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かかとが痛いのは病気のサイン!?疲労蓄積が原因じゃないかも

日常生活の中でかかとが痛いと感じることはありませんか?特に立ち仕事をしている人は足への負担が大きいです。そのかかとの痛みを放っておくと深刻な病気に発展してしまうかもしれません。原因を考えて危険な状態になる前に対処しましょう。

 

 

かかとが痛いと歩くことが困難に?!

立ち仕事をしていると足に自分の体重がずっと乗っていることになります。特にかかとは体の半分以上の体重を支えている部分です。常に立ち仕事をしていたり足を酷使しているとかかとに負担がかかってしまいます。かかとの痛みって1日安静にしていれば緩和されることが多いですが疲労は蓄積してしまいます

 

特に毎日何時間も立ち仕事をしている人は注意が必要です。かかとはふくらはぎの筋肉やアキレス腱にも関りがあり足を使うのにとても重要で、そうでなくても大事な神経も持っているのでとても大切な役割をしています

 

人間が二足歩行できるのもかかとが他の生き物よりも発達しているからです。かかとの発達が秀でてなければ、人間は二足歩行のできる生き物にならなかったのではないか、と考えられるぐらいです。

 

そんな大切なかかとが痛いと感じることが続くと、普段の生活を送ることが困難になることがあります。かかとの痛みにも色々とあります。痛むところによって原因も変われば対処法も変わってきます。

 

原因はかかとが炎症を起こしているから

かかとの後ろに痛みを感じる人は、踵骨後部滑液包炎(しょうこつかかつえきほうえん)の可能性があります。かかとには滑液包というものが存在しています。先ほども話したようにかかとはふくらはぎの筋肉やアキレス腱、神経と繋がっています。

 

もちろん皮膚もそうですし、他の筋肉や靭帯にも関りはあります。その色々な体の機能とかかとの骨が丁度触れ合う部分に、この滑液包は存在していてクッションのような役目を担ってくれています。この滑液包が炎症を起こすとかかとが痛いと感じる原因になります。

 

この滑液包が炎症を起こす原因は様々で、かかとや足そのものを酷使した時や外的要因が原因になることもあります。クッション性のないような靴を常に履いていたり、かかとに衝撃が走りやすい動きをよくしているのもよくありません。

 

また原因が不明で炎症を起こすこともあるみたいなので、かかとに負荷をかけた覚えがなくても踵骨後部滑液包炎になることはあります。かかとを地面につけたときに痛みを感じやすいんですが、これは炎症を起こしている滑液包に体重がのることが原因です。

 

かかとに体重がのってしまい滑液包を刺激してしまうからです。でも外傷ではないのでどういう対処をするのがいいんでしょうか?滑液包が炎症を起こしたときは、痛みもそうですが見てわかるぐらい腫れていたりします。

 

早く治すためには、かかとに衝撃がありそうな固い地面を走ったりジャンプしたりするのは控えるようにしましょう。また炎症を起こしているので冷やすことも効果的です。特に運動をした後は冷やすようにしましょう。

 

普段から激しい運動をしている人は、炎症が落ち着くまでは運動量を減らすように意識してみると早い治療に繋がると思います。立ち仕事をしている人は仕事の時間内はずっと立っていることが殆どで、かかとに凄く負担がかかっています。仕事の時間が経つにつれてどんどん痛みが増したりするので、靴のかかと部分にだけいれるインソールやパッドを入れるようにしたりしてください。

 

靴屋でももちろん販売はしていますが、インターネットサイトで探してみると店舗で販売されているより種類も豊富です。クッションパッドも布でできているものもあれば、ジェル素材でできているものもあります

 

自分の使いやすいものを探して痛みを緩和させましょう。また馬の蹄のような形をしているヒールパッドを使用すると、靴底や地面とかかとが直接触れ合う面が少なくて済むので、かかとへの負荷がだいぶ軽くなります。

 

立っていられない程の痛みが伴ったりや腫れが全然引かない場合は、早めに病院で診察をしてもらえます。痛みや腫れの程度によっては薬を処方してもらえたりするので、かかとが痛いという理由でで仕事に集中できなくなってしまう前に、病院に行くようにしましょう。

 

疲労蓄積が様々な病気の原因かも

かかとの後ろ側ではなくてかかとの下が痛む場合はまた違った原因が考えられます。足底筋膜炎(そくていきんまくえん)という炎症を起こしている場合があります。別称で足底腱膜炎と呼ばれている場合もありますが症状は同じものです。

 

足の裏の皮膚の下には足底筋膜という腱が膜のように広がっています。これはかかとにまで繋がっている作りをしています。体の全体重を支えている足の裏の腱は体の中でも丈夫な作りをしているんですが、長時間負担がかかりすぎると炎症を起こしてかかとや土踏まずに痛みが響くようになります。

 

特にスポーツをしている人や立ち仕事をしている人は他の人よりも足に負担がかかっています。ジョギングなどを始めて最初から長すぎる距離を走ったりして、急に使うと足が慣れてなくてかかとが痛くなる原因になります。

 

朝起きて立った時に、かかとや足の裏に痛みが走ったりかかと付近を触ったり押したりすると痛みがある症状は足底筋膜炎になっている可能性が高いです。足の裏には土踏まずと言われる部分があるんですが、歩いたり走ったりするときには土踏まずがとても重要です。

 

偏平足になって土踏まずがなくなってくると正しい歩き方ができなくなり、足底筋膜炎になったります。また年齢を重ねるにつれて足の裏のアーチがだんだんとなくなって偏平足になってしまう人も注意しましょう。

 

偏平足予防、改善の運動

  1. ゴルフボール、もしくはテニスボールを足の裏のアーチ部分でコロコロする。

 

◆偏平足予防、改善の運動

  1. 長方形のフェイスタオルを広げる
  2. 幅の狭い方辺が正面になるように椅子に座る(椅子じゃなくてもOK)
  3. 足の指でタオルの端をつかみ、離し、つかみ、離し、足の指の力だけでタオルを引き寄せる。

 

※いずれもすでに足底筋膜炎の方にはおすすめしません。痛みがある場合は整体などの専門医にご相談くださいね。

 

足裏だけでなく、かかとはふくらはぎとも繋がっているので、足の裏のマッサージをすると同時にふくらはぎもマッサージをして筋肉をほぐしてあげるようにすると痛みが緩和されやすくなるそうです。

 

こちらも、先ほどの踵骨後部滑液包炎と同じくインソールを靴底に入れるなどして普段足を使うときに、かかとや足の裏に衝撃が少なくなるようにしましょう。

 

足底筋膜炎の場合はかかとのみのインソールではなく足全体の形をしたインソールやクッションパッドなどを使うとかかとだけでなく足の裏全体の痛みも軽減すると思います。足底筋膜炎は悪化が進むと他の症状が見られるようになることがあります。

 

「かかとが痛い」を放っておくと悪化していく

足底筋膜炎を治療せずそのままにしていると踵骨棘(しょうこつきょく)という症状に悪化します。炎症がずっと続くと、足の裏の腱が前にどんどん引っ張られてしまうんです。そうなると骨が増長してしまい、骨が出っ張ってきます

 

踵骨棘になることが原因で新たな痛みや腫れを伴うことはほとんどありませんが足底筋膜炎の痛みがどんどん酷くなっていきます。また踵骨棘の原因としては歩き方によるものも考えられています。普通に歩いているつもりでも足首が内側に曲がってしまっている人は、この症状になりやすいようです。

 

足をかかとからつけて、だんだんつま先が付くような気持ちで歩くように意識してみましょう。足の裏をの外側だけ使って歩くような歩き方が、足首を内側に曲げてしまっている原因になっているので、立ち仕事をしているときもしっかりと並行に歩くようにしましょう。

 

疲れた後はしっかりかかとをケア!

かかとが痛いと立つことも歩くことも億劫になってしまいます。特に立ち仕事をしている人は仕事中も自分の体の重みで、痛みを増やしてしまっています。人間が立つにはかかとはとても重要なので、あまりにも放置していると立つことができなくなってしまう可能性も0ではありません

 

だからと言って仕事をすぐに変えられるわけでもないですし、座り込んで仕事をするわけにもいきません。足を酷使したときは、しっかりとかかとや足の裏のマッサージをして、足に休息を上げることが大切です。

 

足のむくみから前進が太ってしまう原因にもなります。ちょっとの痛みがどんどんと酷くなってしまう前に、しっかりとした治療をしましょう。

 

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