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貧血の症状は様々!吐き気を感じる原因は何!?

貧血の症状は様々で、頭痛、めまい、肩こりなど色々な症状があります。人によって違いますが、今回は沢山ある貧血の症状の中から吐き気を感じる症状についての原因と対策などを私の体験をもとに紹介していきますね。

 

 

貧血は軽い症状から起こる

立ち仕事をしていてフラ…っと立ち眩みをすることはありませんか?貧血の症状は最初は軽いもので貧血と気が付かないことが多いです。ただの肩こり、ちょっとした目の疲れ、と思っているものが本当は貧血に繋がっているかもしれない症状の一つだと知っていますか?

 

最初は気が付かなかった症状もだんだんと酷い症状になるとあれ?と自分の体に疑問を持つようになりますよね。私は少し疲れっぽいな、と思ったりしていても特に自分の体調がおかしいと思っていなかったのですが、吐き気を感じたときに流石にこれは疲れているだけじゃないのかもしれないと思い、病院に行くことを決意しました。診断結果は貧血でした。

 

病院でももちろん貧血の症状に効く薬を処方してもらえますが、忙しく病院に行けない方もいると思いますので簡単にできる吐き気の対処方法などを考えてみました。

 

吐き気の原因は酸素不足!?

貧血と一括りにしていることが多いですが貧血にも種類があることを知っていますか?鉄欠乏性貧血(てつけつぼうせいひんけつ)、と呼ばれるものが一般的に多い貧血です。字面からわかるように鉄分が欠乏しているという意味で、鉄分が不足して血中のヘモグロビンが作られず血が少なくなってしまうことから貧血になってしまいます。

 

  • 悪性貧血
  • 溶血性貧血
  • 再生不良性貧血
  • 鉄芽球性貧
  • 血腎性貧血

 

など貧血にしても沢山種類があります。私は鉄欠乏性貧血で血が足りていない状況でした。吐き気を感じるほどなので相当な症状だったんだと思います。貧血で吐き気を感じる原因ですが、まず貧血になると酸欠になってしまうんです。

 

酸欠状態が続くと胃や腸の働きが鈍くなってしまうので消化不良を起こすことが原因で吐き気に繋がっているのではないかと思います。また女性の場合は月経時にプロスタグランジンというものが排出されることによって消化不良になります。

 

プロスタグランジンは胃の粘膜の血流を良くする働きをしてくれるもので、これがなくなると胃が弱くなったりしてしまうので消化機能も弱くなってしまう、という考えです。また月経によって貧血を引き起こすこともあります。貧血からくる肩こりや頭痛は何とか我慢できても吐き気を我慢するのって結構難しいですよね。

 

酸欠状態になっているから吐き気がする、といわれても酸欠ってどうやって治したらいいのかすぐには出てこないと思います。酸欠なんて普通に生活していたらあまり縁のないことですし、山登りなどをして一時的に酸欠状態になることがあったとしても、貧血の症状で長期に渡って酸欠状態になるのは中々耳にすることも少ないと思います。

 

自分の貧血がどういう貧血なのか、どんな症状なのかをしっかりと知って対処していくことが貧血を治していく1歩目になるのでまず自分の体の状況を確認してみましょう。

 

鉄分を取って貧血治療

貧血の症状なので鉄分を摂取するといいと思いますが鉄分を沢山摂取するのは結構難しいですよね。鉄分の多く含まれている食品を上げてみると、レバーや大豆、ひじきなどでしょうか。季節もので鉄分が多く含まれているものもありますが毎日摂取しようと思うと大変です。

 

摂取できるときはいいですができなくなったとたんまた貧血になる、なんて方も世の中にはいるみたいですし、そういう時はサプリメントで補うことも視野に入れておきましょう。鉄分の含まれているサプリメントも沢山ありますが私は「マスチゲンS錠」を服用しています。

 

錠剤が赤色でいかにも血液に効果がありそうな色にちょっと驚きつつも1日に決められた量を服用していると、だんだんと貧血の症状に悩まされることが少なくなってきました。吐き気もなくなってくるしフラっと立ち眩みをすることもなくなってきます。

 

やっぱり自分の体に必要だと決まっている鉄分量はちゃんと摂取しなければいけませんね。ただサプリメントに頼っているばかりではなく良い体内環境を作っていくにはちゃんと体の中から変えていく必要があります。またサプリメントや食事で補っていても吐き気の症状が出てしまうこともあるかもしれません。

 

服用してすぐに鉄分が体全部にめぐってくれるわけではないので効き目を感じるまではまだ体が酸欠状態にあるんだと思います。自分の体が酸欠状態であることが原因なので体にちゃんと酸素を巡らせてあげることが重要です。とても簡単なことですが、大きく深呼吸をしたり横になって沢山休息を取ったりします。

 

休息といってもただ横になるだけではなく何も考えずに体に酸素を回してあげるような気持ちで休息をとるようにしましょう。体調が悪いときってあれこれ考えてしまうかもしれませんが考え込んでしまうと脳が働いてしまって疲れも取れません。ゆっくりと体を休めてあげることが貧血の症状を和らげてくれます。

 

貧血の時に運動ってしてもいいの?

私は貧血になってから動くことも億劫になってしまっていたんですが、貧血になるとなかなか運動をしなくなってしまう方はいると思います。血が足りていないのに激しい運動をした時に頭が痛くなってしまいその頭痛から吐き気を感じることもあるそうです。

 

運動は血液の流れをスムーズにしてくれたり、心肺機能の向上にも繋がります。運動不足にならないためにも体がつらくない程度に運動をするように心がけましょう。ただ貧血の症状が出ている人は他の人よりも疲れやすくなったりします。

 

誰かと一緒に運動するのは良いことですが相手に合わせて無理をするのは厳禁です。無理をしすぎてまた吐き気を感じたりもっと酷いと倒れたりすることも…。運動をしなくてはいけないと体で思っていてもなかなか動けなかったんですが、最初は軽いウォーキングからでも全然大丈夫です。

 

血液の流れを良くして体全体にしっかりと血液を届くようにしてあげましょう。ウォーキングに慣れてきたら軽いジョギングに切り替えたり自分の体と相談しながら適度な運動をして脱貧血!健康な体を作りましょう。

 

きちんとした生活で症状緩和

貧血は誰にでも起こりうる病気です。急に鉄分量が減っていきなり症状が出るわけではないのが殆どなので、重い症状になるまで自分が貧血だと気が付かない場合もありえます。

 

軽い症状でも大丈夫、と片付けずに病院に行って検査をしてみたり、食生活を少し改善してみましょう。重い症状になると立ったり座ったりの行動をするだけでフラフラします。

 

立つことも座ることも日常生活で本当に何回も繰り返すものですし、毎日そんな大変な症状に苦しめられてしまう前に貧血治療をしていきましょう。特に健康に気を付けていて体内で鉄分が不足することがなかったとしても、急な出血で血が足りなくなって貧血になることもあります。

 

外的要因での出血はその時にどうにかできるものではありませんが、普段から血の量が多い人と少ない人とだと対処の仕方も変わってきます。これからもずっと健康に生きていくためにも血液は無くてはならない存在です。

 

鉄分を沢山摂取して無駄なく体を循環するように運動もしていると貧血の症状は和らいでいきます。貧血や吐き気に悩まない体作りが大切です。血液を作る働きを体が怠ることのないように定期的にチェックしてみましょう!

 

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