最近毎晩観る怖い夢のうなされる原因は?回避する方法はあるの?
今日も怖い夢を観ました。今まで夢でうなされるなんてことはなかったはずなのですが、何か原因があるのでしょうか?まるでホラー映画のような世界に放り込まれ、夢の中だと気づかずに逃げ回り、目覚めたら汗ビッショリ・・。ここ最近毎日こんな繰り返し。
夢でうなされるなんて今までなかったのに…。
家族に「最近うなされてるね」と言われ、寝るのがどんどん怖くなってしまい寝不足になってしまう、そんな体験をしたことはありませんか?怖い夢を観た後は後味も悪いですし、1日のやる気も起きなくなってしまいますよね。
「夢は現実を映す鏡」なんて言いますが、私の何が原因でこのような夢を観てしまうのでしょうか。怖い夢を観てしまうのは、心の病や病気が原因などと言われることもありますが、怖い夢を観てしまう明確な原因というのはないそうです。
怖い夢を観てしまうのには原因があった
眠りが浅くなってしまった時や、怖さや不快や辛さを強く感じている時は怖い夢を観やすい状況にあると言います。考えられる原因をまとめてみました。
嫌な出来事を解消する為
昼間に嫌なできことがあったりすると、その出来事を解消する為に怖い夢を見させるということがあるようです。夢は観ることによって浄化作用があり、気持ちをスッキリさせる効果があります。なので嫌な出来事を解消する為に観ている夢とも言えるでしょう。
寝ている場所の環境がよくない
寝ている間に苦しさを感じていると怖い夢を観る可能性があります。例えば寝室の温度が高すぎても低すぎてもだめですし、枕の高さや掛け布団、着ているパジャマも影響します。寝る前に違和感を感じたら、改善してから寝るようにしましょう。
風邪や胃腸炎など病気の間
熱などでうなされるような風邪や胃腸炎など、病気で体が辛い時は怖い夢を観る可能性が高くなります。子供の頃に風邪でうなされた経験をお持ちの方は多いですが、子供の方が感覚に敏感な為、起こりやすい現象になります。
睡眠時無呼吸症候群が原因
これは睡眠中に呼吸が止まってしまい、息苦しさを感じて怖い夢に繋がってしまいます。
精神系の病気が原因
精神関係の病気には統合失調症やうつ病、パニック障害などが含まれます。特に心的外傷後ストレス障害(PSTD)は脳の記憶が強くなっているので、関連した怖い夢を引き起こします。
服用している薬の副作用
飲んでいる薬によっては副作用で怖い夢を観る可能性があるそうです。
悪夢障害の可能性
精神疾患や薬の服用以外で悪夢が何度も起こり、それにより本人が困っているものが悪夢障害に該当します。睡眠サイクルが不規則になってくると起こります。
怖い夢を観て自殺を考えるほど辛かったり発作が起こったりなど、怖い夢があまりにも長く続いて日常生活に支障が出てきたり、異常な症状が続く場合には病院へ行きましょう。
寝る前の環境を変えてみよう
成人の50%は怖い夢を観るという報告もあるので、怖い夢を観ることは必ずしも病気とは限りません。だいたいは自分の生活環境を整えることで改善される可能性が高いです。
怖い夢は眠りの浅さや辛さをを感じると起こるので、寝室の環境を変えるだけでだいぶ変わってくると思います。
室内温度を調整する
エアコンをつけっぱなしにしてしまうと風邪をひいてしまうので、睡眠数時間後に切れるようにタイマーをセットしましょう。湿度が冬は14~20度くらい、夏は25~27度くらいが快適と言われています。なるべく一定の温度で湿度も50~60%を保つようにしましょう。
音を遮断する
睡眠中にうるさいのはかなり不快になります。エアコンなどは音が静かなものにしましょう。音を防ぐためには耳栓やカーテンを二重にしたりして工夫することができます。
照明を変える
ブルーライトは目が覚めてしまうので、赤みがかった色の照明を使用することでリラックスすることができます。夜になったら間接照明やランプに切り替えるのもいいでしょう。
寝具を変える
通気性がよくてリラックスできるものがいいでしょう。季節によってシーツや掛け布団は変えていきましょう。枕は固すぎず柔らかすぎず高さもちょうどいいものを選び、枕カバーやシーツはこまめに洗い、掃除機もしっかりかけておきましょう。
水色は緊張を和らげる効果があるのでリラックスし、眠りを誘うのにも適してので、寝具を水色系のもので統一するのもいいでしょう。
もう怖い夢は観たくない!好きな夢を観る方法はあるの?
観たい夢が観れるという「明晰夢(めいせきむ)」があります。これは自分が夢を観ているというのを認識している状態なので、観ている本人が夢をコントロールすることが可能なのです。なので怖い夢を自分の望む内容に変えることができるのです。では明晰夢はどうやって観ることができるのでしょうか?
明晰夢は誰でも観れる
明晰夢は睡眠時の生理現象になるので、誰でも観ることが可能です。明晰夢を絶対に観る方法はないようなのですが二つ観る為の方法があります。
リラックスして眠る
まずは眠りにつくこと。眠る前に体を温めたりストレッチをしたりして、リラックスできる状況であれば、観やすくなると言われています。
夢を自覚しても起きない
夢を観ている時に「これは夢だ」と気づいても、驚いたり怖がったりしてはいけません。なぜばら驚きや怖がりで心拍数が上がり、体が目覚めてしまうからです。なので夢だと自覚したら、じっとしてそのまま動かずいると再び眠りを深くすることができます。
ここからは訓練が必要になるらしいのですが、目覚めた時にどこまでうまくいったかメモしておくなど、観た夢を記憶することによってコントロールがうまくなっていくようです。
もし夢の中を自分でコントロールできるようになったら毎日眠るのが楽しみになりますよね。訓練も必要みたいですが、怖い夢を観ることもなくなり、更に好きな夢が観れちゃうなんて夢だけに夢のようですね。
これからはもっといい夢を観よう!
怖い夢ばかり観てしまう・・。あまり考えすぎてしまってもかえって逆効果になってしまうと思います。怖い夢を観てしまうのにも原因があります。原因があるということはしっかり改善できるということです。
- 嫌な出来事を解消する為
- 寝ている場所の環境がよくない
- 風邪や胃腸炎など病気の間
- 睡眠時無呼吸症候群が原因
- 精神系の病気が原因
- 悪夢障害の可能性
ただ怖い夢を観て自殺を考えるほど辛かったり発作が起こったりなど、怖い夢があまりにも長く続いて日常生活に支障が出てきたり、異常な症状が続く場合には病院へ行きましょう。
怖い夢を観ることは必ずしも病気とは限りません。だいたいは自分の生活環境を整えることで改善される可能性が高いです。不安になりすぎず、できることから始めてみてください。
- 室内温度を調整する
- 音を遮断する
- 照明を変える
- 寝具を変える
そして「明晰夢」という夢を観たいものに変えるという方法もあります。
- リラックスして眠る
- 夢を自覚しても起きない
明晰夢は誰でも観ることができますが、それなりに訓練が必要です。まずは夢の見ている時に「自分は夢を観ている」という自覚をすることから始めましょう。
目覚めた時にどこまでうまくいったかメモしておくなど、観た夢を記憶することによってコントロールがうまくなっていくようです。せっかくなら、夢の中でもいい思いをしたいですよね。1日の流れをよくする為にも、いい夢を観て睡眠時間を充実させていきましょう。