5月に眠い原因は?日中にやってくる眠気に対策はあるの?
5月くらいになると昼間も眠い日が続くという人がいます。何か原因があるのでしょうか。冬に比べると春は日照時間が長くなります。冬くらいまでは午後17時くらいになるとあたりは真っ暗だったと思いますが、5月くらいになると18時を過ぎても、外が明るい場合があります。
5月頃になると眠いと感じるのはなぜ?
日に当たる時間が変わると人間の体内時計が狂うので、その影響で寝つきが悪くなったり、しっかり睡眠時間を確保していても疲れが取れにくくなってしまうのです。
他には環境が変わるストレスで、交感神経が常に優位になっていて疲れが取れなかったり、春特有の気圧の影響で目覚めが悪く日中に影響したりします。この状態が続くと自律神経の働きが乱れ、昼間に眠くなり、仕事に支障が起きたりします。
春先は気温の変化の影響で体調を崩しやすいです。睡眠だけでなく気温の変化に体が対応できず、体の痛みや凝り、だるさなどの症状もでてきます。解決するには朝起きたら日光を浴びること、適度な運動で汗をかき体の健康管理をすることで、自律神経のバランスが整ってきます。
基本的には日照時間が長いほうがやる気も起きやすく、寝つきもよくなります。最初のうちは大変かもしれませんが、早起きをして日光をしっかり浴びていれば体が慣れてきて、徐々に過ごしやすい季節になっていくでしょう。
昼間に眠くなる原因は睡眠障害かも
昼食を食べた後に異常に眠くなるという人は少なくないでしょう。もしかしたらそれは睡眠障害のサインかもしれません。睡眠障害は眠れない人がなるイメージが強いですが、夜にしっかり寝ていても、昼間に強い眠気に襲われる場合があります。
これは過眠症と呼ばれる睡眠障害の一種になります。ほとんどの人は自分が睡眠障害だということに気づいていません。例えば睡眠時無呼吸症候群など、眠っているはずなのに呼吸が止まってしまうことで目が覚めてしまい、実際は睡眠がほとんど取れていない可能性もあるのです。
この状態を繰り返していると心肺に負担がかかってしまうので、心筋梗塞や脳卒中など突然死の原因になる場合もあるので注意が必要です。他には日中耐えられないほどの眠気が起こるのは、ナルコレプシーやうつ病の可能性もあります。
日中眠くなることは誰にでもありえるので、やる気がないなどと軽視されがちですが、気がついた時には大きな病気に繋がっているかもしれません。気になる症状が現れた場合は、早めに病院へ向かいましょう。
眠気が起こった時にできる対策はあるの?
どんなに睡眠時間を取っていたとしても突然眠くなってしまう時はあります。眠気に襲われた時にどのような対策をすればいいのでしょうか。
深呼吸をする
急な眠気に襲われた時に一番簡単にできるのは深呼吸をすることです。深呼吸をすることで体と心の力が抜けるので多少眠気が和らぎます。ポイントは息をしっかりはききってから深い呼吸を繰り返しましょう。
眠気が変わらないようであれば、立ち上がり外の空気を吸ったり、日光を浴びたり気分転換しましょう。
体を冷やす
人間は高温から急激に体温が下がると眠くなるようになっています。入浴後は体が温まった状態から徐々に体温が下がるので自然と寝つきがよくなるのです。その習性を利用して、通常の体温の時に体を一気に冷やすことにより、脳がビックリして体温を下げるのを中断するのです。
なので冷水で顔を洗ったり、冷たい飲み物や食べ物を摂取するのは効果があります。この状態で体温が下がることにより、眠気が治まります。お茶やコーヒーもカフェイ効果がありますが、午後に取ると夜の睡眠に影響が出る場合があるので、冷たい飲み物のほうがいいかもしれません。
歯磨きをする
一番眠気が強くなる昼食後に効果的なのは歯磨きです。歯磨き粉の中には眠気を覚ますメントールという成分が入っています。歯磨きした後にスッキリするのはこのためです。
歯磨きをすることで歯茎が刺激され、睡眠ホルモンを抑える効果もあります。午後の眠気が心配な人は食後に歯磨きを欠かさず行うのがいいでしょう。
頭を使う仕事は午前中に入れるといい
昼食後は午前に比べると眠気が出やすいです。なので頭を使う仕事を午後に持ってくると集中できずに効率が悪くなる場合があります。眠くなる心配がある場合は頭を使う仕事を午前中に入れ、午後は眠くならないよう外出したりするのがいいでしょう。
眠くなったら仮眠
時間があれば、眠い時は寝るのが一番です。机に横になるだけでも体がリフレッシュできます。15分以上寝てしまうと夜に眠れなくなってしまう場合があるので、アラームをセットするなど工夫してみましょう。
春に眠くなるのは冷え性のせいかも
春に眠くなってしまう原因のひとつに体の冷えがあります。体温が35℃以下と低めの人は注意した方がいいでしょう。冷え性を自覚していなくても、手や足が冷たいという人は結構います。
体が冷えると自律神経のバランスが崩れて、血行が悪くなり、疲れやだるさを感じやすくなります。この症状が睡眠にも影響してきます。質のいい睡眠を取るためには、適度に体を温めておく必要があるのです。
湯船に入って体全身を温めたり、寝る前に温かい飲み物を飲むのも効果があります。体を温める時は手首や足首など首を中心に温めると効果があります。目元を温めることで副交感神経が優位になり、リラックスできるようになっているので、睡眠時に市販のホットアイマスクを使うのもいいでしょう。
副交感神経が優位になると、血行もよくなるので自然と体温も上がってきます。季節関係なく女性は特に体が冷えやすいので、普段から冷え対策をしておくのがいいでしょう。体が温まることで自然に質のいい眠りにつけるようになるので、日中に強い眠気に襲われることもなくなってくるでしょう。
もう少し経てば自然と寝つきがよくなる
5月になるとだいぶ気温が暖かくなりますが人によっては寒暖差に体が慣れず、しっかり睡眠を取っているつもりでも、疲れが取れずに日中眠くなるという人がいます。
日照時間も冬に比べて長くなるので、明るい時間が増えた分、体内時計も狂いやすいです。他には環境が変わるストレスや気圧の影響でストレスや疲れを体に溜めてしまっています。この時期は睡眠時間を確保していても疲れがうまく解消されず、日中でも眠たいという人が多いのでしょう。
早起きして日光を浴びることで自律神経のバランスが整い、寝つきがよくなるので、眠気を感じる人は一度試してみてもいいかもしれません。現在の日照時間に体が慣れてくると自然と寝つきはよくなってくるでしょう。
日中に異常な眠気を感じる場合は睡眠障害の可能性があります。放っておくと重大な病気になってしまう場合があるので、気になる症状が出たら、早めに病院へ行きましょう。突然の眠気に襲われた時の対策はあるのでしょうか。
- 深呼吸をする
- 体を冷やす
- 歯磨きをする
- 頭を使う仕事は午前中に入れるといい
- 眠くなったら仮眠
体の冷えが原因で眠くなってしまっている場合があります。自分は冷え性でないと思っていても手足が冷たい人は結構います。体が冷えると自律神経のバランスが崩れて、血行が悪くなり、疲れやだるさを感じやすくなります。
この症状が睡眠にも影響してきます。湯船にしっかり浸かり、寝る前に温かい飲み物を飲むことにより体を温めることができます。体が温まると副交感神経が優位になるので血行がよくなり、さらに体温が上がります。
ストレスなく質のいい眠りにつくことができるでしょう。春の眠気はほとんどが一時的なものになるので、焦らず対処していきましょう。