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めまいが寝返り時に突然起こるのはどうして?5月に増えるのは理由があるの?

突然のめまいに困ったことはありませんか?寝返り時や起きあがった時など、いきなりのめまいの症状に戸惑う人は多いです。特に5月に現れるという人もいますが、何が原因なのでしょうか。

 

 

突然寝返り時にめまいが起こるのはなんで?

 

めまいの症状は人それぞれですが、多くは立ちくらみや周りがぐるぐるしたような感じがしたり、体がふわふわしたりすると思います。時には嘔吐や発作が起こったりします。

 

症状によって原因は異なりますが、ほとんどは内耳という耳の中の音を聴く器官が関係しています。目が回るのに、原因は耳からきているのです。場合によっては脳関係の病気や血圧の異常、ストレスや疲労などが原因になると言われています。

 

普段めまいが起こることがないのに、急に症状が起こる場合は両性発作性めまい症の可能性が高いです。この症状は寝返りを打った直後や起きあがった時に目の前がぐるぐるして激しく目が回るような症状になります。急なめまいは不安だと思いますが、この症状は長くは続きません。じっとしていれば数十秒から数分程度で収まります

 

人によっては収まった後に、また似たような症状が出てきて吐き気を伴う場合もありますが、繰り返しているうちに症状は軽くなってきます。このめまいは内耳の中にある耳石という石もようなものが三半規管に流れ込み、刺激を与えてしまうため起こる症状なのです。

 

ただ良性というくらいなので放っておいても2週間から1カ月くらいで自然治癒するようになっています。めまいの原因の3/1くらいは良性なのでそこまで心配することもないでしょうただ症状が長く続いたり、明らかに体に異常を感じた場合は早めに病院で診察を受けるのがいいでしょう。

 

めまいの症状が5月になり増える理由

めまいの原因の中にストレスや疲労があります。4月になり仕事の環境が変わったり新体制になるなど、少なからずストレスが溜まっている人も多いのではないでしょうか?このストレスや疲れの影響が心と体に出てくるのが5月になるのです。

 

ストレスや疲労からくるようなめまいの症状は自律神経失調症が関係している場合があります。自律神経のバランスが崩れた場合はめまいだけでなく、不眠や息切れ、食欲不振や無気力など体のあちこちから症状が出てきます。他にもうつ病やパニック障害などの可能性も出てくるので、注意して自分の体を観察してみてください。

 

新しい環境に適応できないような精神的な症状を、これくらいの時期だと5月病と呼ぶこともあります。普段から気分転換やストレス解消ができればいいのですが、人によっては難しい場合もあるでしょう。

 

環境が合わない場合は無理して、仕事を続ける必要はないと思いますし、体をゆっくり休める時間も必要です。一人でどうにもできないと自分を責めてふさぎ込んでしまうのが一番辛いので、信頼できる家族や友人に今の本音を打ち明けましょう。信頼している人と繰り返し話しているうちに、自分の中で気づきを得て、そこから自分の気持ちが変わり自然と意欲も出てくるでしょう。無理せずに自分ができることから始めていきましょう。

 

めまいを発症したら、どのように付き合っていけばいいの?

良性であればすぐ治ると言っても、突然めまいが起こったらびっくりですよね。めまいが起こった時の対処法やめまいが頻繁に起きている間はどのように過ごせばいいのでしょうか?

 

しっかり体を休める

めまいはストレスや疲れからきている場合も多いです。めまいが起きてしまったときは無理せず体を休めましょう。特にめまいが起きた直後はゆっくり体を休めてください。睡眠不足でもめまいが起こる場合があるので、睡眠時間を削らないようにすることも必要です。

 

運動習慣を作る

めまいが起きたのに体を動かしていいの?なんて不安になる人もいると思います。めまいの症状が落ち着いてから、適度な運動を行うのは有効です。治療の一つとして、運動が取り入れられています。これはめまいの原因となる三半規管の機能が運動により整うからです。ウォーキングやストレッチなど、自分の体調に合わせて軽めのものから行うのがいいでしょう。

 

必要な栄養素を取る

疲労回復や代謝の改善に効果のあるビタミンB群をたくさん取ることで体の疲れを軽減することができます。レバーや豚肉、たらこやほうれん草などに多く含まれています。バランスよく栄養素を取り入れることが重要ですが、食事で補えない時はサプリなどに頼ってもいいでしょう。水分をこまめに取ることで血流がよくなり、筋肉の動きに影響するのでめまいの改善にも役立ちます。

 

めまいを心配しすぎない

必要以上にめまいを心配してしまうと、めまいが起こった時の症状が強くなったように感じてしまいます。たいていのめまいは時間が経てば自然とよくなりますので、症状を恐れすぎずになるべく普段と変わりなく過ごしましょう。

 

放っておくと怖いめまいもあるらしい

めまいはほとんど良性の一時的なものです。必要以上に心配する必要はないですが、中には症状を警戒したほうがいい場合もあるみたいです。このような症状の場合は自己判断せず、早めに病院へ行ったほうがよさそうです。どのようなものがあるのでしょうか?

 

内耳炎や前庭神経炎からくるめまい

内耳炎は中耳炎になった後の鼓膜がふさがらず、細菌が入ったり、炎症が起こってしまう病気になります。前提性神経炎からくるめまいは風邪を引いた後などに発症し、ウイルスが原因で起きます。自律神経失調症が原因の場合もあるので注意しましょう。

 

メニエール病で起こるめまい

メニエール病は三半規管の中にあるリンパ液が増える病気になります。自律神経失調症が原因でホルモンバランスや抵抗力が低下してめまいが起こります。めまいと同時に難聴や耳鳴り、吐き気が起こったりします。難聴がめまいのたびに強くなるようであればメニエール病の可能性が高いです。

 

悪性発作性頭位めまい症

この症状は小脳が萎縮することで脳梗塞などを引き起こしめまいが起こります。めまいの症状は良性と似ている場合があるので、心配な場合は病院へ行きましょう。もしかしたら命にかかわる場合があります。

 

突然のめまいでも慌てなくて大丈夫!

めまいの症状は人それぞれになりますが、たいていは内耳という耳の中の音を聴く器官が関係しています。普段めまいが起こることがないのに、急に症状が起こる場合は両性発作性めまい症の可能性が高いです。この症状は寝返りを打った直後や起きあがった時に目の前がぐるぐるして激しく目が回るような症状になります。

 

この症状はすぐ収まりますし、病院へ行かなくても数週間くらいで自然治癒するので、そこまで心配する必要もないでしょう。5月くらいになるとめまいの症状に悩む人が増えるようですが、原因はストレスや疲労と言われています。変わったばかりの環境にうまく適応できず、自律神経のバランスを崩してしまう人も多いようです。

 

めまい以外にも不眠や息切れ、食欲不振や無気力など体のあちこちから症状が出てくる場合があります。他にもうつ病やパニック障害などの可能性も出てくるので、注意して自分の体を観察してみたほうがいいでしょう。めまいを発症したらどのように生活していけばいいのでしょうか?

 

  • しっかり体を休める
  • 運動習慣を作る
  • 必要な栄養素を取る
  • めまいを心配しすぎない

 

めまいの中には危険な症状や命にかかわるものもあるので、念のため覚えておきましょう。

 

  • 内耳炎や前庭神経炎からくるめまい
  • メニエール病で起こるめまい
  • 悪性発作性頭位めまい症

 

だいたいのめまいは良性のものなのでそこまで心配はいらないですが、もしも長期間症状が続いたり、体に異変が起こった場合はすぐにでも病院へ行きましょう。まだまだ環境に慣れない時期でストレスがたまるかもしれません。無理せず体を休めていきましょう。

 

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