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寝ながらできる花粉対策があった!今スグできる方法も!?

 

仕事に行くときや外に出かける度に花粉を感じる季節になって鼻水や目の痒みで辛い思いをしている人が沢山いますが、なかなか花粉症対策ができなくて時期が過ぎるのをただただ待っていませんか?少しでも花粉の影響を感じず過ごせるように寝ながらできる対策方法を考えてみましょう。

 

 

花粉症はアレルギーの一種ということを頭に入れておくこと

 

花粉症は食物アレルギーと同じくアレルゲン物質が原因で引きおこるもので、症状は個人差があり軽い症状の人もいれば年中を通して酷い症状を抱えている人もいます。

 

アレルギーと同じものなので治すことが出来ないのかという疑問がありますが、治らないとしても毎日の症状が軽くなればなんとなくすがすがしい日々を過ごせるようになるかもしれません。

 

花粉は年中勝手に飛んでいるので自分の都合に合わせて花粉を制御することは難しいかもしれませんが、自分の体に花粉を取り入れないようにすることは意識的に行えば難しいことではありません。

 

ですが目に見えない程の花粉は呼吸をするたび知らない間に体内に入ってきてしまいます。花粉がパッとみてわかるほどの大きさだったら勝手に体の中に入ってしまうことは防げたかもしれませんが、花粉の種類によって目で見えるものもありますが風邪にのって色々な方向へ飛んでしまう花粉を避けることはとても難しいです。

 

では花粉を一番体内に取り入れずに済む時間帯がいつなのかというと、眠っている時ではないでしょうか?眠ってるときは自分自身ジッとして室内にいて花粉が少ないので、花粉症の対策をするのであればこの時にするのが一番いいのかもしれません。

 

寝ながらの効果が期待大のアレルゲン免疫療法

 

眠っている時に花粉を対策といっても眠っているのだから何もできないと思うかもしれませんが、実は眠っている時だからこそ効果があると言われている「アレルゲン免疫療法」というものがあります。

 

花粉症はアレルギーの一種という話を先ほどしましたが、アレルギーの原因になっているアレルゲンを使用して治療をしていこうというものがアレルゲン免疫療法なんです。

 

その名の通りアレルゲンに対して体内で免疫を付けようというものですが、どうやって免疫を付けていくのか不思議に思うかもしれません。免疫がついてそれが治療の第一歩になるのならそれほど嬉しいことはありませんよね。

 

アレルゲン免疫療法は自分が持っているアレルゲン、今回の場合は花粉症のアレルゲン物質を少しずつ体内に取り込むようにして体に慣れや免疫を作っていくものです。インフルエンザの予防接種なども同じような感じで、インフルエンザの菌を少し体内に取り込むことで体に免疫を付けています。

 

そのインフルエンザの予防接種のようなものをアレルギーでもやってみようというのが「アレルゲン免疫療法」です。自分の体がアレルギー反応を起こす物質を少しずつとは言え体内に入れていくのは少し気が引けてしまいますが、こうすることで体に免疫力が付いて外から入ってくるアレルゲン物質に対抗できるようになるという目論見のようです。

 

アレルゲン物質を舌下に入れて療養していくものなどがあり、欧米などでは普通の治療法としてすでに活躍していて、もちろん日本でもできるようになっているみたいです。

 

しかしこれを寝ている時に行うのは少し難しい方法かもしれませんが、起きている時よりも寝ている時に投与した時の方が効果が高く発揮された実験結果があるので寝ながらやった方が良い花粉症対策となっているのだと思います。

 

花粉を体内に入れない対策を徹底

 

何故眠っている時の方が効果が高いのか体内リズムなどとの相性ではないかと言われており、夜寝ながらこの療法を行った方がいいみたいですが昼間にやると効果がないというわけではありません。

 

しかしアレルゲン免疫療法をすればすぐに治るのかと言われればそうではなく、とても長い期間の時間が必要になってくるので、できる限り効果が高く期待されている時間帯に行うようにして長期の治療をできるだけ短期にしてみる努力をするようにしましょう。

 

アレルゲン免疫療法は長期に渡って治療が必要なことと、明日から簡単に始めよう!と思ってできるものではないので寝ながらでも簡単にできるものも考えてみましょう。寝ながらでも簡単にできる対策方法としてどの方法でも絶対になってくるものは「花粉を取り入れないようにする」ということです。

 

花粉を体に入れないようにするといってもこれに関しては寝ている時に意識的にできるものではないので寝る前に花粉が体内に入ってきにくい状況を作ってあげるといいかもしれません。まず花粉は外で付着してくるものなので、家に入る前に服などを払って上げるようにして室内に入れないようにしましょう。

 

玄関で叩き落しても室内に入り込んでしまうので、外で行うようにして玄関に入ってからはコロコロなどを使用して衣服の花粉を徹底的に取り除きましょう。時間はかかりますが徹底することで室内で花粉を感じることがとても少なくなると思います。

 

簡単にできる花粉の回避方法

 

寝ている時に花粉で苦しまないために寝る前にしておいた方がいい対策方法はとても簡単で今日からでも始められるものばかりです。

 

加湿器の使用

加湿器と聞くと冬場の乾燥しているときに風邪対策や乾燥する空気に湿度を与える事で使用している人が多いですが、花粉症にも加湿器は効果的です。花粉は微粒子といっても過言ではないほど細かいものが多いく、花粉の元になる植物の近くで大量に花粉が飛んでいるのを見て花粉を肉眼で確認することが出来るのではないでしょうか?

 

基本的に植物などを室内で育てていない限り、花粉は室内で自然発生することはありませんが外から帰ってきたときに花粉を室内に持ち込んでしまう場合がとても多いです。

 

目に見えないだけで着ていた服、髪に花粉は沢山付着していて室内に入って服を脱ぐという行為で花粉が空気中に舞ってしまいます。

 

花粉は細かいので少し動いただけでも床に落ちている分が簡単に舞い上がるので、加湿器を使って花粉をしっかりと床に落としたままにしておくと布団に入る時に花粉でくしゃみが出やすくなったりすることを減らせるのではないでしょうか。

 

空気清浄機は空気の入れ替えもできますが空気を回してしまうこともあるので、空気清浄機を使う場合は加湿機能も一緒についているものがいいと思います。

 

外干しをしない

天気のいい日は布団や服を外で干したくなりますが、天気のいい日だからこそ外は花粉でいっぱいです。ふかふかのお布団は乾燥機などを使って洗うようにして、天日干しは少しの間控えるようにしましょう。

 

花粉がついてしまった布団で寝るのは、一番寝つきが悪くなってしまう原因です。鼻あむずむずして眠れないということで、寝付くのに時間がかかったり寝ている最中に目が覚めたりすることもとても多くなります。

 

鼻呼吸ができないと睡眠の質が下がってしまうともいわれているので、鼻呼吸ができるような対策も必要なのでマスクをして眠るように心がけたり、普段は「効き目があるけど眠くなる」という理由で日中は使用してない花粉症薬を使用して眠るのもいいかもしれません。

 

しかし薬は使用していると抗体ができて効果を感じられなくなってしまうので、多用するのは控えるようにしましょう。

 

寝る前、寝ながら、起きてから…全部大事なこと!

 

寝ながらでもできるような花粉対策って効果がないように感じてしまうかもしれませんが、少しずつの積み重ねで効果は出てくるかもしれません。

 

  • アレルゲン免疫療法
  • 加湿器の使用
  • 外干しNG
  • マスクの着用
  • 薬の服用

 

アレルゲン免疫療法をする場合はまずかかりつけの医師に相談してみたほうが、今花粉症の重度によってのメリットやデメリットを知れることにもなると思います。自分の体に負担のないように注意して、対策をするようにしましょう。

 

加湿器の使用は乾燥対策にもなるので、花粉の時期だけでなく風邪を引きやすい冬場でも使用ができるように1台持っていると便利です。また起きてからすぐうがいをするようにすると朝から爽快感を感じることができ、時間がある時は鼻うがいもしてみるといいかもしれません。

 

花粉症で悩んでいる人が来年の同じ時期には今年よりも症状が軽くなれるよう今から治療を始めてみましょう。

 

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