しつみん

質の良い睡眠をとって快適な生活を。

寝相は心理的な理由だけじゃない?腕を上げる寝相は身体にトラブルを起こすことも。

腕を上げて『バンザイ』の体勢で寝ることありませんか?また、「起きたら腕を上げて寝ていた」ということはないでしょうか?寝相は心理的なものであるということも言われていますし、「腕を上げて寝ている」ということ自体は別に何の問題もないように感じますよね。

 

この腕を上げるという寝相は、実は体が危険な状態であるというサインかもしれないんです。

 

 

心理的な寝相?何の意味もない寝相?

寝相に心理的な関係があると研究を始めたのは、アメリカの精神分析医のサミュエルダンケル博士です。ダンケル博士曰く、寝相にはその人の本性や精神的な状況が現れるそうです。

 

博士は寝相を4つの種類に分けていて

 

大の字で寝る寝相

自分に自信を持っており、開放的な性格の人の寝相です。目立ちたがりだったり変わった性格の方に多いようです。

 

うつ伏せで寝る寝相

心配性だったり真面目な人に多い寝相です。

 

丸まって寝る寝相

内気な方に多い寝相が退治型です。甘えん坊だったり守ってもらいたいと思う方などもこの寝相になるようです。

 

横に寝る寝相

常識的な性格の方はこの寝相が多いそうです。気持ちが安定していてバランスが取れている人がこの寝相になるようで、ほとんどの人は横になって寝るこの寝相が多いです。ですがこれらに分類されている寝相の中には、腕を上げたバンザイの状態のものはないようで、心理的ではなく何かしらの体への影響によるものの可能性があります。

 

腕を上げる寝相の原因

心理的なものでないとすると、腕を上げた「バンザイ」の状態の寝相の原因は何でしょうか。腕を上げて寝てしまう原因は2つあり、呼吸が浅いことと首や肩の凝りです。呼吸が浅いことで無意識に空気をたくさん取り入れようと、腕を上げることで肺を広げられるためたくさん吸う事ができます。

 

首や肩が凝っている場合は普段座っている時や立っている時は、腕を上げるのがつらいですが、逆に寝るときには腕を上げることで楽になります。そのため無意識的に首や肩の凝りによる痛みを和らげようとして、腕を上げる体勢になります。また、呼吸が浅くなる原因は様々です。

 

姿勢の悪さ

現代ではスマートフォンを長時間触ったり、パソコンでのデスクワークなどによって姿勢が悪くなる方は多いです。姿勢が悪くなることによって、猫背だったりストレートネックになることで体が丸まってしまい、内蔵が圧迫されてしまいます。もちろん内蔵なので肺なども圧迫されるわけですから、必然的に呼吸がしづらくなってしまうのです。

 

そうなると寝たときに無意識にたくさん呼吸をしようとして、腕を上げてバンザイの寝相になる可能性があります。

 

肥満

また、肥満によっても脂肪で内臓が圧迫されてしまうため、腕を上げて寝てしまう場合があります。肥満でなおかつ日頃の姿勢が悪いとバンザイの寝相になる可能性はさらに高まります。

 

肺周りの筋肉の衰えや硬直

肺の周りの筋肉である大胸筋や小胸筋が普段の呼吸が浅いことなどが原因で衰えたり、硬くなってしまう場合があり、そうなると肺が動きにくくなります。それによって呼吸がしづらくなりますから、バンザイの寝相で寝てしまうことがあります。

 

腕を上げた状態で寝るとどうなるのか

腕を上げて寝る原因は先述の通りですが、「そもそも腕を上げて寝ることでなんか問題あるの?」って話ですよね。問題あります。腕を上げることで起こる悪影響は実はたくさんあります。

 

血流、リンパが悪化する

腕をずっと上げていることで血の流れやリンパ液の流れが悪くなります。腕を上げるという姿勢自体が自然な体勢じゃありませんし、長時間腕を上げたままだと血の流れやリンパ液の流れが悪くなるうえに動脈が傷ついてしまう場合もあり、他にも手がしびれたり痛みを感じる場合もあるようです。

 

起床後に「なんか痺れる」とか「痛みを感じる」ということがある方は、自覚がないだけで寝ている間に腕を上げているかもしれません。

 

手や腕が冷える

寝ている時に腕を上げていると当たり前ですが、手や腕が冷えてしまいます。冬も腕を上げていると布団がかかっていないですし、暑い日でも半そでの状態で腕を上げてるわけですから、手や腕が冷えてしまいます。

 

身体は冷えると血管が収縮してしまい、血の流れが悪くなってしまいます。それによって様々な病気を引き起こす原因にもなりかねません。身体が冷えやすい性の方は注意が必要です。

 

気道が狭くなる

腕を上げていると顎が下に下がりますよね。そうなると気道が狭くなってしまい、呼吸がしづらくなってしまいますからいびきをかきやすくなったり、睡眠時無呼吸症候群になる可能性が在ります。睡眠時無呼吸症候群は呼吸が浅くなるため、睡眠の質が下がりますからその結果睡眠不足になってしまうこともあります。

 

むくんだり肌の調子が悪くなる

むくみや肌の調子が悪くなるのは女性には大問題ですね。腕を上げることによって血やリンパの流れが悪くなったり、睡眠不足になってしまうとむくみやすくなったり、肌荒れをおこしやすくなりますしひどいと太ってしまう可能性も否定できません。なので女性で腕を上げて寝ている方は、絶対改善したほうが良いですね。

 

腕を上げる寝相の改善方法は?

「腕を上げて寝ていることで突然死してしまう!」みたいなことはありませんが、できるだけ早く改善したほうが良いのは確かです。

 

姿勢を良くする

気道が塞がっていることにより、腕を上げて寝ている場合は姿勢を良くすることで改善することができます。姿勢を改善する方法としては

 

  • 歩く時や座っている時の普段の姿勢を正すように意識する
  • 首や肩甲骨のストレッチをする
  • 運動や筋トレをする

 

などが挙げられます。

 

痩せる

太っていることが原因の場合は、肥満によって脂肪が肺を圧迫しているわけですから、痩せなければ解決になりません。しかし、無理のあるダイエットをしても失敗したり、成功したとしてもその後リバウンドしては全く意味がありませんから無理をせず続けられるダイエットをしましょう。

 

例えば『最初の一口をあげる』ダイエットです。いきなり食べる量を減らしてしまうとほとんどの人は失敗してしまいますが、「最初の一口を誰かにあげる」程度だったら誰でもできるはずです。

 

このダイエットは間食に食べるお菓子でも構いません。このダイエットを一週間続けたら、次は二口と徐々に増やしていき、間食を無くして、、、というふうに食べる量を減らしていきます。すぐに痩せる事はできないかもしれませんが、このダイエットで習慣づけることで健康的に痩せられますし、リバウンドする可能性はかなり低いんじゃないかと思います。

 

普段から息をよく吸うようにする

腕を上げて寝ている方は普段の呼吸が浅い可能性があります。そのため、普段から息をたくさん吸うように意識してみましょう。これならいつでもどこでもすることができますから、是非試してもらいたいです。

 

腕を上げる寝相のまとめ

腕を上げる寝相の原因

  • 姿勢の悪さ
  • 肥満
  • 肺周りの筋肉の衰えや硬直

 

腕を上げて寝ることで起こる症状

  • 血流、リンパが悪化する
  • 手や腕が冷える
  • 気道が狭くなる
  • むくんだり肌の調子が悪くなる

 

腕を上げて寝なくするには

  • 姿勢を良くする
  • 痩せる
  • 普段から息をよく吸うようにする

 

腕を上げて寝ているという体勢自体はなんの問題もないように思えますが、この寝相を長時間続けることで体にトラブルが生じますから、腕を上げて寝ているのはなるべく早めに改善するように取り組みましょう。

 

血流が悪くなると健康状態が損なわれてしまいます。それに肥満なども日常生活になんらかの支障が出やすいです。サラサラの血液を手に入れるのも肥満な生活から抜け出すのも青汁があれば解決します。

 

青汁はただ足りない栄養を補給する飲み物ではなく、生活習慣病と言われている「高血圧」「肥満」などになりにくい体を作ってくれるんです。毎日の食生活では補いきれない栄養を青汁からしっかりと摂るようにしておけば、寝相の悪さで起こる健康被害の対策ができますよ。

 

口コミは嘘?オーガニックフルーツ青汁を実際に飲んだ感想をレビュー!

カテゴリー