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あくびが止まらない!原因は酸素不足だけじゃない?

眠たい時ってあくびが出ますよね。眠いわけではないときでも、あくびがとまらないことありませんか?あくびは眠い時に出ることが基本ですが、それ以外でも出ることがあります。

 

また、「あくびの原因は酸素不足だ!」と聞いたことありませんか?周りの人があくびしていると、いつのまにか自分にもあくびが移ってしまったりしますよね。確かに酸素不足もあくびが出る原因のひとつですが、他にも様々な原因があったんです。

 

 

眠い時にでるのは通常のあくび

あくびが出るのは何かしらの原因がありそうな気がしますよね。実はあくびが出る原因は未だにはっきりとは解明されているわけではないんです。そのため、「あくびの原因はこれだ!」と断定できるわけではなく、あくまで仮説としていくつか考えられる原因を紹介していくことになります。

 

意外かもしれませんがあくびには2つ種類があります。

 

  1. 眠い時に出るあくび。
  2. 眠くないのにでるあくびで、「生あくび」と言われています。

 

眠い時や起きた時はよく大きなあくび出ますよね。あのあくびは通常のあくびで特に問題があるわけではありませんが、眠い時に出るあくびは、脳が疲れてる状態なため脳に疲労が溜まっているからですそこであくびをすることで、疲労物質を排出して疲れを飛ばそうとします

 

眠い時以外にもあくびが出る?

眠くないのにもかかわらずでてしまう生あくびには、いくつか原因が考えられます。病気の症状として生あくびが出ている場合もあるので、その場合には注意が必要です。

 

先述の通り、生あくびは眠くないのにもかかわらず出るあくびのことを言います。眠くないのに「何回もあくびしてしまう」とか「大きなあくびが出る」ということを皆さん経験したことはあると思います。生あくびの原因は複数考えられます。

 

脳の酸素不足を解消するため

漫画でもよくあるシーンですが、起きたときに「ふわぁ〜」っと大きなあくびをすることありますよね。起きた時にであるあくびは、脳が働きが鈍い状態であるため、口を大きく開けてあくびをすることで血液に新鮮な酸素を送り込んで、脳を働かせようとする一種の生理現象であると考えられます。

 

また、血圧が低下して脳や身体が酸素不足になったときも、起きた時と同じように酸素を取り込むためあくびが出ることがあります。確かにあくびをするとすっきりした感じになりますよね。これも脳に酸素がいきわたった証拠です。

 

緊張やストレスの緩和

面接の時や試合の前など人の前に立つ時にあくびが出たことありませんか?あくびや緊張やストレスを感じた時にも出やすくなります。緊張で身体が固まってしまうと、自律神経が乱れ呼吸が浅くなってしまいます。そうすると脳や身体中に十分な酸素が送られなくなってしまうので、それを防ぐためにあくびをして酸素を身体に送ります

 

体温調節

体温調節としてあくびがでるという場合もあります。あくびによって外の冷たい空気を取り込んで、必要以上に上がっている体温を下げる働きがあります。取り入れた空気が体温をどれだけ下げてくれるのかはわかっていませんが、あくびで体温が下がったような気は確かにしますね。

 

乗り物酔いの前兆

車など乗り物に乗っている時に、頻繁にあくびをするという方は意外と多いように感じます。この場合は乗り物酔いの前兆で、あくびの後に徐々に冷や汗やめまい、吐き気などの症状が出てくる可能性が考えられるため、あくびが出始めたら楽な状態になったり遠くを見たりして、対策をしましょう。

 

気圧による影響を緩和する

気圧による影響を和らげるためにあくびがでる場合もあります。トンネルを通る時や飛行機や登山で高い場所へ行った時、気圧によって耳が変な感覚になることありますよね。

 

そういう時、わざと唾をのんだりあくびをしたりして変な感覚を治そうとしませんか?これは分かっていない部分も多いようなのですが、気圧の変化による影響を緩和しようと体が働くため、あくびが出るようです。

 

片頭痛の前兆

たまにですが、頭痛の前にあくびが止まらないということがあります。片頭痛は血管が拡張することによっておこるため、血の流れが早くなって酸素が足りなくなります。それを補おうとあくびをすることで、酸素を取り入れようとする体の生理的な反応が起こります。

 

そのあくびの原因はもしかしたら病気かも?

もしかしたらそのあくびは病気が原因かもしれません。

 

糖尿病

糖尿病はインスリンが働かないために、ブドウ糖が使われず、血糖値が高くなってしまう病気ですが、糖尿病の症状として喉が渇いたり疲れやすかったり、体重が減る、尿の量が増えるなどの他に、あくびが出ることがあるようです。

 

自律神経失調症

自律神経失調症は疲労やストレスによって自律神経のバランスが崩れ、発症する病気ですが、自律神経失調症になることによりあくびが出やすくなると言われています。あくびの症状の他に、耳鳴りや頭痛、めまいやふらつきなどの症状があります。

 

狭心症

狭心症は胸に圧迫感と痛みがいきなり襲ってくる病気ですが、狭心症の前兆としてあくびが出ることがあります。

 

脳梗塞

脳梗塞は血管が狭くなったり詰まることで脳に酸素や栄養が運ばれない状態になる病気です。酸素が運ばれないと脳は酸素を補おうとしますから、あくびが出ることがあります。あくびの他に、感覚障害、ろれつがまわらない、からだのふらつき、めまいなどの症状が脳梗塞にはあります。

 

あくびが止まらない場合の対処法

あくびがでる原因として考えられているものは複数ありますが、明確な対処法は現状ではありません。ですが、あくびが止まらない場合にはいくつか対処方法があります。

 

生活習慣を改善する

ストレスや疲労によってもあくびが出ることがありますので、その場合は日頃の生活習慣を見直す必要があります。ストレスが溜まっていると眠りが浅く質が悪くなりがちですし、身体が緊張状態になってよりあくびが出やすいです。

 

  • 睡眠時間をきちんと取る
  • 寝る数時間前にはスマホやパソコンを触らない
  • 食事をきちんと取る
  • 適度な運動をする

 

など、生活習慣を改善するように取り組むようにしましょう。

 

深呼吸をする

酸素不足によってあくびが頻繁に出る場合は、深呼吸でたっぷりと息を吸うようにすると良いです。深呼吸を何度かすることで脳に酸素がいき渡りますから、あくびが止まる可能性は十分考えられますね。

 

血圧が上げてくれる食事をとる

あくびの原因が低血圧である場合には、低血圧を改善してくれる食べ物を食べることであくびが改善します。低血圧を改善する食べ物としてはタンパク質が含まれている肉類や魚介類、乳製品であったり、その他ににんにくや生姜は体を温めてくれる働きがあります。

 

また、血圧を上げるには朝食をしっかり摂ることも重要です。血圧が低い方で朝食をあまり食べなかったり、朝食を抜くという方は結構多く感じます。朝に食事をきちんととらないと体温や血圧が上がらないため、頭も体も働きません。朝食で血圧を上げてくれるものをしっかりと食べることで、低血圧によるあくびは改善されます。

 

いきなり朝食をがっつり食べる生活にするのは胃もびっくりしてしまいますし、難しいかもしれません。そんな時は胃に優しい食べ物や、青汁で胃を慣れさせながら栄養をしっかり摂るのが効果的です。慣れてきたら少しずつ食事の量や栄養素を増やしていきましょう。青汁は健康にもいいので朝ごはんと同時に飲むようにしてもいいと思います。

 

朝摂ったエネルギーは消費されやすく、たくさん食べても太りにくいのでしっかりとエネルギーを摂るようにしましょう。苦いと思われがちの青汁も栄養が沢山入っていてエネルギーの源になるので忙しい時は青汁を飲むようにしてみましょう。

 

 

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あくびで自分の健康状態がわかる!

あくびひとつで自分の健康状態までわかってしまうのは驚きですね。あくびの種類から振り返ってみましょう。

 

  • 眠い時に出るあくび。
  • 眠くないのにでるあくびで、「生あくび」と言われています。

 

眠くないのに出るあくびにもいくつか種類があります。

 

  • 脳の酸素不足を解消するため
  • 緊張やストレスの緩和
  • 体温調節
  • 乗り物酔いの前兆
  • 気圧による影響を緩和する
  • 片頭痛の前兆

 

単にあくびといえど、対処法を行ってみてもあくびがずっとでるという場合も十分考えられます。また、先ほどお伝えしたように、さまざまな病気が関わっている可能性もあります。あくびとともに吐き気や頭痛などの他の症状が伴っている場合は脳神経外科のある病院で一度見てもらうと良いですね。

 

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