しつみん

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ビタミン不足が眠い原因?春はいくら寝ても寝たりないのはナゼ?

夜はしっかり寝ているはずなのに、昼間眠くて眠くて仕方ない時はありませんか?ウワサではビタミン不足が眠い原因になっているらしいのです。春に眠たくなるのも、実はそれが関係しているのでしょうか?

 

 

夜はしっかり寝てるはずなのに昼間も眠いのはどうして

冬と比べて春は気温が暖かくなるので、気持ちよくてなかなか起きられない人も多いのではないのでしょうか。暖かくなると眠気を感じるのは自律神経が原因と言われています。自律神経は活発に活発に活動したり緊張状態に働く交感神経とリラックスしている時に働く副交感神経があります。

 

冬の寒い間は交感神経が刺激されることが多く、暖かくなり春になると副交感神経が優位になり、体がゆっくり休める時間が増えるので眠くなる時間が増えると言われています。ただ実際には季節の変わり目だと寒暖差で自律神経が乱れることも多く、仕事の人事や環境が変わるストレスなどで、眠る時間は長かったとしても良質な睡眠は取れていない場合があるらしいのです。

 

なので「暖かくなって寝やすいし、たくさん寝れてるから大丈夫」なんて思っていても、逆に体に負担がかかっていて、そのせいで昼間も眠くなっている可能性があります。たくさん寝てても眠い場合は体に疲れがたまっていると見て間違いないでしょう。

 

春に眠い原因はビタミン不足のせいだった!

春になると眠くなる原因は季節の変わり目に自律神経が乱れるのと、ビタミンが不足するからと言われているのです。ビタミンは様々な食材に含まれているものなのでしっかり取っているかと思いきや、意外と不足しがちな栄養素になってくるのです。ビタミン不足が睡眠にどう影響してくるのでしょうか?

 

ビタミンが不足すると体の疲れが取れにくくなってしまいます。体の疲れが取れないということは寝ても体力が回復できないので、日中眠くなってしまうのです。ビタミンにも様々な種類がありますが、疲れを取る働きはほとんどのビタミンに入っています。なのでビタミンを積極的に取るのと同時に疲れをためすぎないようにする努力も必要です。

 

それ以外に免疫力を高める効果や神経細胞を正常に保ったり、栄養素をエネルギーに変えるのもビタミンの大切な役割となっています。逆にビタミン不足は不眠の原因になる可能性もあります。不眠に関してはストレスの影響も大きいですが、栄養素で補うだけで解決する場合もあります。

 

特にビタミンB群には睡眠のリズムを正常に整える効果があります。合わせてマグネシウムやカリウムが不足すると睡眠に影響が出ると言われているので、ビタミンと合わせて摂取していくのがいいでしょう。

 

寝ても寝ても眠いのはもしかして春のせいじゃないかも・・

春だから眠いのは仕方ないと思っている人も多いと思います。しかし四六時中起こるその眠気は、もしかしたら春のせいではないかもしれません。あなたの眠気は大丈夫ですか?

 

睡眠時無呼吸症候群

これは睡眠中に何度も呼吸が止まってしまう症状です。夜中に何度も目を覚ましてしまう場合は睡眠時無呼吸症候群の可能性があります。いびきをかいていたり、寝起きに頭痛が起きている人も要注意です。長時間寝ていたとしても体の疲れが取れないので、日中の眠気が強くなります。

 

睡眠不足症候群

本人に自覚はなくても慢性的な睡眠不足になっている状態です。長時間眠っている場合は睡眠の質が低下していることが原因だと考えられます。

 

特発性過眠症

睡眠が長時間になると、日中に強い眠気が起こる症状です。

 

ナルコレプシー

居眠りがほとんど毎日起こる症状です。普通の人が寝ない場面でも平気で眠ってしまう場合は疑ったほうがいいかもしれません。1日のうちに何度も強い眠気が起こるので症状としてはわかりやすいです。

 

自分では気づかない場合も多いので、家族や周りの友人にも見てもらうといいかもしれません。もしこのような症状が見られたら、すぐに病院へ行きましょう。

 

不足しがちなビタミンをたくさん取って適切な睡眠を!

長時間寝れば体にいいというわけではないようです。質のいい睡眠を取るためにバランスよく栄養素を摂取していきましょう。

 

ビタミンB6

質のよい睡眠に必要なのはセロトニンという脳内物質をつくることです。セロトニンはメラトニンという睡眠を安定させるためのホルモンの働きを促す効果があるのです。セロトニンをつくるのに必要なのがトリプトファンとビタミンB6になります。

 

ビタミンB1はマグロやバナナ、鶏肉やレバーや大豆食品などに多く含まれています。バナナや大豆食品はトリプトファンも含まれているので、快眠にはいい食べ物になります。

 

ビタミンB1

ビタミンB1には疲労回復効果があります。不足してしまうと睡眠中に体の疲労が解消できずに疲れが残ってしまいます。睡眠で疲れを解消するにはこのビタミンB1が必要になってきます。

 

ビタミンB1は主に豚肉・ナッツ・うなぎ・野菜類に含まれています。ビタミンB1は不足することで精神状態が不安定になったり肝臓などの機能が低下する可能性があるので、注意して取るのがいいでしょう。

 

ビタミンB12

ビタミンB12は睡眠を促したり、体の光を感知する作用に関わっているため睡眠にとって重要なビタミンになります。なので不足してしまうと体内時計がおかしくなってしまう可能性があります。

 

ビタミンB12はシジミやアサリ、レバーなどに多く含まれています。ビタミンB12は多く取り過ぎても問題ないので意識してたくさん取るようにしましょう。

 

ビタミンC

睡眠に関してはビタミンB群が効果がいいと言われがちですが、ビタミンCも同時に取るといいと言われています。ビタミンCはストレス解消効果があるので、ビタミンB1と同じくいい睡眠を取るために必要になってきます。他には女性に嬉しい美肌効果やアンチエイジング効果、免疫力を高めるおまけつきです。ビタミンCは果物や野菜やイモ類と幅広い食品に含まれています。

 

栄養をしっかり取って春の眠気に負けないようにしよう!

春に寝ても寝たりない主な原因は冬から春への寒暖差と環境が変わるストレスです。それ以外にビタミン不足という可能性があります。ビタミンが不足してしまうと体の疲れが取れにくくなり、睡眠中に体力の回復ができにくくなってしまいます。

 

なのでビタミンをしっかり取らないとに体に疲れがたまり、日中に眠たくなってしまうのです。それ以外に病気が原因で眠くなっている可能性もあるので症状が当てはまる人は気をつけましょう。

 

気を付けたい睡眠の病気

  • 睡眠時無呼吸症候群
  • 睡眠不足症候群
  • 特発性過眠症
  • ナルコレプシー

 

ビタミンを取ることにより栄養素をエネルギーに変えたり、免疫機能を高めたり、神経細胞を正常に保ったり様々な効果がありますが不眠や睡眠の質をよくするのにも効果があります。特にビタミンで睡眠にいいものを厳選しました。

 

ビタミンB6

睡眠を安定させるためのホルモンの働きを促す効果がある。

含まれる食べ物:マグロ・バナナ・鶏肉・レバー・大豆食品

 

ビタミンB1

疲労回復効果がある。不足してしまうと睡眠中に体の疲労が解消できずに疲れが残ってしまう。

含まれる食べ物:豚肉・ナッツ・うなぎ・野菜類

 

ビタミンB12

睡眠を促したり、体の光を感知する作用に関わっているため睡眠にとって重要な効果がある。

含まれる食べ物:シジミ・アサリ・レバー

 

ビタミンC

ストレス解消効果があり睡眠を取るために必要。他には女性に嬉しい美肌効果やアンチエイジング効果、免疫力を高める効果がある。

含まれる食べ物:果物や野菜やイモ類

 

ビタミンなどの栄養素をしっかり取ることも必要ですが、日頃からの疲れやストレスを溜め過ぎないようにするのも大切になってきます。体を無理させすぎないようにしましょう。

 

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