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子守唄の効果とは!歌って寝つきよくなるの?

子守唄の目的は小さな子どもを寝かしつけるために歌うものだと思いますが、子守唄は実際効果があまりないかもしれない、ということを耳にします。ではなぜ子守唄を歌って子どもを寝かしつけている母親が多いのでしょうか?まず子守唄は昔から小さな子の寝つきをよくするために歌で睡眠のリズムをとるということが目的でした。

 

 

子守唄はなんのために必要?

今でも一定のリズムを耳にしているとウトウとしてくることがあると思います。しかし眠るときに歌を聞かせるのは睡眠の妨げになってしまうのではないかという意見から子守唄に効果がないのかもしれないと言われています。子守唄はもちろん子どものために歌っているということはありますが、子育てをしているお母さん側のための目的でもあるんです。

 

今回は子守唄の目的や効果、他にも子守唄の種類などについてお話させていただこうと思います。子守唄の効果をしっかり感じるためには曲選びが重要になってきます。眠りを誘ってくれるような一定なリズムのものを選ぶといいと言われています。

 

小さな子どもではなく大人でも音楽を流して入眠するとすぐに寝付くことができるとい割れているのを知っていますか?しかしその音楽を選ぶときもなんでもいいというわけではありません。なので子守唄も同じように、入眠に向いている曲を選ぶ必要があります。

 

色々な曲があるが、どんな曲でも効果はある

まず代表的な子守唄をいくつか覚えておくといいと思います。

 

  • 江戸の子守唄
  • 七つの子
  • ゆりかごのうた

 

などが一般的に聞いたことのある子守唄ではないでしょうか?なぜこのような曲が子守唄としてよく使用されるのかというと、すべて「ゆっくりとした曲調」で「一定のリズム」の曲だからなんです。

 

最近流行している曲はリズムが一定ではなく早くなったりゆっくりになったりします。そういう曲は眠るときには向いていません。そしてゆっくりと落ち着いて聞けるような曲であることがとても重要です。これらの曲はすべてきいているとだんだん眠たくなってくるような落ち着いた曲になっています。

 

この曲をお母さんに歌ってもらいながらだっこされているととても安心感があり、小さな子はすやすやと眠れるようになるんですね。しかし子守唄を歌う理由はなにも子どもの為だけではありません。子育て中のお母さんはなにかとストレスを抱えることが多く、特に子育てをしていて子どもがなかなか寝付いてくれないことでイライラしてしまうことが凄く多いです。

 

すぐに寝付いてくれる子もいれば、全然寝てくれない子もいます。そういう子どものために子守唄はありますが、子育てをしているお母さんたちのストレス解消のためにもなると言われているんです。日中子育てをしている時は基本的にお母さんたちは話し相手がおらず、一人でストレスを抱えてしまいます。しかしストレスの発散方法に声を出すと幾分かストレスが発散できると言われているんです。

 

子守唄を歌っていると声を出すことになるので、少しイライラが収まったりします。その子守唄で子どもが寝付いてくれたりするとよかったという安心感もあるので、子守唄は子どもだけではなくお母さんのためにもなると言われています。

 

お母さんが自分で歌うことで他の目的も達成できる

子どもに限らず人間は寝ている時に物事を覚えています。特に子どもの場合は寝る時間も多く、新しいことに触れることが沢山なので眠っている時に沢山のことを記憶します。眠りに入る時に母親の声の子守唄を聞くことで母親の声を認識したり、言葉を認識したりします。子どもの教育のためにも子守唄を歌ってあげる事は間違っていることではありません。

 

もちろん子守唄を覚える暇もない!という人は自分の知っているゆっくりとした歌を鼻歌で歌ってあげるだけでも子守唄代わりにはなります。自分が子どもの頃に覚えた童話なども効果があります。

 

最近では子守唄も動画サイトなどにアップされていますが、それよりも自分でうたってあげることが子どもにとっても自分にとってもいいことなんです。子守唄の目的は子どもに向けてだけではないことをしっかりと理解しておくと、自分の為にも子守唄を歌えるようになります。

 

しかし子守唄を歌っても中々寝付かない子どももいます。それは子どもの個人差があるので、こうしたら絶対に寝てくれる!というものがありません。そういったこともあり、子守唄には効果がないのではないか?といわれるようになっているんです。

 

ですが子どもに限らず大人も「絶対に眠れる!」「睡眠に効果がある!」と言われているものが万人に効くというわけではないので、それと同じことなんです。どんなものが子どもの寝つきに効くかな、と色々試しているうちに寝かしつけがいらないような年齢に成長してきます。

 

子守唄だけでなく音楽に寝つきをよくする効果がある

大人でも眠る時に音楽をかけて眠っている人は多くいると思います。○○秒で眠れる曲、などとして動画サイトに載っているので、気軽に試してみることができるのでとても重宝している人はいるのではないでしょうか。子守唄とは曲は全く違いますが、どれも落ち着いてゆっくりできるような曲ばかりで、アップテンポのものは無いに等しいか極僅かだと思います。

 

睡眠をするときに大事なのは体がリラックスしているかしていないかということです。体がリラックスしていると副交感神経が働いてだんだんと体が眠るための状態になっていきます。そうするとすぐに眠りにつけるようになるんです。

 

ゆっくりとした音楽をきくことで体をリラックス状態に持っていくことができる為、音楽が睡眠に効果的だと言われています。しかし音楽選びは非常に重要で、自分の好みのものをかければいいというものではありません。特に歌詞のついているものは、歌詞を頭の中で浮かべてしまったりして、覚醒作用に繋がってしまいます。

 

そうなってしまうと根本にある「リラックスするための音楽」という前提がなくなってしまいます。できれば知らない曲でリズムやメロディーだけのものが好ましいです。中には音楽だけではなく、水の音や風の音など自然界にある音でリラックス効果を得られるという話もあり、音楽だけでなくそういったものの音源を使用して眠りについている人もいます。勿論無音の方が眠りにつきやすい、という人もいますし、子どもに限らず大人も眠りやすい眠りにくいというのは様々なんです。

 

子守唄を歌う目的は母親のためでもあった

子守唄にも種類があり目的も様々でした。

 

  • 子どもを落ち着かせるため
  • 母親のストレス解消のため
  • 子どもの学習のため
  • 曲は一定でゆっくりしているものを選ぶ

 

子守唄を歌うための目的は子どものためだけではなく、母親のためでもあるんです。あまり効果がないからといって、子守唄を歌うのをやめるのではなく、自分のストレス解消の為に歌っていると思ってもいいのではないでしょうか?

 

子どもが生まれてからすぐはお母さんたちは忙しく、ストレスを沢山抱えてしまうので、子守唄を歌うことでストレスを解消したり、自分でもリラックスをすることができればとてもいいことなのではないでしょうか?

 

子育て中は子どもの夜泣きなどで、睡眠不足にも陥りやすくなるので自分自身の睡眠環境にも注意が必要です。寝れる時に寝られるように、自分の好みの音楽を見つけてそれをかけながら眠りについてみたりするのも効果的かもしれません。

 

子守唄には効果がないといわれていることもありますが、効果の有無はそれぞれなんです。絶対に効果があるとも言えないしないとも言えません。しかし母親の子守唄を聞くことで子どもは安心できていることは確かではないでしょうか?

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