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5月病が不眠の原因?しっかり睡眠をとるためには何をすればいいの?

5月に入ってから眠れない日が増えていたりしてませんか?明日も仕事なのに寝付けないと嫌ですよね。もしかしたらその不眠の原因は、5月病かもしれません。今回は5月病と睡眠の関係性についてお話したいと思います。

 

 

5月病は誰でもなる可能性がある

新年度が始まり、もう1か月が過ぎようとしています。仕事には慣れましたか?環境が変わると、仕事に必死になり時間が過ぎるのもあっという間ですよね。忙しい毎日を過ごす中で気を付けなくてはいけないのが5月病です。

 

最近、眠れない日が続いていませんか?もしかしたらその不眠は5月病が原因になっているかもしれません。5月病について詳しく知っていますか?5月病は言葉の通り5月に現れる症状です。時期としてはGW明けに起きやすいとされています。

 

4月は祝日も少なく、休まず仕事をしている場合が多いです。新しい生活に慣れようとするのに必死で週にある休みでは気持ちと疲れをリセットするのも難しいですよね。4月に休暇がない分、5月にはGWがあります。

 

長い間になると10日以上休みになる場合もあります。新生活がスタートして初めての長期休暇ですから思い切り遊ぶでしょう。その後にやってくる仕事への不安、倦怠感、逃げ出したくなる気持ちが五月病です。

 

GWがあけると、夏までは連休はありません。新社会人だとなかなか有給もとれないでしょう。またあの忙しい毎日がやってくると思うと憂鬱な気分になってしまうのはしょうがないことなのかもしれません…。

 

不眠になってしまう大きな原因とは

どうして5月病が不眠の原因になるのでしょうか?そもそも5月病が起きてしまう原因は新しい環境に対する拒否反応からです。休みの日、日中は仕事のことを忘れられていても夜寝るために目を閉じると仕事のことや、人間関係に対しての不安が頭の中をよぎり眠れなくなってしまいます。

 

4月はじめは覚えることも多く、怒られることもそこまでないので環境の変化に対してのストレスがメインになってきますが5月に入るころになると少しずつ、仕事の流れもわかってきて頭を使うことも増えてきます。

 

それくらいの時期に大型の連休を挟みますから、仕事に行きたくないという気持ちが強くなってしまうんですね。また、睡眠には健康的な生活をすることが大切になります。夜寝る時の簡単な仕組みとしては、体の疲労+脳から出る睡眠ホルモンが重なって眠気が生まれ睡眠に入れます。

 

デスクワークであまり動かなかったり、交通手段も車や電車、タクシーを使うことが多くなり体にちょうどいい疲労がたまらず夜を迎えてしまいます。脳から出る睡眠ホルモンは規則正しい食事や運動により多く分泌されるようになります。

 

帰るのが遅くなりコンビニやスーパーの惣菜ばかりになってしまったり、外に出ることが少なくなってしまうと、体の調子が悪くなり体内時計も狂いやすくなってしまいます。5月病ばかりが不眠の原因というわけではなくて、日々の生活によってさらに五月病を悪化させてしまうこともあるんです。

 

5月病にならないためには何が出来る?

5月病はできればなりたくないですが、環境の変化がある限り避けては通れません。できるだけ悪化させないように、ならないように対策をして大型連休後も気持ちを穏やかに出社できるようにしましょう。

 

(1)しっかりバランスの良い食事をとる

気持ちをリセットするためにもしっかり睡眠をとるためにも睡眠ホルモンが分泌されやすい体を作っていきましょう。ストレス発散をかねて好きなものだけを食べてしまいがちですが、炭水化物だけや脂質の多いものを食べ過ぎてしまうと体にたまってしまい逆に気分が落ち込みやすくなってしまいます。

 

ビタミンやたんぱく質、アミノ酸など他の栄養素も摂ることで気分が軽くなったり睡眠ホルモンも出やすくなります。一日三食しっかりバランスよく食べるように意識しましょう。休みの日は食事が偏ってしまいがちなので、休みの日でもできるだけ決まった時間に食べるのが理想です。

 

(2)生活リズムを変えない

新生活になると起きる時間も寝る時間も変わると思います。もう少し寝たかったり、夜遅くまで寝ていたかったりしますよね。休みの日になると思うがまま寝てしまうのではないでしょうか?ですがそれは生活リズムが崩れてしまうのでよくありません。1日や2日ではそこまでリズムは崩れませんが連休は気を付けましょう。

 

せっかく4月から同じリズムで生活していたのに、ちょっとだらっとした生活を続けてしまうと体内時計と共に睡眠リズムが崩れてしまいます。全く同じ時間に起きろというわけではありませんが、誤差は最高2時間までにするようにしましょう。休み明け起きるのが辛くなってしまいます。

 

(3)誰かとたくさん話す

ストレスや不安は誰かに話すことで解消されます。ミスするかもと考え込んだり、嫌だなと思ってしまうとキリがありませんよね。悩んでいるのはきっとあなただけではありません。親しい人や家族に今自分が何についてどう悩んでいるのかを話してみましょう。もしかしたら話しているうちに自分で解決策に気付けるかもしれませんし、アドバイスがもらえるかもしれません。

 

ストレスは誰しもが抱えるものです。ストレスを解消するためには何に悩んでいるか整理することが一番です。相談することが苦手な場合は紙に書き出して、自分で何ができるかを考えてみましょう。

 

5月を過ぎても治らないときは要注意!

不眠が続く場合は放置しすぎるのはやめましょう。5月病が原因できっといつか治るだろう、数時間睡眠が取れれば十分と思うかもしれませんが、情報を整理して脳に定着させるには睡眠をとることが一番大切です。

 

がむしゃらに仕事をするのも良いですがバランスよく睡眠をとらないと何時か、つけが回ってきます。寝られる環境があるのに寝られない日が続く場合は、病院に行ったほうがいいでしょう。

 

5月病は病気というわけではありません。誰でもなる可能性があり自然と治るものなので特に大きい問題にはなっていませんが、それは少し危険かもしれません。何時か治るだろうと思って放置していただるさや不眠、ストレスは鬱からくるかもしれません。現に5月病も軽い鬱状態のことをさしている場合もあります。

 

新しい環境だから、ストレスがたまったり気分が落ち込んでしまうのはしょうがない、慣れればきっと良くなる。今は仕事を頑張ろう!と自分の症状に気が付かず無意識のうちに追い込んでしまうともっと酷い鬱状態になってしまうかもしれません。

 

あまりにも不調が続いたり、仕事がうまくいかないとき、何をしていても仕事のことを考えてしまうときは話を聞いてもらうくらいの気持ちでも良いので病院に行ってみましょう。仕事先に迷惑をかけてしまうとか、自分が病気と診断されるのが嫌だと思ってしまうかもしれませんが、一番大切なのは自分の身体です。

 

新生活頑張りすぎには気を付けよう

少しづつ仕事にも慣れてきてやってくる大型連休、今までの疲れがどっと出てしまい生活のリズムが崩れてしまいます。そうすると連休明け間際になると、不安感が募り眠れなくなったり、倦怠感が取れなくなってしまうことがあります。これを5月病と言います。

 

5月病にならないために、治すために出来ることは生活の中にあります。

 

  • バランスの良い食事をとる
  • 睡眠時間などの生活リズムをなるべく変えないようにする
  • ストレスの原因を解消するためにも誰かに話したり文字にしたりする

 

仕事と家の行き来だけだと運動不足になってしまいます。適度な運動も睡眠には必要です。規則正しい生活を心がけましょう。あまりにも不眠や体の不調、不安感が続く場合は、ただの5月病ではなくて鬱の入り口に立っているかもしれません。もともと5月病も軽い鬱のようなものと言われています。気分の落ち込みや不眠も鬱の症状と同じものだからです。

 

5月病は大体連休が終わってからしばらく経てば生活のリズムが整い元に戻ります。日数が経ってもあまり良くならない場合は抱え込まず、病院に行って話を聞いてもらいましょう。

 

5月病や鬱は真面目な人ほどかかりやすいです。期待に応えようとしすぎてしまったり、自分で高すぎるハードルを立ててしまうと躓きやすくなってしまいます。新しい生活が始まって頑張ることも大切ですが、息抜きをしっかりするようにしましょう。

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