心配事が頭から離れない!もう寝不足は嫌だ!
寝る前にふと心配事が思い浮かんで、なかなか眠れなくなった経験はないですか?こういう時の心配事はなぜか頭から離れてくれません。次の日寝不足になったらどうしよう・・なんて新たな心配が出てくるかもしれません。
心配事が頭から離れない
ひとつ心配ごとが出てくると、次から次へと別の心配ごとが浮かんできて止まらなくなってしまいます。いつになったら眠ることができるんでしょうか?
人間の体は暗くなったら自然と休息を取るようになっています。これは寝ている間に脳の記憶の整理をしたり、体の傷ついた部分を修復する為です。眠れない日が続いてしまうと、記憶の整理や体の修復もしっかりできなくなってしまい日常生活に支障をきたしてしまうケースもありす。
中には通院や薬にとる治療が必要になる場合があります。悪化してしまう前に、なんとか防ぎたいものです。
寝不足なのは心配ごとのせい?
ストレスで眠れなくなってしまうと言う話はよく聞きます。これが原因で眠れない日が続いてしまい睡眠不足になるのは「不眠症」の可能性があります。
最適な睡眠時間は年齢や体の疲れ具合、日中の過ごし方によって変とわってきます。睡眠不足かどうかの基準は、寝た感じがするかどうか?日中の眠気が強いかどうか?この二点になります。もし日中の眠気が強くて仕事や生活に影響しているようであれば、対策が必要になってきます。
眠れなかったり夜中に目が覚める状態が続き、日中も寝た感じがしないという症状が2週間から1か月以上続いた場合は気をつけましょう。そうでない場合は、そこまで心配しなくても大丈夫です。
眠れないからといって、それが全て不眠症に繋がるわけではないのです。逆に心配しすぎて眠れなくなってしまうケースがあります。ただ、それでも気になる場合は病院を受診しましょう。
止まらない心配事を解消したい!
心配事のせいで眠れなかったり、眠りが浅いのはなんとなくわかりました。この次々浮かんでくる心配事を解消する方法はあるのでしょうか?人間の脳は1日約7万回思考し、その中の9割がネガティブなことと言われています。マイナス思考の人は自分だけでなく、案外多いのかもしれませんね。
この悩みなどネガティブなことを考えてしまうのは、人間の思考のクセです。実はトレーニングしていけば治すことが可能なのです。
悩みや心配事などネガティブなことが浮かんでくることに気づく
ほとんどの人は、普段自分が考えていることを気にしたりしません。無意識に嫌だ嫌だ嫌だと悩みを頭の中でエンドレス再生しているのです。この負の連鎖を断ち切る為には、自分の心配事や悩んでいることに気づく必要があります。実は気づくだけで悩みを客観視できるようになるので、自然と解決策が浮かんできたりするのです。
悩んだ状態に飲み込まれているといつまで経っても悩みは消えないのです。
心配事や悩みに抵抗しない
心配事や悩みに抵抗すると、余計にネガティブな思考が止まらなくなります。たまに自己啓発本で「ネガティブはだめです。ポジティブな思考に無理やりでも切り替えましょう!」みたいなことが書いてありますが、無理やり思考を変えようとするとどうなるかというと、かなり心が苦しくなります。
そのままエセポジティブを続けていると敏感な方は自分を責め、心が壊れておかしくなります。無理やりポジティブにしようとするのは臭いものに蓋をするような物で根本的な解決にはなりません。後に必ず爆発します。思い切って、一度抵抗せずに心配や悩みを感じましょう。
世間が勝手によくないと言ってるだけでネガティブな感情は悪い物ではありません。ポイントは自分が感じている心配事や悩みを否定せずに、自ら肯定してあげることです。抵抗し続けると増幅する不安感情が、自分で受け入れてあげると解消していき、自然と気持ちも前向きになります。
心配事や悩みごとが浮かんだらどうしたいか考える
心配事や悩み事を否定することなく、受け入れられるようになったら思考を少しずつ転換していきましょう。心配事や悩みやネガティブな感情は世間では何かと嫌煙されがちですが、実は大切な感情の一つです。
ネガティブな感情は自分が「~したい」の裏返しなので、自分が本当はどうしたいかを確認できる大切な感情なのです。なので、この世に100%悩みがない人はいません。心配や悩みネガティブな感情が出てきたら、まず自分で受け止める、その次のステップは「じゃあどうしたいの?」と自分に聞いてあげると自分のがどうしたいかの本音が出てきます。
あとはその本音をできる限り、解決して上げればいいのです。そうして解決の思考に切り替われば、心配や悩みも薄れていくことでしょう。
人間は基本的に同時に複数のことを考えるのは不可能です。心配や悩みを抱えている状態ではいつまでもそのままです。まずは自分の心を落ち着け、そこから少しずつ変えていきましょう。
悩み続けてると他の病気になっちゃう?!
心配事や悩みを解消することなく、長期でそのままにしてしまうと、場合によっては病気になります。代表的なものがうつ病です。最近はうつ病もそこまで珍しくはないですが、その分なる可能性も高くなってきているということになります。
心配事や悩みが解決できず、対処ができずに落ち込んでいくとうつ病になってしまいます。うつ病には体と心の症状があります。
♦うつ病心の症状
- 憂鬱になる
- 自責や無価値観が強くなる
- ネガティブ感情が強くなる
- イライラしたり焦りやすくなる
- 何事にも興味がわかない
- 物事を考えたり集中できなくなる
- 同じことばかり考えてずっとしまう
- 死にたい消えたいと考えてしまう
♦うつ病体の症状
- 眠れなくなる
- 食べられなくなる
- 疲れやすくなる
- めまいや吐き気がする
- 息苦しくなる
- 胸がドキドキする
- 息苦しくなる
- たまに過食や仮眠が見られる
うつ病になるとネガティブな思考を持ちやすくなり、更にストレスをためやすくなります。うつ病の症状が見られたら、薬での治療が必要になる場合があります。それ以外にゆっくり休んだり、環境を見直したり、家族や周りの人のサポートも大切になってきます。励ますのではなく、温かく見守っていきましょう。
普段からの心のケアが大切
心配事や悩み事があって眠れなくなるのは、誰にでも起こりうることです。決して、あなただけが悩んでるわけではないので安心してくださいね。ストレスで眠れない日が続くと、不眠症になってしまう場合があります。
- 寝た感じがするかどうか?
- 日中の眠気が強いかどうか?
この二つに当てはまると睡眠不足の可能性があります。特に日中の眠気が強くて生活に支障が出る場合は対策が必要になってきます。眠れないからといって、それが全て不眠症に繋がるわけではないので安心してください。逆に心配しすぎて眠れなくなってしまうケースがあります。
ただ、それでも気になる場合は病院を受診しましょう。
寝る前に心配事や悩みが出てきてしまう人は、実は普段から無意識に悩み癖がついている場合が多いです。人間の思考は無意識です。普段から少しづつ矯正していきましょう。
- 悩みや心配事などネガティブなことが浮かんでくることに気づく
- 心配事や悩みに抵抗しない
- 心配事や悩みごとが浮かんだらどうしたいか考える
心配事や悩みを放っておくとうつ病になってしまう可能性があります。早めに対処ができれば問題ないでしょう。うつ病は心と体に症状が出ますが、適切な治療をすれば治る病気ないなります。ゆっくり休んで今までの自分の周りの環境を見直していきましょう。