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煙草は睡眠に影響アリ?ストレスは眠りの敵!

普段から煙草を吸っている人はあまり気にしたことがないかもしれませんが、煙草の煙を嗅いだりすると睡眠に影響が出ることがあるそうです。人によってはそれをストレスと感じてしまい眠りの妨げになっている可能性があります。自分が煙草を吸っていなくても、周りの人が吸っていて煙を吸った場合でもあり得ます。

 

 

煙草の煙は周りにも影響がある

煙草は体に合わない人が煙を吸い込むと体調が悪くなったりするともいわれているので、睡眠に影響が出てもおかしくないとは思います。しかしどういった影響がでるのか細かいところまでわかっている人は少ないのではないでしょうか?しっかりと睡眠をとるためにも煙草が睡眠を脅かす原因を考えてみましょう。

 

まず煙草は体に害のあるものだと言われていることは多くの人が知っていることだと思います。ニコチンは依存性が高いために煙草を一度吸うとやめられなくなり煙草を吸い続けてしまう人が沢山います。血圧が上がったり動脈硬化の症状も出ると言われています。タールは目に見えない細かい粒子の総称としてそう呼ばれています。

 

煙草を吸っている人の部屋の壁やポスターが黄色く変色しているのはタールが原因と言われています。他にもものすごく沢山の体に害のある物質が含まれているのが煙草なんです。最初に煙草を吸い始めたときってあまりそういったことを気にせずに吸い始めた人ばかりなのではないでしょうか?

 

いざやめよう!と思ったときには依存性からやめられない人がとても多いと思います。こんなにも害の多い煙草なんだから睡眠に影響があってもおかしくないはずです。

 

副流煙も睡眠によくない

煙草を吸うと寝つきが悪くなるといわれているのはニコチンの力が働いてしまっているせいなんです。ニコチンは依存性が高く血圧をあげたりすることの他に覚醒作用があります。

 

寝る前に一本煙草を吸うだけで脳や体が覚醒してしまって、それが眠りの妨げになってしまうんです。一番厄介なのが喫煙者本人はそれに気が付いていなかったりすることです。

 

煙草を吸ってから眠りにつくのが普通だと思って毎日睡眠をとっていると、気が付かないかもしれませんが煙草を吸っていない人よりも寝つきにくい生活を送っていることになります。ですが受動喫煙をしてしまっている人は喫煙者と同じような症状になってしまい、悩まされている人は多いかもしれません。

 

煙草の煙に慣れてしまっている人は受動喫煙をしていてもあまりなにも感じないかもしれませんが、受動喫煙をしたくないのにしてしまった人はその日寝つきが悪いと感じたりいつもより長い時間の睡眠が必要になる人がいます。

 

それは受動喫煙で煙を吸ってしまっているからなんです。普通に煙草を吸っている人よりも受動喫煙で煙草の煙を吸ってしまっている人の方が発がん性が高いと言われています。これは煙草から出ている煙に含まれている有害な成分が多いことでそういわれています。

 

煙草の煙がストレスの原因

受動喫煙をすることで体の中に入ってくる発がん性物質は沢山あります。

 

  • ニトロソアミン
  • ホルムアルデヒド
  • アンモニア
  • 一酸化炭素
  • カドミウム
  • タール
  • ニコチン

 

などがあり、すべて体にとって害になるといわれています。しかも煙草を吸っている人の体内に入りこむ主流煙よりも煙草の先から出ている副流煙と言われる煙の方がこれらの有害物質が何倍も多く入り込んでいると言われています。

 

その副流煙を吸ってしまって睡眠に影響が出ていると考えられているんです。また煙草の煙が苦手なのにも関わらず何かの拍子に副流煙を吸ってしまい、その煙の臭いでストレスを沢山感じてしまうとそのストレスが睡眠の妨げになっている可能性があります。

 

睡眠にとってストレスは大敵で、副交感神経を働かせてリラックスした状態で睡眠をとるというのにストレスのせいで中々副交感神経が働いてくれなくなってしまうんです。

 

リラックスした状態を作るためにもストレスを抱えたまま眠るのはよくないと言われています。煙草の煙が自分にとってのストレスになってしまう場合はそのストレスをしっかりと解消してあげる事で、睡眠の妨げを少しでもなくせると思います。ストレスの解消方法は人それぞれなので自分なりのストレス解消法を見つけましょう。

 

しかし副流煙の有害物質が睡眠の妨げになっている場合はストレスを感じていなかったり、ストレスを解消していても良い眠りに付けないときがあります。その場合は時間の許す限りゆっくりと眠るしかないと思います。

 

一度吸ってしまった副流煙をどうにかして体内から放出するのは難しいと思います。煙草の煙が苦手な方は受動喫煙をしないように、普段から注意することが必要です。

 

寝る前の煙草は絶対ダメ!

最近寝つきが悪いなぁという喫煙者の人は眠る寸前に煙草を吸っていませんか?布団に入る前に1本…と煙草に火をつけてしまっていると覚醒作用が働いてしまって、中々眠れなくなってしまいます。

 

睡眠をとる1、2時間前から煙草を吸うのを控えましょう。朝起きてから吸うのは覚醒作用もあるのでまだいいかもしれませんが、眠る前に煙草を吸うのは睡眠の質も低下してしまうのであまり進んでやらないほうがいいかもしれません。

 

また電子タバコに変えるという方法も最近では一般的になってきました。副流煙がでないので周りに気を遣うことがなく、吸っている人は多いです。

 

睡眠の質が悪いということは長時間しっかりと眠っていても、体の疲労が取れていないんです。睡眠は体と脳の疲労をとるために行うと言われているぐらい大切なものなんです。その睡眠を煙草の有害物質の影響で妨げられてしまうのは、何よりも無駄なんです。

 

禁煙はそんなに簡単にできるものではありませんが、自分のことばかりを考えずに周りのことを考えてみてください。自分がいいと思っていても周りは煙草の煙をいいものだと思っていない人が多いです。

 

結婚をしてから煙草をやめたり、子どもが生まれる時に禁煙をする人が多いように禁煙はやろうと思えばできるんです。しかし煙草に含まれているニコチンはとても依存性が高いので中々やめられなかったり、やめてからもお酒の席で一本吸ったりしてしまう人がいるのも事実です。自分そして家族の睡眠の為にも禁煙生活を始めてみてはいかかでしょうか?

 

ストレスフリーで睡眠をとろう

睡眠と煙草の煙に関係性があることがわかりました。それもタバコを吸っている本人だけでなく副流煙を吸ってしまう人にまでその影響はあるようでした。煙草の煙が体に及ぼす影響はとても大きいんです。

 

煙を吸うだけならまだしも、煙草の煙を吸い込む事がストレスになってしまう人はきっと沢山います。そのストレスから良い睡眠ができなくなってしまったりすることもあるんです。受動喫煙者がいい睡眠をとるためにも

 

  • ストレスを感じないようにする
  • ストレスがあれば解消方法を探す
  • 副流煙をできる限り吸わないようにする

 

などを心がけましょう。喫煙者もタバコによって睡眠が妨げられていることを今一度考えてみる必要があります。

 

  • 寝る1~2時間前の煙草はやめる
  • 禁煙生活を始めてみる
  • どうしても禁煙ができない場合は電子タバコに変える

 

など煙草から離れるために色々と挑戦してみましょう。何か止めなければいけないきっかけがあれば煙草から離れる事はできるようになると思います。1日に大量の煙草を吸っていた人が禁煙に成功すると副流煙で煙草の煙を吸うことが苦手になるそうです。

 

イライラしてしまったりするから外食をしても喫煙席に座れなくなったという人がいるみたいです。一度煙草を吸い始めてしまうとやめられなくなってしまうし、しっかりと質のいい睡眠をとるためにも煙草について考えてみましょう。

 

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