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視力低下は急激なストレスが原因かも?

気づいたら「あれ、目の前がぼやけてる?」なんて経験はありませんか?まるで視力低下が急激に訪れたかのような経験を自分はしたことがあります。しかもその原因がストレスによるものでした。

 

 

いつの間にか視力低下?

それはパソコンで仕事をされているときに数字がぼやけて見える、または車を運転していて、数十メートル離れた標識を見ようとしたときに、いつもは鮮明に見えるのに、なぜかぼやけて見えるなんてことです。

 

自分の場合、それはちょうど30歳になる手前で立場も管理職に変わり、仕事でいっぱいいっぱいなときでした。おそらく当時は仕事上で過度なストレスを抱えていたと今では思います。

 

「視力だけは良い」それが自分にとってお決まりのフレーズでした。学生時代は小中高と必ず、視力検査があったかと思います。学生時代の自分の視力検査の結果はいつも 1.5でした。

 

ちなみに過去最高は2.0でしたが、だんだんと視力検査自体が1.5も取れていれば良し、みたいな流れに変わってきましたので2.0まで図る機会も少なくなり、結果的にいつも1.5でした。おそらくそれ以下の数値をとったことも記憶にないので、本当に目だけは昔からずっと継続して良かった記憶があります。

 

昔からよく言う「勉強している人は視力が悪くなる」という理屈に当てはめるなら、自分は勉強嫌いでしたので、人より視力が悪くなる確率は低かっただけかもしてません。周りには自分のように視力が良い人もいれば、良くない人もいます。

 

自分自身が今まで視力が良かったため、視力が低くて、コンタクトや眼鏡をかける必要がある人たちの気持ちがよくわかりませんでした。ただ単純にいつも、どこにいくにもコンタクトや眼鏡を肌身離さず持ち歩かなければならないことが大変そうだな、ぐらいにしか思っていませんでした。

 

30歳間際で急激な視力低下が気になり始めた

視力だけが唯一の自慢だった、そんな自分が30歳を手前にして急激に目の前がぼやけて見える経験をすることになりました。今までどんなことがあっても視力だけは悪くなることがなかったにもかかわらず。当時の自分からしてみれば「自分がまさか、、、」という思いでした。

 

自分がこの経験をしたのは、仕事中、パソコンを使って業務をしているときでした。いつもであればそんなことは起こらないのに、その日に限っては勝手が違いました。パソコン上に移る小さい数字の羅列がぼやけてしまい、目を細めて顔をパソコンに近づけないと見えない状態でした。

 

ちょうど30代に差し掛かるという節目のタイミングでもありましたので、年齢的な問題だったかもしてません。それと当時は年齢とともに任される仕事も変わり、役職も平社員から組織を束ねる管理職になっていました。

 

今までは自分1人の業務をすれば良かったですが、管理職になれば自分1人のことだけ済ませればよいとは言ってられないため、周りのスタッフのことに注意を向ける日々が続いていました。仕事自体もハードで朝から夜遅くまで働く日々が続いていました。当時は管理職という役割に加え、仕事自体の大変さに日々強いストレスを抱え込んでいました。

 

視力低下の原因を調べてみて

あまりに日々の仕事に影響がでて困るため、何とかこの視力低下の問題を解決しようとネットや本で解決方法を調べることにしました。調べた結果、いろいろな要因が上がってきました。

 

よく見聞きすることかもしれませんが、コンタクトやメガネの度数が、自分の視力とマッチしていない、暗い部屋などで目を酷使している、テレビやスマホなどの電子機器を長時間見続ける、または至近距離で見続けるなどなど。

 

それらは当然自分にも当てはまりますが、かといって人一倍そんなことに時間を使っているかは疑問が残りました。仕事上パソコンを使う機会はありましたが、それは仕事全体で考えれば1割程度の時間ですのですし、仕事の拘束時間も長かったため、家でゆっくりスマホやテレビを見る時間は休日以外はほとんどありませんでした。

 

そのため上記に上げた理由がそこまで強く当てはまらないように思えました。そんなとき、様々な理由がある中で自分が一つ引っ掛かったものがありました。それはストレスがもたらす視力の低下でした。

 

具体的に言うと、人体をコントロールしている自律神経が乱れることにより血流が悪くなり目の周りまで十分な栄養、酸素が行き届かなくなり、結果的に視力に悪影響を与える、しいては視力を低下させるということでした。

 

そんな大切な自律神経に強く影響を与えるのが”ストレス”でした。タイミング的にストレスを強く抱えていることを自覚していた時期でしたので、このストレスという要因が自分にとって一番もっともらしい原因ではないかと思いました。

 

また別の機会でそのストレスが原因であることを強く確信した出来事がありました。当時、仕事がとてもハードなため、休日の日などは体調管理の意味合いで整体に継続的に通っていました。

 

ある時、整体師の方から身体をリラックスさせるために自律神経の乱れを整える必要があることを教えてもらいました。自律神経が乱れると血流が悪くなり、それが肩こりや頭痛などに影響を与えるということでした。

 

特に首から頭にかけての血流が大切ということで、その日は頭の後ろ、首との付け根あたりを重点的に施術してもらいました。施術が終わり、車を運転しながら帰宅している途中、ふと気づきました。

 

「前方の景色やぼやけて見えた標識が鮮明に見える。」驚きとともに、そのとき同時に思ったことが「やはり急激に視力が低下した原因はストレスではないか?」ということでした。過度なストレスが自律神経の乱れを引き起こし、血流の流れを悪くしている。それが結果的に目に悪影響を与えているのではと思い至りました。

 

良い状態は長くは続かず

整体に通ったあと、目がぼやけることがなくなり視力がもとに戻ったかのように思っていました。しかし良い状態が続いたのは3日程度で、その後は元の悪い状態に戻っていました。整体に通っても、一時的に状態が良くなっただけ。根本的なストレスの問題は改善されていないため、日常生活が続くとすぐに元の状態に戻りました。

 

ただもっともらしい原因はつかめていたので、あとは自分自身でストレスをうまく対処するだけだなと思い、仕事を続けながらストレスをコントロールする取り組みを始めました。ストレスをコントロールするうえで考えないといけないことが、自分自身の性格的な問題でした。

 

仕事上、管理職であったためストレスをためやすい環境であったことは間違いありませんが、自分自身としても仕事に対して過度に没頭してしまう傾向があったため、意識して自分自身を仕事から引き離す必要性を感じていました。

 

そのためには趣味など自分な好きなことに没頭できる時間を意図的に、定期的に作ることにしました。仕事とプライベートのバランスが、仕事の方に大分偏っていましたの、プライベートな時間の比重をもう少し上げることにしました。

 

今まででしたら、休日の日でも仕事をする時間が多かったですが、趣味である映画を映画館まで必ず見に行くことに決めました。映画の良いところはストーリー性があるので、映画の世界に没頭しやすく、自然に仕事のことを忘れられるのでとても良い機会でした。

 

またストレス発散にはスポーツが良いことは周知のとおりですが、なかなか社会人になると定期的に身体を動かす機会も限られてくるため、定期的に身体を動かすことにしました。

 

一番手っ取り早いのはランニングですが、昔から長距離走が苦手なこともあり、長く続きませんでした。その次に始めたのがスイミング。自宅近くのスポーツジムにプールがあり、冬の時期でも温水のため年中通うことができました。スイミングは無理なく継続できました。

 

ストレス解消して自分自身に目を向ける時間を持つ

意識的にストレスをコントロールしようと取り組みを始めてから、少しずつですが目の状態も良くなってきました。すぐに完治したわけではありませんが、以前のような目の前がひどくぼやけることも少なくなり、ちょっとずつ視力が回復していきました。

 

今回の目がぼやけて、視力が低下したかのような経験は自分自身の生活を見直す、絶好の機会になりました。そしてストレスがこれほど体に悪影響を与えることも知れる機会となりました。これを機に仕事ばかりに偏るのではなく、自分自身の体調にも十分目を向ける時間を大切にして、ストレスとうまく付き合っていきたいと思います。

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