しつみん

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二度寝でだるい理由は日常生活に原因があった!

今日も二度寝は当たり前。「毎朝どうしてこんなに体がだるいんだろう?」と自分自身でも明確な理由が見つからずに困っている方も少なくないのではないでしょうか?

 

 

起きるのがだるい

スマホのアラーム機能を目覚まし時計代わりにしている方は多いかと思います。しかも、設定時間を複数設定して、万が一起きれなかったときのために、保険をたくさんかけていませんか?さらに複数設定に加えて、スヌーズ設定はマストかと思います。準備万端で朝を迎えてどうなるか?

 

スムーズ機能を何度も何度も繰り返しながら「もうちょっとだけ」なんて言葉を自分自身に繰り返して二度寝をしていませんか?「朝、いったい何回アラームを止めれば起きられるのだろう?」と不思議に思うぐらい起きれない、そんな状態が続いてはいませんか?

 

結局、時間ぎりぎりまで引き延ばし、力を振り絞りながら、最高に気持ち良いベットからなくなく起きる、なんて日々が毎日続いていく。朝バタバタしながら準備に追われ、出社してもだんだん身体が怠くなってきて「仕事に集中できない」「少しだけ横になって寝たい」なんて思いはしていませんか?

 

しかも、最悪なことに何故か頭痛まで起こることも少なくなく、誰もが朝の二度寝が影響していることには気づいているかと思います。自分自身を変えたいと思いつつ、結局は朝を迎えるといつも通り、二度寝を繰り返す朝を迎えてはいないでしょうか?

 

あまりにも同じことを繰り返すために、「自分はなんてだらしないんだ?」なんて自分を責めて、自己嫌悪に陥る方もいるかもしれません。

 

そんなときは一旦自分を責めることを止めて、そもそも「何故二度寝してしまうのか?」「その直接的な原因は?」さらに「それを引き起こしている根本的な原因は何か?」をご自身で一度確かめてみてはいかがでしょうか。

 

二度寝する理由は?

朝、二度寝してしまう理由は複数あると思います。もっとも一般的な理由として挙げられるのは、

 

  • 睡眠で身体を休めても、朝の時点で疲れが取れていない
  • 日々の睡眠が不足しているために、それが積り積もって朝起きれない
  • 体内時計のリズムが乱れているため、朝決まった時刻になかなか起きれない

 

挙げればきりがないぐらいですが、結局は何らかの要因があって二度寝したくなる状況を作り出しています。二度寝の瞬間は気持ちよくて、なかなかベットから出れないとなると、自分自身の性格面が影響しているような錯覚をするのも当然です。

 

しかし、人の身体は正直なので、身体が何かしらの問題を訴えて二度寝したくなる状態を自然に作り出しているとも考えられます。上記に挙げた理由に共通する問題は何か、深く探ることで、二度寝を引き起こしている根本的な問題が見つかるかもしれません。

 

負のサイクルを断つ

朝起きれない、二度寝してしまう状況を引き起こす根本的な問題は何か?時系列でさかのぼることで、問題解決につながる糸口が見えるかもしれません。就寝前にしていることで二度寝を引き起こす要因となりうるものは何か?

 

就寝前に日々繰り返している習慣が要因になるかもしれません。「夜、暗い中でスマホのブルーライトを浴び続けると脳が覚醒して眠気の妨げとなる」などのことを見聞きしたことがある方も多いかと思います。そんな中でも今回切り口としたのが、「就寝前(要は起床後)に一番時間を費やしていることは何か?」です。

 

それは社会人であれば多くの人が当てはまる仕事です。仕事をされている方は、経営者や役員でもなければ、学校と同じように誰かに決められたスケジュールで動いている場合が多いかと思います。

 

例えば朝決められた時間に出社する、繁忙期であれば定時に関係なく夜中遅くまで仕事する必要がある。人によっては休日出勤で身体を休める時間を削る必要がある場合もあるかもしれません。お客さん、取引相手がいる限り、相手に合わせて無理をすることも、ときには必要かもしてません

 

一部大手企業のように定時で仕事が終われて、プライベートの時間を十分確保できる人もいれば、会社の状況や事業の業種業態によっては、なかなかそういう環境を自分自身で作りにくいこともあるかと思います。

 

自分を休める時間を十分に確保できない方は、当然生活のリズムが段々乱れていきがちだと安易に想像できます。前日夜どれだけ残業で追われていたとしても、起きる時間はいつも通りなので睡眠時間は自ずと減少していく。

 

そんな日々を繰り返せばちょっとずつ睡眠不足という負の貯金を少しずつ溜めていくことになり、身体は疲れが取れず悲鳴をあげることになります。そうなれば当然、朝怠くて起きれず、二度寝を繰り返すのも当然と言えば当然かと思います。

 

しかもその負のリズムを助長するのが、たまの休日に寝だめし過ぎてしまうこと。気持ちは非常に理解できますが、生活のリズムを考えた時に当然リズムはそこで狂います。寝だめをした日は、なんだか疲れが取れたような気がして気分が良いかもしれません。

 

しかしそれも長くは続かず、だんだんと、少しずつ身体に悪い影響を与えてきます。または寝すぎてしまうと、リズムは崩れて当日の夜寝つきが悪くなります。それが翌日の朝、起床に影響を与えることにも繋がります。

 

毎朝の二度寝や休日の日の寝だめをどうしてもしてしまう気持ちはよく理解できます。しかしこれからは、ご自身の体調面に良い影響を与える良いサイクルを作り出すことにもっと目を向けてみませんか?それでは良いサイクルを生み出すにはどうしたら良いか?

 

まず人には体内時計という、時間に応じて人の行動をコントロールしてくれるシステムがあります。夜遅くなとなんだか自然と眠くなる、または朝、外が明かるくなる時間帯で自然に目が覚める。 もし体内時計がなければ朝起きずにずっと寝てしまったり、または暗くなってもまったく眠気が起こらずに活動し続けるかもしれません。

 

そうならないように自然に人の時間をコントロールしてくれるのが体内時計です。この体内時計は乱れれば当然決まった時刻に起きれない、起きたくないという、二度寝を繰り返してしまう状況を作り出します。

 

その乱れは先ほどのように仕事の時間が不規則であればより影響を与えます。いつも同じ時間帯に同じことをできない状況になれば、いつも同じ時間帯に、起きるという行動=生活リズムの習慣は付きずらくなります。

 

体内時計を整える方法は?

それでは体内時計、生活リズムを良い状態に戻すにはどうした良いか?「自分の中=身体」と「外=環境」の両面で見直すことで良い状態に戻せるかもしれません。まずは自分の外からですが、朝起きた時に日光に浴びること。

 

これはよく見聞きしたことがある人が多いかと思いますが、実際に毎朝できている人がどれだけいますでしょうか?天候が悪いときを除いて、起床のタイミングで日光をあびる。

 

たったこれだけのことですか、毎日二度寝を繰り返す人にはなかなかハードルが高いことかと思います。はじめは面倒かもしれません、しかし「継続は力なり」ということで習慣化させましょう。

 

カーテンを開ければ日光が入ってくる人は楽かもしれません。部屋の作りの問題でカーテンを開けても日光が入ってこない場合は、外に出て日光を身体いっぱい浴びる必要があります。または物理的に日光をあびるのは厳しい方は、日光の代わりに強い光を出す専用の機械もありますので、それに頼っても良いかもしれません。

 

次に自分の中=身体に目を向けます。この方法も非常に簡単で、だれもがこの大切さを見聞きしているかと思いますが、毎朝しっかり朝食を取ることです。生活リズムが崩れている方は、朝、食欲がまったくないというのも当然です。

 

しかし、毎朝、朝食をしっかり取ることで、内臓の働きが消化活動を行うために活発になります。内臓系が活発になれば、身体全体を呼び覚まし、特に脳の活動も活発にしてくれます。

 

そうなればいやでも身体全体が目を覚まし、活動しやすくなります。たったこれだけのことでも、長期的に継続できれば変化は訪れます。しかも仕事が忙しい方でも、無理なく始められることだと思います。

 

明日からできることで二度寝防止!

朝日光を浴びる、朝食をとるなんてことは誰もが幼少期のころはできていたことかもしれません。しかし、大人になり、仕事をし始めると、なかなか今までの生活リズムを保つことが難しくなる場合もあります。

 

その結果が朝起きれない、日々二度寝を繰り返してしまうなどの状態につながる可能性を高くします。まずは忙しいなかでも、誰でも簡単にできることから取り組まれてはいかがでしょうか?良いサイクルに戻すことができれば、幼少期のころのように、何に対しても意欲的に活発に行動していた状態に近づけるかもしれません。

 

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