寝れない原因はなに?恋やストレスの場合は?
「なんだか寝れない、、、」という経験はありませんか?「眠たいのに寝れない」「疲れてるのに寝れない」などなど普段は眠れるはずなのになぜか眠れないってことありますよね。何か原因はあるのでしょうか?もしかしたら誰かに恋をしていて眠れないこともあるでしょう。
寝れない原因はなに?
寝たくても寝れないとイライラしたり、寝ようとすればするほど目が覚めてしまうこともありますよね。なんで寝れないのか気になりますし、寝れない原因がわかっててもどうしたら寝れるのか知りたいですよね。
眠れない原因がわかれば、しっかりと対策も立てられるでしょう。私たちが思っているよりも眠れない原因は多いみたいです。今回は身体的な部分と精神的な部分に分けてそれぞれの原因を探ってみました。一緒に対処できる方法も調べたので、自分に当てはまる部分があるかどうか確かめてみましょう。
身体的な原因で眠れない
眠れない原因は大きく分けて、身体的な原因と精神的な原因に分けることができます。ここでは身体的な原因について書いていきます。
病気やケガ
体のどこかに痛みを感じていたり、咳などによって寝れない、という経験はないでしょうか。病気やケガによって痛みや辛さがあまりにも酷いと眠れないということはあります。痛みや辛さがそれほどのものでなくても、気になってしまって眠れないという場合もあると思います。心当たりがある場合にはなるべく早めに病院で診察してもらうようにしましょう。
長時間の昼寝
休みの日に「ちょっとだけ昼寝をしようと思っていたら、うっかり何時間も寝てしまった」という経験ありませんか?昼寝を長時間してしまうと身体が回復してしまっているので、夜になっても寝れなくなってしまいます。そうなると「夜はほとんど眠れず朝は眠い、、、」という状態になり、生活リズムが狂ってしまう可能性もあります。
昼寝は長くても15分くらいが良いですね。昼寝をする場合はタイマーを設定してから休むようにしましょう。
カフェインの過剰摂取
皆さんご存知の通り、コーヒーや紅茶に含まれているカフェインは飲んでからだいたい30分経つと神経を刺激して、眠気が覚めてしまいます。緑茶や栄養ドリンクなどにもカフェインは含まれているため、これらをよく飲むという方は夜は控えるようにしたほうが良いでしょう。
運動不足
学生だと体育の授業や部活など運動する機会がありますが、社会人になると運動する機会が減ってしまいますよね。ジムに通うことが出来ればいいですが、仕事によってはなかなか行く時間がない場合もあると思います。
睡眠には適度な体の疲れも必要です。学生時代にひたすら部活に打ち込んでいたという方は分かるかと思いますが、部活が終わって帰ると泥のように眠っていませんでしたか?
身体が疲れていると眠気が強くなりますし、睡眠の質もよくなります。しかし社会人になりデスクワークなどで運動する機会が減って、運動不足になると体が疲れていないためなかなか眠りにつきにくくなります。
また、運動をすることで眠る際に必要なホルモンである『メラトニン』の材料となる『セロトニン』が分泌されません。セロトニンが分泌されないことでメラトニンも不足し、眠りにつきにくくなります。
運動不足の人がいきなり「ランニングをする」とか「ジムに通う」のはハードルが高いですよね。そういう方は、「いつもより少し早く起きて、太陽の光を浴びながら近所を散歩する」、「いつも降りる駅から2駅くらい前で降りて、歩いて会社へ行く」などハードルを低くして始めやすくすれば、続けやすくなります。
ブルーライト
寝る前にスマートフォンやパソコンを触ってしまうという方は結構多いと思います。しかしこれは睡眠に悪影響を及ぼします。夜にブルーライトを浴びることで生活リズムを制御している体内時計が狂ってしまいます。
また、眠気を誘うホルモンである「メラトニン」というホルモンがあるのですが、ブルーライトの刺激を受けることによって、脳が起きて目が覚めてしまいます。
そのため、寝る前の2〜3時間前にはスマホやパソコンを触らないことが理想ではあります。ですが、『ブルーライト=悪いもの』というわけではありません。ブルーライトは太陽に光にも含まれていて、太陽の光を浴びることで生活リズムを制御する体内時計が整い、日中は正常に脳や身体が働くんです。
朝はブルーライトの刺激を受けたほうが良いですが、夜は眠れなくなる原因になるので控えるようにしたほうが良いですね。
精神的な原因で眠れない
社会人であれば仕事だったり、主婦(夫)の方であれば家事、学生の方であれば勉強で体は疲れているはずなのに、布団に入ってもなぜか寝れない…という経験をしたことがあるという方も多いはず。その場合は精神的なことが原因になっているかもしれません。
ストレス
眠れない原因が精神的なものである場合、基本的な原因はストレスです。過剰なストレスを受けると、自律神経が乱れてしまいます。自律神経が乱れてしまうことによって眠る前にはリラックス状態になるはずが、身体が緊張状態になり寝れなくなってしまいます。
また、寝ることができたとしても眠りが浅くなってしまい、疲れが取れなかったりちゃんと寝ていても眠いということになります。なのでストレスを貯めないように、日頃の生活習慣を一度見直してみてはどうでしょう。
また、アロマを焚いたり温めのお風呂に浸かることで、緊張状態をといてリラックスできてぐっすり眠れる場合もありますから、試してみてはいかがでしょうか。
寝れないことを気にしすぎてしまう
いつもと違って寝れないとついつい「寝れない、、、」と気にしてしまって本当に寝れなくなったりすることありませんか?
次の日に早く出かけないと行けない時とか特に焦ってしまいがちですよね。「どうしよう、、、明日早いのに、、、」なんて気にしてしまうほど逆に眼が覚めてしまったり。これもストレスと同じで考えれば考えるほど身体が緊張状態になってしまい、眠れなくなってしまいます。この場合は、寝れないことを気にしないようにするしかありません。
気持ちを楽にして、身体を緊張状態からリラックス状態にすることで眠りにつける場合もありますから、目を閉じてなにか楽しいことを考えたり本を読んでみたりすると良いかもしれません。
恋で眠れないのもストレス?
「あの人のことばかり考えてしまって眠れない、、、」というように恋が原因で眠れないという経験をしたことがある方は多いと思います。恋だけでなく、悩みや不安は不眠に繋がります。
その悩みや不安を考えれば考えるほど、ストレスになり緊張状態になってしまいます。布団で眠ろうとしているときに考え事をし始めるとなかなか止まりません。その考え事を解決できず、エンドレスでずーっと考えてしまうためストレスになって眠れなくなってしまうんですよ。
悩みで寝れない対処法①考え事を紙に書きだす
箇条書きでも文章でも殴り書きでも絵でもなんでもいいので、自分が気になっていることや悩んでいることをすべて書き出します。書き出すことで頭の中を整理できますし、気持ちを吐き出した感じがしてスッキリしますから、落ち着くことができるので緊張状態を解くことができます。
悩みで寝れない対処法②深呼吸
目を閉じた状態で、できるだけたくさん息を吸うように意識してゆっくりと鼻で呼吸しましょう。たくさん深呼吸をすることで脳や身体に酸素が回り、落ち着くことができるため緊張状態を解くことができます。
寝れない原因のまとめ
寝れない原因は大きく分けて「身体的な原因」と「精神的な原因」の2種類がありました。
身体的な原因
- 病気やけがによるもの
- 長時間の昼寝
- カフェインの過剰摂取
- 運動不足
- ブルーライト
精神的な原因
- ストレス
寝れないことが長期間続いてしまうと、不眠症になってしまう可能性もあります。ご自身の体のためにも日頃から早起きに心がけたり、体を温める、運動をする、睡眠前に携帯を触らないなどできることから気を配ってみてはいかがでしょうか。
考え込んでしまうと何事もうまくいきません。リラックスしてしっかり睡眠をとることで体の回復だけではなく、心もリセットされます。楽しいことを考えるようにしたり、いい匂いを嗅いでリラックス空間を作るようにしましょう。