スマホによる睡眠の影響は?電磁波も悪影響?
朝起きて、夜寝るまでの間、どのぐらい携帯を触っていますか?とくに用事がなくても、ついつい携帯の画面をみてしまってることはあると思います。
電磁波による影響はあるの?
あなたはスマホ中毒になっていませんか?スマホの普及によって、歩きスマホやスマホ中毒で問題になったりするようになりましたね。寝る前にスマホを触ることで睡眠の質にも影響が出ますし、枕元に置くと電磁波の影響で体に影響があるとかないとかって話もあるようですが、実際のところどうなのでしょうか。
スマホに限らず今では様々なところで電子機器が使われていますし、Wi-Fiをはじめとした無線通信が普及されるようになって、いつでもどこでも気軽にネットに繋げられるようになりました。しかし、これによって身体に悪影響はないのでしょうか?また、枕元に置いていて睡眠に影響を及ぼすことはないのでしょうか。
電子機器や電波を使った通信がされるようになったのは最近ですから、未だにどのような影響があると明確に言うことはできないかもしれませんが、今後何十年何百年の間でもしかしたら何か影響が起こることがわかるかもしれません。
スマホはもちろん、パソコンやタブレット、最近では時計やメガネなど普段身につけるものにコンピューターが搭載されたウェアラブルも出てきていますが、これらの電子機器はどうなんでしょうか。
スマホだけでなく部屋の照明や街灯も睡眠を阻害する
学生だと特に流行に敏感ですから、授業中とか寝る前についついスマホに夢中になってしまいがちかもしれません。でも寝る前にスマホを触るのは学生であっても控えるようにしたほうが良いですね。
『スマホやタブレットなどの画面から出るブルーライトの光は睡眠に悪影響を与える』という話はよく聞きますよね。ブルーライトの光のは、光の中でも特に睡眠に影響を及ぼすもので、光を浴びることで眠りに必要なホルモンのメラトニンを減少させてしまいます。
メラトニンが分泌されることによって人は眠気を感じて、眠りにつきやすくなるのですが光を浴びることでメラトニンが減少して、睡眠の質が下がってしまいます。
また、スマホやタブレットだけでなく、部屋の照明や街灯、車のライトに使われているLEDにもブルーライトが含まれており、電気をつけて寝たりカーテンで外の光を遮断しきれていないと睡眠が阻害されてしまいます。
また、豆電球などの小さな光でも睡眠の質が下がってしまうため、眠るときには部屋を真っ暗にすることが理想です。「でもアイマスクしてれば大丈夫なんじゃないの?」と思う人もいるかも知れません。
実は光を感じるのは目だけではなく、皮膚も光を感じるんです。目の網膜にあるロドプシンという物質が光を感知するのですが、皮膚も細胞がロドプシンを作るため、皮膚も光を感知して脳や身体に知らせます。そのため、一部の光を皮膚に当てるだけでもメラトニンが減少してしまい、睡眠の質が下がってしまうんです。
スマホ中毒になるのは一種の麻薬
「スマホやタブレットで何かを調べだすと止まらない」という経験ありませんか?一度スマホやタブレットで何かを調べだすと、脳内にオピオイドという快楽を感じる物質が分泌されます。
オピオイドは脳内麻薬と言われている一種です。麻薬という言葉がついているので、なにか危険なんじゃないかと思うかもしれませんが、これらの脳内麻薬が分泌されることで人は、快楽を感じたり幸せを感じたりすることができます。
一度ネットで調べ始めることで、オピオイドが分泌されて快楽の感情が生まれるため、調べることに夢中になってしまいます。ネットだけでなくインスタグラムなどのSNSで誰かに写真がアップされたりすることで、新しい発見をした、という満足感をもたらしオピオイドが分泌されて、またなにか新しい発見を探す。というようなエンドレス状態に陥ってしまいます。
そのため、スマホは一種の麻薬と言えるかもしれません。スマホでなにか調べたりすることで脳内麻薬と言われる成分が分泌されるわけですから、人がスマホ中毒になるのもうなずけます。
眠るときは特にリラックスした状態ですから、ついつい触りたくなってしまいますよね。しかし、スマホも使いすぎるのも良いことはありませんから、一度考え直したほうが良いかもしれませんね。
電話することによる人体、睡眠への影響
今では当たり前になっている電話ですが、自分と遠く離れた位置にいる人と会話できるんですから、よくよく考えたらすごいことですよね。昔だったらあり得ないことですし素晴らしいことですが、これって何も影響がないのでしょうか。
実は寝る前に電話で話すと睡眠の質が低下することがわかっています。眠る前に電話で話すことで、スマホから出る電磁波により深い眠りにつくまでの時間が遅くなるうえに、眠りの深い時間が短くなってしまいます。
イギリスの大学の実験で、電話がかかってくることでスマホから出る電磁波が脳波に影響を及ぼし、眠りにつくまでにかかる時間が普段の2倍かかり、電磁波の影響が脳波になくなってから1時間ほど経過してやっと深い眠りにつくことができたということもわかっています。
また、イスラエルの大学の研究でスマホなどで電話することによって、唾液腺腫瘍の一因になるということもわかっているそうです。
- 定期的な電話を5年続けることで34%増加
- 一生で5500回以上電話することで38%増加
- 266.3時間以上電話すると49%増加
このような結果も出ており、電話することによって癌になってしまう可能性は高まってしまうんです。友達や恋人とついつい長電話してしまうという人や仕事で毎日電話しないといけないという人は、なるべく控えるようにするのが一番ですが、少なからず一度考え直したほうが良いですね。
テクノロジーとの付き合い方を考え直す
インターネットや電話などテクノロジーの進歩で、現代はものすごく便利な時代になりました。いつでもどこでも情報を得ることができるようになりましたし、いつでもどこでも誰とでも繋がれるようになりましたし、今では無くてはならない存在ですよね。
ですが、過剰に利用することで睡眠はもちろん人体にも影響が出てしまう可能性もありますから、付き合い方も考えたほうが良いかもしれません。
睡眠においてスマホが害悪な存在でしかありません。寝室に置いておくだけでもスマホ中毒の方は友達からラインが来てないかと思って気になってしまうでしょうし、ついつい触ってしまいますよね。一番良いのは寝室に置かないこと、睡眠の2時間前くらいになったら触らないことです。
「それはちょっと、、、」と思うかもしれませんが、スマホがなくても死にはしませんし眠る前くらい触らなくても困ることは何もありません。スマホや照明を浴びることで睡眠の質は格段に落ちてしまいます。
また、スマホは一種の麻薬です。なにか調べることでオピオイドという脳内麻薬が出ますから、触れば触るほど中毒になりがちです。また、電話することで睡眠の質が下がること、唾液腺腫瘍になる確率が上がってしまいます。眠る前に電話をすることで眠りにつくまでの時間が遅くなり、深い眠りにつく時間が短くなってしまい、睡眠の質は低下してしまいます。
電話することでスマホから放出される電磁波が人体に影響を及ぼすため、電話すればするほど可能性が高まってしまいますから、電話を頻繁にするという人は控えるようにしたほうが良いです。
もちろんスマホは便利ですし、現代では生活必需品ですから完全に使わないというのは難しいと思います。しかし、必要なときだけ使うという感じで使用頻度を減らすことは誰でも可能なはずです。
ずっとゲームをしたりSNSを見たりするのではなくて、時間を決めたりして自分で制限を設けるようにするしかありません。生活を便利にするために生まれたスマホですから、生活に支障が出ては元も子もありません。
夜になると自然に眠くなるようにすれば夜にだらだらスマホをいじることもなくなるかもしれません。サプリメントを取ったり生活改善をしてしっかり睡眠をとりましょう。