この症状は何が原因?花粉症で眠気しか感じないことってあるの?
一年間を通して花粉は空気中に沢山飛んでいますが、自分が花粉症なのかそうじゃないのかわからない症状があるかもしれません。「花粉が飛ぶ季節になりました」とニュースで聞いてからなんだか眠気を感じることは増えたけど花粉症でよく言う症状はほとんどない…。
そんな時自分が花粉症になったのかなんなのかわからず対策方法もなく困ってしまいます。花粉症の症状をしっかりと把握して感じている眠気の原因がなんなのかをしっかり確認してみましょう。
眠気を感じすぎてしまうのは花粉のせい?
眠気を感じているということは、少なからず体が寝不足になっている可能性は大いに考えられます。意識的には寝不足だと思っていなくても、体は休息をのぞんでいて眠気を感じているのかもしれません。
1日だけの寝不足で眠気を感じているのであれば完全にそれが原因の眠気ですが、寝ても寝ても眠気が取れなかったりする場合は花粉症を疑ってしまってもおかしくありません。
花粉症は主に目、鼻、喉、肌などに影響が出ている人が多いのではないでしょうか?その中でも特に聞くのが目と鼻への症状で、メガネやマスクで保護をしていても鼻水や涙が止まらない人は多くいます。
花粉が多い晴れの日や風邪の強い日は薬の効果も薄いということを良く耳にしますが、眠気の症状がある場合と眠気をどうやって抑えることができるのか気になるところです。
花粉症で起こる眠気の原因にはしっかりと理由があった
花粉症の人が花粉の季節になると眠気を感じてしまうというのはよく聞く話なので、花粉の季節に眠気を感じる事が寝不足ではなく花粉症の疑いがあるというのはうなずけます。しかし花粉症で眠気を感じる場合個人差はあるかもしれませんが、他の症状などから引きおこるものも考えられるので、一概に花粉症による眠気をは言えません。
- 免疫物質による眠気
- 服用している薬による眠気
などが考えられるので、眠気だけを感じる花粉症というのはとても少ないのかもしれません。人によっては目に花粉が入って酷い症状ではないけど若干目に違和感があるから目を閉じている方が楽で目を閉じていたら眠気が襲ってくる、なんていうことも考えられます。
症状が軽いとなんか違和感があるな、というぐらいで終わってしまうので眠気だけだと思ってしまっている場合も考えられます。目のかゆみがある時は花粉症用の目薬などでなんとか目の痒みを抑えられることが出来ますが、眠気を抑えるのって非常に難しいです。
それが花粉症が原因の眠気だろうと寝不足が原因の眠気だろうと、眠いときは眠い!寝たい!というのが人間です。
それに逆らってなにかやらなくてはならないのはとっても大変で、寝不足の場合は少し仮眠を取ることですぐに復活できる場合がありますが花粉のせいで眠いことが続いている場合少し寝ても眠気が取れないことがほとんどではないでしょうか?
鼻の症状があるから眠気がでることが殆ど
免疫物質が眠気の原因になっていることがありますが、これは鼻の炎症をどうにかしようと体の中の免疫機能が働いて出ている免疫物質のことです。免疫物質の中には眠気を誘う物質も多く含まれている場合あるので、花粉症で眠気を感じる事は特別おかしなことではありません。
鼻の炎症をどうにかしようとしている免疫物質が眠気を感じさせていると思えば特に不思議ではないんです。しかし鼻などに症状はなく眠気だけを感じている場合、鼻の炎症を止める為の免疫物質は分泌されていないことになります。同時期に風邪を引いていたり元々鼻炎持ちの場合はそういう可能性もあるかもしれませんが…。
免疫物質の分泌で眠気を感じている=鼻の炎症も起きていないと眠気がきにくい、という図が出来上がってしまうんです。これだと眠気のみを感じることはほとんどないかもしれないんです。
また同じく薬の副作用で眠気を感じているというのも、花粉症の症状がひどくて薬を服用するということが前提で薬を飲んでいると思うので、その時点でもう眠気だけの花粉症ということではなくなってしまいます。
ですが花粉症の症状には個人差があり、重軽度もそうですが症状自体にも個人差があってもおかしくありません。眠気を感じる原因も2つ上げましたが、人によっては花粉で眠くなってしまうという人がいることも考えられます。
眠気と同時に鼻や目などにも花粉症特有の症状が出ているのであれば、花粉症で眠いと思ってもいいかもしれませんが、目立つような症状がないのに「花粉症だから眠い」なんて言いにくいです。
特に毎日仕事をしている人は仕事中のあくびですら大きくするわけにいかない職種の人も多いので、自分の持っている眠気が花粉症からくるものなのか単純に寝不足だったり他の睡眠障害の恐れがあるのかなどしっかり理解しておくといいかもしれません。
気圧や気温の変化も春の眠気の原因になっている
花粉症は急になるといわれているものなので花粉症だとわからない時は風邪?花粉症?と不安になるかもしれませんが、花粉症はアレルギーの一種なので花粉症の季節に思い当たる症状が出た場合は早めに病院に行った方がいいかもしれませんね。
食物アレルギーも治りにくいと言われていますが、軽い症状で抑えられるのであれば手を打つのは早いに越したことはありません。
花粉症の症状で眠気だけを感じることはないとは言えませんが、眠いだけならば花粉症の疑いは薄いのかもしれません。ただ春の花粉の季節は丁度3月~4月なので気温や気圧の変化が目まぐるしく、そのせいで眠気を余計に感じてしまう場合はあります。
気温が温かくなると体内機能をしっかりと動かすためにビタミンなどが沢山必要になってきたりします。毎日の食事でとれるビタミンもあれば取れないビタミンもありますが、体内を動かすにはビタミンBが多く必要になってきます。
ビタミンBがないと体の疲れが取れなくなったりすることがあるので、しっかりと摂取するようにして、季節の変わり目を乗り切れるように体を作り変えてみるのも一つの手かもしれませんね。
それに春になってくると冬よりも日差しが強くなってくるので、ビタミンを摂取するのと同時に日焼け対策もしっかりするのをわすれないようにしましょう。ビタミンBも一緒に入っている飲む日焼け止めなどが最近人気が高くなっています。
花粉+気圧が襲う春は要注意
花粉症で眠気があるのか?という話でしたが、ないとは言い切れないけど眠気だけなら花粉症の可能性は少ないのかもしれません。花粉症はなってしまったら一生ものといわれるものなので、花粉症でないならその方がいいと思います。
- 免疫物質(炎症を抑えるために体内が分泌するもの)が分泌される
- 花粉症の薬をのんで副作用
この2つが花粉症になって眠気を感じる大きな原因なので、見極めが難しいところです。早期治療はとても大切なのでしっかりと治せるように心がけましょう。
また気温や気圧の変化で眠気を感じてしまう場合もあるので、春の体調管理にはほかの季節よりも気を付けなければいけないかもしれませんね。特に気圧が一気に下がる時は、眠気やだるさなどの体調にプラスして気持ちも落ちやすく何をするにも気が乗らなかったり仕事がはかどらなかったりしてしまいます。
普段なら受け止められることも気圧の変化に気持ちが付いていかず「自分はだめなんだ」とマイナス思考になってしまいがちなので、そういうときこそポジティブになってある程度のことは気圧のせいにしてしまいましょう。