イヤホンをしたまま寝るのは良くない?音楽と睡眠の関係とは
布団に入って眠ろうするときどんな環境で寝ていますか?無音?音楽をかける?様々なタイプがあると思いますが、今回はイヤホンで音楽を聴きながら寝るタイプの人を深堀りしていきます。
寝る時イヤホンをしないと寝られない
自分の好きな音楽を聴きながら寝るのって最高ですよね。幸せ心地のまま寝落ちできれば、いい夢も見られるかもしれませんね。ただイヤホンをしたまま寝るのってどうなんでしょうか?
横を向いて寝ていたり、ずっとイヤホンをしていると耳が痛くなると思います。朝起きて耳が痛いのは嫌ですよね…。その他にも、イヤホンをして寝ることで体にダメージが出てるかもしれません。イヤホンをしたまま寝ることで体にどんな影響を与えてしまうのかをお伝えします。
イヤホンを外せば音楽を聴いていいのか?となりますが実は寝る時に聴く音楽によっては睡眠を良くしてくれるものもあるんです。もちろんその逆で睡眠を妨害してしまうものもあります。
最近は携帯用音楽プレーヤーの種類もたくさん増え、わざわざ買わなくてもスマホで聞けるようにもなりました。音楽も毎日たくさんの新曲が出続け、音楽なしでは到底生きていけません。
寝る時も音楽を聴きたくなってしまうのも良くわかります。イヤホンをして寝ることによりどのような影響が出るのか、聴く音楽は何がいいのかをしっかり考え、よりよい睡眠をとりたいですね。
イヤホンをしたまま寝るとデメリットがたくさん?
寝る時にイヤホンをしていると周りの音もシャットダウンされて睡眠に集中できますよね。音楽を流せば、より自分の世界に入ったまま睡眠に入ることができます。イヤホンをしたまま寝ても、せいぜい耳が痛くなるだけだろう。と思うかもしれませんが、他にも体に悪影響が起こる場合があるんです。
(1)体にイヤホンが巻き付く
寝ている間は体に負荷がかかりすぎないように寝返り等の身動きをとります。その時にイヤホンをしているとコードが少しずつ体に巻き付いてしまいます。ゴムと違って伸びるわけではないので巻き付いてしまったコードは体に食い込んでしまいます。
体の自由が奪われ、寝返りを打てなくなってしまいます。寝返りを打たないと体の中にたまったエネルギーが消化しきれなかったり、睡眠が浅くなってしまいます。最悪の場合、首に巻き付いて窒息状態になることもあるので気を付けましょう。
(2)難聴になりやすくなる
イヤホンをして音楽を聴くことは、耳だけに直接音楽を送り込んでいるということです。電子音で聞いているので微力ながら超音波や音の大きさによっては耳に負担がかかります。それを毎晩6時間から8時間やり続けているわけですから、当然耳も衰えるのが早くなってしまいます。声が聴きとりづらくなったり、めまい、耳鳴りの症状が出てしまう場合もあります。
(3)耳の中がカビてしまう
大体睡眠をとるときは、お風呂に入った後ですよね。お風呂に入った後、耳は湿気やシャワーなどで水分を含んでいます。もちろんタオルで拭きますが、奥の奥までは無理ですよね。
寝ている間に外の空気で自然乾燥するのが普通ですが、イヤホンをしたまま寝てしまうと耳に蓋をしてしまうことになります。そうすると耳の中が乾ききらず湿気状態が続いてしまい、水っぽい耳垢になっていってしまいます。そんな日々を送っていると、気が付かない間に耳の中にカビができてしまうこともあるんです。
そもそも音楽を聴きながら寝ることっていいの?どんな曲が駄目?
イヤホンの使い方、使用頻度を間違えてしまうと体に悪影響が出てしまうのは分かりましたが、そもそも音楽を聴くのはどうなんでしょうか?音楽を聴きながら寝るのは決して、悪いことではありません。しかし音楽の種類によっては質のいい睡眠を妨害しているかもしれないんです。
(1)大きい音は脳にダメージが出てしまう
耳元でずっと音楽をかけることにより脳に大きな負担がかかってしまいます。寝る前や寝ている間、意識はしていなくても耳は常に音を拾っています。無音に感じても、自分ではわからない程度の音を吸収し続けているんです。
なのでずっと日中や意識してないところでもずっと使い続けているのにも関わらず、寝る時までイヤホンで大きな音を流してしまうと耳や脳の休む時間が無くなってしまうんです。激しい曲や大音量は良くありません。
(2)自分の好きなアーティストの曲は脳に良くない
寝る時に聞く音楽は自分が良く聴くアーティストがほとんどですよね。自分が好きなアーティストの曲を聴いていると安心感が出てぐっすり眠れると思うかもしれませんが、逆なんです。
好きなものを見ると興奮してしまうのは当たり前ですよね。いくら聴きなれている曲だとしても自分の好きな声、曲は無意識のうちに脳が興奮状態になってしまいます。
興奮状態になってしまうと睡眠に必要なホルモンもうまく分泌されなくなってしまい、入眠の時間も遅くなってしまいます。睡眠に入ってから、脳が休むまでの時間もかかってしまうので、睡眠の質も落ちてしまうと言えるでしょう。
寝る時に聞く音楽はなにがいい?
イヤホンをして音楽を聴いて寝るのがあまり良くないのは分かったけど、ずっとその生活を続けていたのに、今日からいきなり無音で寝るのは難しい!と思うかもしれません。イヤホンをして脳に悪い音楽を聴くと眠りが浅くなるだけであって、音楽を聴くことは悪いことではありません。
むしろ脳にいい音楽を聴くと睡眠の質が良くなったり、すぐ寝付けるようになるかもしれません。どのような音楽が睡眠にはいいのでしょうか?
(1)ゆったりした音楽
ゆったりしていて、演奏している楽器が多くない物を選びましょう。曲の中に情報が多いと脳がその曲を理解しようとしてしまいます。そうすると寝つきが悪くなってしまうので気を付けましょう。ゆったりとした曲なら脳への刺激も少なく、リラックス効果が得られます。
(2)歌詞のない曲
音楽を聴いているときって歌詞の意味をくみ取ろうとしますよね。聴き入ってしまうと脳が睡眠の時間と認識しなくなってしまうので、いつまでたっても寝られない時間が続いてしまいます。歌詞の入ってないものを選ぶようにしましょう。
(3)リズムが安定していて転調が少ないもの
サビでいきなり盛り上がるものや、曲調が変わりやすい音楽は、脳が驚いてしまうのであまり良くありません。脳がリラックスしている状態だったのにいきなり曲調が変わり脳が起きてしまったら意味がありません。
脳をリラックスさせて質のいい睡眠をとろう!
自分の世界に入ったまま寝たい、無音では寝られないという場合にイヤホンを付けたまま寝ると思います。ですが自分では気が付かない間に睡眠に問題が起きていたり、体に悪影響を及ぼしているかもしれません。
- 体にイヤホンが巻き付いてしまう
- 難聴になりやすくなってしまう
- 耳の中にカビができてしまう
イヤホンがあまり良くないなら音楽を聴くのはどうなんでしょうか?寝る時に音楽を聴くのは悪いことではありませんが選曲によっては睡眠の質を下げてしまうこともあります。
- 好きなアーティストの曲は脳が興奮してしまうため良くない
- 大きい音や激しい曲は脳にダメージを与えてしまう
寝る時に無音が無理な場合はイヤホンをせず、寝具から少し離れたところから音楽を流すようにしましょう。その時の曲選びも大切です。曲によっては睡眠を促してくれる効果もあります。
- ゆったりした曲調のもの
- 歌詞のないもの
- リズムが安定していて、曲調が変わらないもの
効果的なものとしてはクラッシック、環境音があげられます。クラッシックを聴いて眠くなったことはありませんか?クラッシックは先ほど上げた睡眠に良い曲選びをすべて兼ね備えているので、睡眠を促すにはとても効果的な音楽と言われているんです。
寝るまでに脳をリラックスさせることが大切なので、寝てしまった後は耳や脳を休ませるためにも音楽を止めたほうがいいです。CD一枚分終わったら何も流れないようにしたり、リピート再生は使わないようにしましょう。
音楽ではなく他の音を入れたくない、という理由でイヤホンをしている場合は耳栓に変えましょう。ただ耳栓も耳のカビができやすくなってしまうのには変わりないので、お風呂を早めに入るなどの工夫をしましょう。
音楽がなくてもぐっすりと眠れるようになりたいと思っている人は体にしっかりと休息を与えてあげられるようにしましょう。リラックス効果の為に音楽を聴いて体が休息を取ることができる人もいます。寝る時ではなく寝る前に体をリラックスさせるために音楽を聴いてみるというのは効果的です。
それにプラスして休息が取りやすくするために、休息サポートサプリメントを飲み始めてみるのはどうでしょうか?しっかりと休息をとれる状態にすると音楽を流したまま眠りにつかなくてもぐっすりと眠ることができるかもしれません。
北の大地の夢しずくという休息サポートサプリメントを飲み始めて1か月間のことをレビューした記事もあるので、その記事を読んで休息サプリメントはどんな効果があるのかなどを自分の目でたしかめてみて欲しいです。休息をしっかりととれる体を作れば自然に眠れるようにもなりますよ。