いつ治るかわからない5月病は寝不足改善でよくなる!?
春になるとテレビや雑誌などでも目にすることが増える5月病ですが、「5月病になってしまった」と感じてもいつ治るのか細かくわからないと思います。
5月病って実際はどんなものなの?
風邪のように見てわかるような症状が少ないので治るのに時間がかかってしまう場合があります。しかし寝不足を改善するだけで少し症状が緩和されることがあるかもしれません。
5月病に多い症状は主に寝不足になったり、食欲不振になったりします。他にも胃が痛くなったり動悸や息苦しさ、めまいを感じるような体に症状がでるものから、人と関わりたくなかったりやる気がでないといった気持ちが不安定になってしまうものがあります。
5月病の症状は様々で、こういった中から1つだけ症状が出る人もいればすべて感じてしまう人もいます。GWの長期連休でダラダラしすぎてしまって思うように体が動かないということもありますが、これも5月病といってもいいと思います。
気持ちに体が付いていかないというのがよく言われていますが、実際にやることがあるのはわかっているのに、体が思うように動いてくれない場合はありえるのでしっかりと5月病を治してから仕事などに打ち込むようにした方がいいのかもしれません。
しかし仕事は仕事、いつまでもGWのお休み気分を引きずっている訳にはいきません。どうやって治すのが手っ取り早く治すことが出来るのでしょうか?
長引くのは困る寝不足、いつ治るのか目途はあるの?
5月病の症状の中には寝不足というものがありますが、5月病ってきくと何となく眠い体をそのまま眠りにつかせているようなイメージがあるので、寝不足になるようなイメージがあまりありません。
どちらかといえばGW中に好きなだけ寝て好きなだけダラダラしてしまった為に、連休明けに動きたくなくなっている、というように考えていました。しかし実際は中々眠れなくて5月病特有の寝不足になっている人がとても多いみたいなんです。
5月病特有の寝不足になってしまう原因は、4月からの環境の変化が原因になってしまってる場合があります。
4月から新生活で環境が変わる人が多く、自分自身の環境は変わらなくても職場に新しい仲間が増えたり逆に減ったりと自分の周りの環境が変わることによって自分の気持ちも少なからず変化があるんです。
4月は意外に忙しくドタバタしているので、気持ちを落ち着かせることが出来ず5月の連休まで引きずってしまいそれがストレスの原因になってしまうんです。ストレスを溜め込むと、イライラしてしまったりして気持ちが不安定になってしまうので、5月病のような症状がよく見られるようになります。
寝不足もストレスからきているものが多いのではないでしょうか?ストレスを感じた体では普段よりもぐっすり眠ることができなくなってしまいます。
睡眠は摂る時間も大切ですが、質もとても大切なので睡眠の質がストレスにより低下していると、リラックスすることが出来ず寝ていてもあまり疲れが取れず寝不足になってしまいます。
原因であるストレスをどうにかしないと寝不足はなかなか治らず長引いてしまうので、5月病を治したいと思うのであれば原因になってるストレスをしっかりと解消することで寝不足はだんだんと緩和されていきます。
ストレスを解消して寝不足改善をしよう
寝不足の場合5月病を治すためには、しっかりと熟睡できるような環境を整えてあげることが大切になります。熟睡できるような環境というのは人によって様々です。
ストレスをしっかり解消していても、寝具が合っていなかったり寝ている間の部屋の温度が自分の体に合っていなかったりすれば熟睡できる環境とは言い難いのかもしれません。
寝不足になっているとどうしても、イライラすることが増えてしまったり注意力が散漫するので少しのことでもストレスを感じやすくなってしまいます。普段ならこんなことでイライラしないのに…と思うかもしれませんがそれが5月病の症状なんです。
普段イライラしないことでストレスをためてしまい、そのストレスが中々発散できなくてイライラ、寝不足なのにイライラしてしまって寝れなくてもっと睡眠不足になってしまう…という形で良くないループが続いてしまいます。そういったループを断ち切るためにも1度しっかりとストレスを解消することが一番かもしれません。
少し睡眠を多めにとる時間を作ることも大切ですが、イライラしている原因が仕事なら職場から少し離れたところで遊んでみるのもいいかもしれませんね。
5月病は甘えという人もいるかもしれませんが、国民病と言われているように国全体で起こりやす病気の一つなので、しっかりと治せるようにしましょう。
中々治らない5月病もあるかもしれない!
寝不足を治してもなんだかやる気がでなかったり、仕事がしっかりとできない場合は5月病が原因ではないのかもしれません。5月病の症状にやる気が出なかった人と関わるのが億劫になってしまうという気持ちの症状はありますが、何もかもを5月病で片付けるのはあまりよくない選択かもしれません。
5月病はあくまでも、変わっていく環境に体や気持ちが追い付いていないことが原因で起こってしまうものが多いので体が環境に慣れてくればだんだん緩和されていくものが多いです。
しかし長期に渡って体が思うように動かなかったりする場合は、ストレス性の他の病気も考えられます。こういった症状が出やすい人は几帳面だったり、何かと色々気に掛けることが多い人に良く表れるように感じます。
周りに気を使いすぎで自分の体にストレスが溜まっていることに気が付いていなかったりするんです。周りを見る事もとても大事なことですが自分自身を見つめてあげる事もとても大事なことなので、まずは自分の体に異変がないかなどをチェックしてあげるようにしましょう。
ストレスはとても軽いもののように見られますが、どんどん積み重なるとうつ病になってしまったり、自分自身ではどうしようもなくなってしまうことも多くなるのでしっかりと治療ができるうちにちゃんと治していきましょう。
寝不足にならないようにしっかりと自分を労わろう
5月病には色々な症状があり、体に症状がでるものと気持ちに症状がでるものがありました。
- 寝不足になったら沢山寝る事
- ストレスはためすぎない
- ストレス解消はこまめにすること
ストレスは解消してすぐまたため込みやすくなってしまうので、こまめに解消することがとても大切です。しっかりと寝不足を解消したら、自分の気持ちを取り繕ってあげましょう。
また周りに気を使ってばかりだとどうしても自分が損をしてしまうことがあります。気を遣うことは誰にでもできる事ではありませんが、自分がストレスを感じる程にやらなくてもいいのかもしれません。
仕事をしているとどうしてもストレスを感じてしまうかもしれませんが、一人で仕事をしているわけではないので仕事仲間と大変なことを共有していけばストレスも減っていくかもしれません。
5月病はGWの連休で緊張が解けて起こる場合もあれば、連休にだらだらしたために中々動けなくなってしまう場合など、人によって起こり方は違います。しかし去年5月病になっているからといって今年も必ず起こるということではありません。
来年も再来年も5月病にかからないようにするためにもしっかりと寝不足を治して、常にストレスフリーの春を過ごせるようにしてみましょう。