しつみん

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また風邪ひいた!寝てる間も予防したい!

風邪は寒くなるとひくイメージがありますが、以外と年中ひいてる方も多いです。特に寝てる間に風邪ウイルスに感染して朝起きたら熱っぽい。そんな経験はないでしょうか?

 

 

すぐ風邪をひく体を治したい!

風邪をひいてしまうと自分の体も辛いですし、会社に行けなくなってしまったりすると仕事で迷惑をかけてしまいます。休日の楽しみにしている予定が風邪でパァになるなんてことがないように、事前に予防していきましょう。

 

私たちの体は健康であればウイルスが侵入しないように体の防御機能が働くのですが、免疫力が低下していると風邪にかかりやすくなります。免疫力が低いだけではなく、不眠やストレスも体の疲れも風邪の原因になると言われています。

 

防御機能は体の粘膜になるので、鼻や喉の粘膜が乾燥してしまうとそこからウイルスが入り、風邪をひいてしまいます。

 

  • 体の疲れやストレスや体の疲れによる免疫力低下
  • 鼻や喉などの粘膜の乾燥

 

主にこの二つが風邪の原因になるのです。今の社会であれば誰が風邪をひいてもおかしくはないですね。

 

寝てる間は風邪をひきやすい?!

特に起きた直後に「なんか喉が痛い」や「体がだるくて熱っぽい」「鼻がずるずるする」などと風邪の兆候を感じる方が多いと思います。風邪をひく原因に免疫力の低下があるとお伝えしましたが、睡眠中は免疫力が下がります。なので寝ている間に風邪をひくケースが多いのです。

 

睡眠中は免疫機能が活発に働けないので、唾液の分泌が少なくなります。鼻や喉などの粘膜も乾くのでウイルスに対する抵抗力が落ちてしまうのです。睡眠中は口呼吸の方も多いので、その場合は特に喉の粘膜が乾きやすくなってしまうのです。

 

睡眠不足の場合は更に免疫力が低下してしまいます。睡眠時間が少ないと、風邪のような病気にかかるリスクが4倍以上も高まるそうです。

 

特に冬はコタツでそのままうとうとしてしまう人もいると思いますが、コタツの場合は下半身の体温だけグーンと上がってしまう状態になるので体の体温調節機能が狂ってしまい、その結果風邪をひいてしまうのです。同時に脱水症状を起こしてしまうと、喉の乾燥や疲労で風邪の症状を引き起こすので長時間コタツに入りそのまま寝ないように気をつけましょう。

 

寝てる間の風邪予防

ただ寝てるだけでも風邪をひいてしまいそう・・。寝てる間に風邪予防できる方法はあるのでしょうか?

 

(1)寝室を保湿する!

乾燥対策には「保湿」です。加湿器や保湿器を寝室に使用すればある程度の湿度を保つことができます。湿度を50%以上に保つことができれば、ウイルスの95%は活躍できないと言われているので、かなりの予防に繋がります。風邪の原因に鼻や喉の乾燥があるので、これはぜひ試しておきたいですね。

 

(2)マスクをつけて眠る

マスクをつけて寝ると、口内の湿度を保つことができるので喉の乾燥を防ぐことができます。肌の乾燥も防いでくれるので口や頬が痛くなることもなくなるでしょう。ガーゼ素材のマスクは特に保湿力に優れているので、種類で悩んだら選んでみてもいいでしょう。

 

中にはマスクで睡眠中呼吸がしずらくなったり、マスクが気になって眠れなくなるといった方もいるようなので、合わない場合は無理して続けるのはやめましょう。

 

(3)ダニやほこりを減らす

毎日同じ寝具を使っているとダニやほこりが体内に入り、その間に体に風邪のウイルスが入ってしまいます。寝具を清潔にしておくことも、風邪予防に繋がるのですね。布団をほすだけではダニを死滅できても死骸が残り、就寝中に吸ってしまう恐れがあるので、できれば掃除機をかけ吸い取ってしまうのがいいでしょう。

 

空気清浄機もウイルスやダニに有効ですが、一番いいのはマメに掃除機をかけることです。

 

寝る前にもできること

寝ている間の予防も大切ですが、日中に予防しておけば更に風邪をひきにくなるとく思います。普段から事前にできることはあるのでしょうか。

 

(1)手洗いうがいをしっかりする

外から帰ったら手洗いうがい。小さな頃かとら言われていた方もいるでしょう。手洗いうがいは風邪の予防だけでなく、インフルエンザなどの様々な感染症を予防する効果があります。手洗いは手のひらだけでなく、爪の間や指の間や手首までしっかりと洗い、その後はしっかり水気をふき取ると菌が増えるのを防げます。うがいはうがい薬を使うのがいいでしょう。

 

(2)栄養バランスの整った食事

栄養バランスを整えるだけで、風邪の予防になります。ビタミンやミネラルなどの栄養素を食事でしっかり取り入れることによって抵抗力や免疫力を上げることに繋がります。

 

  • たんぱく質…抵抗力や免疫力を上げてくれます。肉・魚・卵・乳製品などです。
  • ビタミンC…抗酸化作用を持ち、免疫力を高めてくれます。ほうれん草・みかん・いちご・キウイフルーツ・ブロッコリーなどです。
  • ビタミンA…鼻や喉の粘膜を守り、免疫力を上げてくれます。ほうれん草・かぼちゃ・にんじんなどの緑黄色野菜・チーズ・うなぎなどです。
  • 亜鉛…傷や疲労などの体の修復や、免疫力を高めてくれます。牡蠣・肉類・豆などです。

 

他にも温かい食事は血液の循環をよくし、体が温まるので免疫力を上げてくれる効果があります。寒い冬は積極的に取り入れれば風邪のひきやすさも変わるでしょう。

 

(3)ウォーキングなどの適度な運動

普段運動している人は健康的で風邪をひかないイメージがありますね。週に5回以上、ウォーキングなどの適度な有酸素運動を行っている人は運動していない人に比べて風邪をひきにくいそうです。

 

運動することによってNK(ナチュラルキラー)細胞という、体に入ったウイルスと戦い、更に体の免疫力を上げてくれる細胞が増えるのです。NK細胞はがん細胞とも戦ってくれるので、運動習慣がある方はがんになりにくいという結果も出ています。逆に激しすぎる運動は免疫力を下げ風邪を引き起こしてしまうみたいなので気をつけましょう。

 

(4)日頃からの保湿

冬になると寒くなり乾燥しやすくなります。乾燥は風邪の原因になり、寒さも体から熱や体力を奪うので風邪をひきやすくなってしまいます。体を温めるには首を温めるといいので、外出時にはマフラーなど首回りを冷やさないようにしましょう。マスクも冬の乾燥や寒さ対策にぴったりです。家の中では加湿器をつけ、湿度を保つのがいいでしょう。

 

(5)事前に睡眠時間の確保

体は疲れてしまうと抵抗力が弱まってしまいます。まずは睡眠時間を確保することで質のいい睡眠ができ、体を休ませることで免疫力を上げ、細胞などの修復することに繋がるのです。毎日のことなので体はしっかり休めましょう。

 

大きな病気になってしまう前に

風邪をよくひいてる方だと免疫力がドンドン落ちていき、気がついたら、別の大きな病気にかかってしまったという話もよく聞きます。「風邪は万病の元」といいますので、原因からしっかり理解ぢていきましょう。

 

  • 体の疲れやストレスや体の疲れによる免疫力低下
  • 鼻や喉などの粘膜の乾燥

 

朝起きたら「喉が痛い」「熱っぽくてだるい」「鼻が出る」という方は寝ている間にも改善する方法はあります。

 

  • 寝室を保湿する!
  • マスクをつけて眠る
  • ダニやほこりを減らす

 

大切なのは普段からの予防です。今回は普段からよく風邪をひいてしまう方向けにまとめてみました。既に加湿器を使ったり温かくしたりしているという方は、運動や食事など別のアプローチが必要になってくると思います。

 

  • 手洗いうがいをしっかりする
  • 栄養バランスの整った食事
  • ウォーキングなどの適度な運動
  • 日頃からの保湿
  • 事前に睡眠時間の確保

 

少しづつ取り入れていけば、体も徐々に健康で丈夫になっていくでしょう。

 

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