寝てないと体はどうなるの?思ってたより怖い真実とは…。
遊びや仕事に忙しく睡眠を疎かにしている若者が年々増えています。寝てないまま遊びに行ったりして帰ってきてからすぐに仕事へ向かっていき体をなかなか休ませてあげられてないのではないでしょうか?
忙しい日が続いて寝てない状況が続いてるのはヤバイ!?
睡眠を取ってないとどうなるのか、しっかりと考えたことはありますか?1日2日なら寝てなくても平気、と思っているなら大間違い!今回は睡眠の必要性と共に眠らない時間が続くとどうなってしまうのか考えてみましょう。
人間はまいにち睡眠を取らないと生きていくことができません。食事も手軽に済ませられるものにどんどん進化して、仕事ももっと簡単に誰にでもこなせるようになっている世界ですが、睡眠だけはだいたい決まった時間しっかり眠らないと体に支障が出てきます。
これだけ技術がどんどん進歩しているなら、眠らなくても体に影響のない何らかの技術が生まれてもおかしくありませんが、まだそういう技術は完成していません。病気で眠れない、という人も沢山増えましたが自然にしていて眠れないからといって体に負担がないわけではありませんし、何日も眠れていない状況に不安を感じている人が殆どではないでしょうか?
眠りたくても眠れないという人もいるように、睡眠は人間にとって必要不可欠なものなんです。しかし最近ではそんな大事な睡眠時間を削ってまで他事をしている人が沢山います。24時間社会になってからは夜勤仕事なども増えたために昼夜逆転の生活をしてる人も増えましたが、できるだけ夜に寝て昼は起きているという環境の方が体への負担は少ないんです。
睡眠時間をしっかりととるためにもまずは毎日の生活の見直しがとても大切になってきます。その為にはまず何故睡眠が大事だと言われているのかを知ってほしいと思います。
体を休めるのと脳を休めるのには違いがある
睡眠を取ることで体を休めていると思いがちですが、脳に休息を与えてあげるためにも睡眠は必要と言われています。その日に酷使した足の筋肉や手の筋肉、目の疲れなんかが「体の休息」といわれるものだと思います。
もちろんそういった体の休息はとっても大事で、筋肉を使いっぱなしじゃいつか疲労蓄積で歩けなくなったりもしてしまいます。しかし体の休息は寝ていなくでも一応可能なのは可能です、勿論しっかりと睡を眠とった方がいいことには変わりはないですが。
手足を酷使しないようにボーっとテレビを見ながら、ソファーに座ってリラックスしているだけでも、手足を休ませることができます。疲れたふくらはぎや肩に湿布を貼ってあげるのも、早く疲労回復する一つの手です。
スマホをずっと触っていて疲れた目にも、目薬をしたり目の周りを温めてあげる事で疲れ目は緩和させれます。眠るまではしなくても目をつむってリラックスしているだけで、光をシャットアウトできるので目を酷使しないで済みます。
しかし脳はそういうわけにはいきません。手足を休ませているときに見ているテレビの情報が脳に伝達され、その情報を処理しようと脳は活発に働いています。
目を閉じてリラックスしていても「明日は何時に起きようかな」「お昼ご飯は何にしようかな」など何気ないことを考えているだけで、体はリラックスしていても脳はしっかりと動いているんです。眠っていない間ほぼ休みなく動いている脳を休ませてあげるために睡眠は必要だと言われています。
何日間も寝てないと人間はどうなる?
脳がしっかりと休息を取れていないと、自分の体だけでなく周りにも迷惑をかけてしまう原因になります。実際に何時間も寝ないで生活する研究が行われた結果、丸一日睡眠を取らなかっただけで、怒りっぽくなったりしてしまうみたいです。三日間眠らないでいると幻覚を見たり被害妄想をしてしまったり、周りも驚くような状況になってしまうみたいなんです。
いつも穏やかな人が急に怒りっぽくなったりするとびっくりしてしまいますよね。そうやって人の信頼がなくなっていく場合もあるので、睡眠は人間関係を上手くやっていくうえでもとても大切なものだということがわかります。しかし特に一番問題視されているのが、「注意力が落ちる」ことではないでしょうか?
脳は1日にものすごい量の情報を吸収しているので、ずっと酷使していると疲れが出てくるのは当たり前なんです。寝ている時に全く脳が働いていないのかと言われると、そういうわけではありません。その日起こったことなどを寝ている間に整理整頓して、翌日また新しい情報を吸収できるようにしてくれています。
その翌日の吸収があるのにも関わらず睡眠時間(情報を整理整頓する時間)がなくなると、整理整頓ができていないのに、新しい情報が入ってきて脳がパンク寸前になってしまうんです。1日の情報はその日に脳が整理整頓できるようにしてあげるのがとても重要なんです。
眠らない日が続いてしまって、脳がパンク寸前そして体は睡魔に襲われかけているなんていう日に車の運転をしたりすると事故を起こす確率がグンっと上がってしまうんです。
どれだけ注意をしていても、いつもより少し反応がずれてきます。赤信号に気が付くのが遅くなったり歩行者に気が付くのが遅くなったり…。いつもならしないミスをしてしまったりするのは寝ていないせいで、脳の情報処理が追い付いていない、体が重くて思うように動かせないなどが原因になるのではないでしょうか?
注意力が低下するぐらい寝てないと体に何かが起こる
怒りっぽくなったり、幻覚が見えたり、周りに迷惑をかけても結局自分が損をするだけの状況で、それでもいいから眠りたくない!というならそれでもいいと思います。しかし睡眠不足が原因で事故を起こしたり、自分以外の人が損をする状況を自分のわがままで作りだしてしまう…それが睡眠不足の恐ろしいところなんです。
たかが睡眠不足で大げさだと思うかもしれませんが、実際24時間社会になって居眠り運転なども増えていると思います。自分が眠っているつもりじゃなくても、体が限界になると「マイクロスリープ」という一瞬寝落ちをするような感覚に陥る時があります。
それがもし運転中だったら?信号が赤だったら?自分が意識していないところで事故を起こしてしまう可能性があるんです。毎日運転をするのであればそれこそしっかりと睡眠をとるようにしましょう。寝てない体は自分の人生だけでなく、人の人生まで左右してしまうというのをしっかりと持って行動しましょう。
遊びに行くのも仕事をするのもとても大事ですが、睡眠を怠っていい理由にはなりません。人間の体は寝る事で元気に動けるようになっているんです。寝だめができないのと同じく、あとから沢山寝ればいいや!というのも意味がありません。
毎日自分の体が必要としている時間寝るようにしましょう。だいたい成人している人で7時間~8時間寝れば問題はないと思いますが、長時間寝ていても睡眠の質が悪いと疲れがしっかりとれていなくてなんだか寝た気がしない感じがする人もいるので、睡眠の質が上がるように考えてみるのもいいかもしれません。
他にも怖い症状が沢山…体に異変が合ったら睡眠不足のサイン!
睡眠が必要だと言われている理由や、寝てない体のままいるとどういうことが起こりやすくなるのかをお話させてもらいましたが、自分に当てはまるようなことはありませんでしたか?
寝ていないと起こる症状
- 怒りっぽくなる
- 妄想
- 幻覚が見えたりする
- 注意力が低下する
これらのことが言われていますが他にも寝ていないことで起こりうる症状はあるんです。
- 体調不調が起こる(頭痛や肩こりなど)
- 記憶障害(物事を覚えていない)
- 震えが出る(寒気ではない震え)
などが考えられます。これらはしっかりと睡眠をとることで治りますが、治るからと言って何度も寝ない日を体験するのは良いことではありません。
特に気を付けてほしいのは注意力の低下です。生きていくうえで常に周りに注意を払っておかないと危険なことに巻き込まれてしまいます。逆に危険なことに人を巻き込んでしまうこともあります。
技術の進歩が凄い進んでいたとしても人間が寝なくても生活できる未来はなかなか訪れないような気がしますし、毎日眠るように癖を付けましょう。生活リズムを確立させてあげる事で、睡眠時間もしっかりととれるようになります。