の入れ替えは花粉を招き入れる元
エアコンに花粉吸着フィルターをつけることにより花粉を取ってくれる効果もあります。自宅の室内環境や生活環境を見直してみてもいいかもしれません。
花粉症は体の内側から予防することができる
- 体温を上げる
- 腸内環境をよくする
- よく笑う
花粉症も普段からの規則正しい生活ができていれば改善していくことも可能です。これでも辛ければ病院での治療もできるので、症状が改善されず辛い場合は病院へ行きましょう。