徹夜の限界はどのくらい？吐き気を感じたら危険信号！

学生時代のテスト前や仕事に追われている時に徹夜を経験したことのある人は多いと思います。仕事や勉強以外にも、夜遊びやゲームなどをついつい遅くまでしてしまうこともあると思いますが、徹夜するにも限界はあります。

徹夜は悪影響が沢山！

人間は睡眠をしっかりとらないと生きていくことが困難な生き物です。限界まで徹夜をしていると吐き気や頭痛に悩まされることがあります。体調管理をしっかりするためにも徹夜の限界やメリットデメリットを知っておきましょう。

徹夜をするときは主に時間に追われている時が殆どだと思います。「まだ大丈夫」「まだ余裕」と思っている間に時間が足りなくなってしまって徹夜をせざるを得ない状況になってしまいます。徹夜をした日の朝日ってとても眩しく感じますよね。1日ぐらい徹夜をしても大丈夫と思っていませんか？自分で思っているよりも徹夜は体に悪影響を及ぼしています。

徹夜をしてもいいことってあるの？

徹夜のメリットってあるのか考えたことのある人はいますか？普段は寝ている時間起きて何かをしていることにメリットがあるのなら、寝ずに仕事や遊びをしていたほうが有意義な時間を過ごせるかもしれませんよね。体に悪いと言われている徹夜ですが実はメリットが全くないわけではありません。

自由な時間ができる

実際時間が増えているわけではないですが、寝る時間を削ったことによって睡眠時間がだいたい7時間あればその時間をすべて他のことに使えます。急ぎの仕事ができたり、自分の趣味に没頭できます。

徹夜をした分寝つきが良くなる。

普段寝すぎてしまって寝れない、寝つきが悪い、などの睡眠の悩みを持っている場合は1日睡眠をとらないことで翌日ビックリするほど眠りにつくことが出来る可能性があります。

記憶が残る

夜寝る前に朝ごはんは思い出せなくても夜ごはんは思いだせる人は多いと思います。思い出す記憶が近い方が思い出しやすいです。テストの前日などに一夜漬けで勉強をする人が多いのはこのためです。このように少なからず徹夜をするメリットはあります。

ただこのメリットは徹夜をしなくてもいいのではないか、という疑問が生まれてきます。自由な時間はできますが趣味か何かをするのであれば1日1時間睡眠時間を短くすれば1週間で7時間の自由な時間が手に入りますし、徹夜をした分寝つきが良くなるのは体が睡眠を求めているからです。

自分では気づいてないかもしれませんが、徹夜をした翌日の体は衰弱しています。なにをするにもやる気がでなかったり、常に気分が落ちていたり様々です。一夜漬けするにしても、この理論で言うとしっかり寝てから朝勉強した方が記憶はできると思います。それに記憶が定着しているわけではないので、ある程度経つと忘れてしまいます。

朝ごはんは忘れてもいいですが、忘れちゃいけないことも一緒に忘れてしまう可能性があります。メリットになっている人もいるかもしれませんが、睡眠をしっかりとっていても問題のないやる意味のあまりないメリットだと思います。むしろ徹夜をするときのメリットよりもデメリットの方がはるかに多いんです。

吐き気を感じたら限界のサイン

1度でも徹夜をしたことがある人は徹夜のデメリットをその身をもって知っているのではないでしょうか？

肥満体質になる

夜中まで起きていると単純にお腹が空いてきます。その欲に負けて夜食を食べてしまうとカロリーオーバーしてしまいます。特に女性は綺麗な体型を保ちたいと思っている方は多いのではないでしょうか？気を付けるようにしましょう。

思考力が働かなくなる

睡眠をとらずに頭を働かせていると、どんどん思考力が鈍くなってきます。なにかを考えながら作業をするときは特に頭が働かなくなっていきます。仮眠をとってからの方が効率は何倍もいいです。

寝起きが悪くなる

徹夜が続くと「睡眠相互退症候群」という寝起きが悪くなり朝起きられない体質になってしまう危険があります。睡眠時間がおかしくなり生活リズムが崩れる可能性も出てきてしまうのです。

記憶の定着

先ほども話したように、すぐのことは思い出せても時間が経つにつれて記憶は薄れてしまいます。徹夜をした時に頼まれたことや大事なことを忘れてしまいミスに繋がる、なんてこともありえます。記憶を定着させるためには睡眠はとても大事です。人間は寝ている間に物事を記憶しているので徹夜をしたらその分記憶力の低下に繋がります。

体調不良

徹夜による一番のデメリットではこの体調不良ではないでしょうか？睡眠をとっていないと免疫力がとても下がってしまいます。そこから風邪をこじらせてしまう人も少なくないと思います。特に冬場の深夜はとても冷え込みます。起きている時は少し寒いと感じても睡眠をとっている時のように布団をかぶったりしません。寒さで風邪を引く場合もあります。他にも細かく言うとキリのないほどデメリットは出てきます。

デメリットはその日のみ体に影響が及ぶことが殆どです。1度睡眠をしっかりとれば思考力も回復しますし、夜中に起きていなければ余計なカロリーを摂取することはないです。ただ体調不良だけは思ったより長引く可能性があります。体調不良といっても風邪をこじらせて1週間寝込む場合もあれば、慢性的な頭痛を引き起こすようになってしまったり色々です。少し睡眠をとらなかっただけでも吐き気を感じる人は少なくありません。胃がもやもやしてしまったり食欲がなくなってしまったり…。

食事をしても全然箸が進まないことや吐き気が止まらない場合実際に食べたものを戻してしまう人もいます。たかが徹夜と思っていても体が限界を感じると食事すらままならなくなってしまいます。食事が中々進まないとそれこそ免疫力が余計に下がってしまいますし、体にとって良くないループが続いてしまいます。

吐き気を感じてしまうというのは体が睡眠をとるように訴えているサインです。そのサインを感じてまで徹夜をするメリットは殆どありません。人間は寝て毎日成長していくので沢山睡眠をとるようにしてください。

どうしても徹夜をしなければならないときの対処

自分の趣味に没頭して徹夜をしている人は自分の意志でそうしているので、本当に眠たくなったらいつでも寝られるし何かをしている間の休憩で寝落ちをしてしまうこともあると思います。ただ、どうしても今日中に仕事を片付けなくてはいけない、など自分の意志ではなく徹夜をしなければならない人も大勢いると思います。

自分の意志で徹夜を決めるのは寝る寸前でも考えられますが、仕事で徹夜をすることになる人はお昼や夕方の段階で徹夜をしなければならないかもしれない、という考えになっていると思います。お昼や夕方の時点で徹夜が決まっているのであれば、その日の休憩中や仕事が終わって帰宅をしてすぐに仮眠を摂りましょう。そんな時間も惜しい！となってしまう気持ちはわかりますが、作業効率を上げるためにも仮眠は必要です。この仮眠をするしないで夜中の作業効率はグンっと変わってきます。

ではなぜ決まった時点や帰宅後すぐに仮眠をとるのか不思議ですよね。その時間はまだ眠たくないし、仮眠をするにしても眠たくなった時に仮眠をした方がいいのではないかと考える人も少なくないと思います。勿論夜中作業をしていて眠くなってしまったら仮眠をするのもいいと思います。徹夜をしていると脳が休まることがないので脳を休めるためにも仮眠は必要です。ただ普段眠っている時間を超えて徹夜をしているので、仮眠が必要になるギリギリまで作業をしてしまうと、そのまま朝を迎えてしまうパターンがあります。

それってどうしても徹夜をしなければならない状況からするとものすごく困ることですよね。朝まで寝てしまうことを恐れて眠い中作業をするのも効率が悪くなるのは目に見えています。なのでまだ自分の体が眠くない早いうちに少し寝ておくと頭もさえますし、その少しの仮眠で夜中まで結構持ちます。どうしても徹夜をしなければいけない場合、後の仮眠よりも先の仮眠を摂っておくといいと思います。もちろん徹夜をしないにこしたことはないですが。

体の限界を迎える前に寝ることが大事

仕事や勉強での仕方がない徹夜でも、限界を迎えると体に悪影響が起こります。

徹夜による悪影響

肥満
思考力の低下
記憶力の低下
寝起きが悪くなる
体調不良

徹夜が続くと思考力や記憶力の低下や寝起きも悪くなってしまいます。睡眠不足で体調を崩したりと普段の生活への影響も大きいです。徹夜をしないといけない状況になったとわかったら早めに仮眠や対策を取ることも大事ですね。1度仮眠を摂ることで頭がすっきりしますし、脳内整理もできます。体に限界が来る前に睡眠をとれる環境作りをするようにしましょう。

毎日ぐっすりと眠れていれば徹夜をすることもないと思いますが、眠れない環境が続いて意図せず徹夜をしてしまっている人もいます。まずはぐっすりと眠るところから意識を変えていく必要があります。

しかしそんな簡単に眠ることができれば今まで苦労してないですよね。簡単にぐっすり眠ることができないからこそサプリメントなどに頼り始めてみてもいいかもしれませんよ。サプリメントは効果の有無が使用してみないとわからない所が多々あり、手が出しにくいものかもしれませんがずっと眠れない状況を続けるよりは一度試してみた方がいいですよ。

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