しつみん

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爆睡しちゃった次の日!眠れない夜の対処法はあるの?  

1日休みだとうっかり長時間昼寝をしてしまった経験はありませんか?または次の日が休みで、夜寝てから昼まで爆睡してしまったことありませんか?そうなると本来の寝る時間になかなか眠れず「眠れない、、、どうよう、、、」と困ってしまいますよね。対処法はあるのでしょうか。

 

 

長時間の睡眠は健康に悪影響

また、普段夜眠るときでも昼寝をする時でもほどほどの時間であれば、すっきり起きることができますが、あまり長時間寝てしまうと頭が重かったり、だるさを感じてしまうこともあると思います。長時間の睡眠は健康によくありません。むしろ時間によっては短時間の睡眠のほうが健康に良いんです。

 

睡眠は長時間が良いというイメージが一般的ですが、長時間睡眠をとると健康に良くないというのは科学的にも立証されています。1980年代にアメリカで行われた研究では、6.5~7.5時間の睡眠をとっている人は死亡率が高く、7.5時間以上の睡眠をとっている人はそれより20%以上も高くなることがわかりました。

 

また、30分以内の短時間の昼寝であれば、心筋梗塞や認知症などのリスクを軽減させることができます。しかし、スペインなどの国で行われているシエスタという昼休憩の調査では、長時間昼寝をとる習慣がある人とそうでない人を比べた結果、心筋梗塞や脳梗塞などによる死亡率が高くなることが判明しました。このように長時間の睡眠は死亡するリスクを高め、健康に悪影響を及ぼします。

 

眠れない時の対処法として睡眠薬の服用は危険

うっかり長時間爆睡してしまった時や、原因がわからないけどなぜか眠れないという時はどう対処したら良いのでしょうか。眠れない時の対処法は人それぞれだとは思いますが、長時間眠ってしまっていて目が覚めてしまっていますから、無理に寝ようとしても不可能ですし眠れたとしても健康に良くありませんし、だるさや頭が重く感じてしまう可能性もあります。

 

「眠れない時はとりあえず睡眠薬を飲もう」という人も少なくないのではないかと思いますが、睡眠薬を「とりあえず」と軽い感覚で服用することは危険です。睡眠薬は本来不眠症患者の人の治療として使用するわけですし、依存性もありますから基本的に睡眠薬は服用しないようにしましょう。

 

また、睡眠薬と風邪薬を同時に服用する人もいるようですが、風邪薬にも眠気を促進させる成分が含まれているため、眠気にさらに拍車をかけて日常生活に支障をきたす可能性もありますから、注意しましょう。

 

眠れない時の対処法としては、無理に眠ろうとしないことです。眠ろうとしてもイライラしてしまいますし、どうしようもありませんから無理に眠ろうとせず、ハーブティーでも飲みながらリラックスして眠気を感じたら眠れば良いでしょう。ただし間違ってもスマホをいじったりコーヒーを飲んではいけません。スマホの画面からはブルーライトが放射されますから、余計目が覚めてしまいます。

 

また、コーヒーや紅茶などカフェインが含まれている飲み物も目を覚ましてしまいますし、カフェインが半減するのに8時間程度、完全に消えるのに数日かかってしまうこともありますから、その日だけでなくその後の睡眠にも影響を及ぼしてしまいます。

 

睡眠の質を高めればうっかり爆睡することはなくなる

うっかりと長時間昼寝したり、昼間で爆睡してしまうのはそもそも睡眠の質が低下していることが原因です。睡眠の質が低下していると長時間眠っても疲れが取れなかったり、昼間に眠気を感じてしまいます。また、脳や体が回復できていないため仕事のパフォーマンスが低下したり、免疫力が低下し病気にかかりやすくなってしまいます。

 

睡眠は質×時間です。長時間眠っても質が低ければあまり効果がありません。逆に時間が短くても質が高ければ、スッキリ目が覚めて長時間爆睡して眠れなくなるということもありません。

 

長時間の睡眠は死亡するリスクも高めますから、睡眠の質を高めて睡眠時間を短くすることは大切です。しかし、現代では睡眠が軽く見られがちです。「寝る暇を惜しんで働く」というように睡眠時間を削ってまで、残業や夜勤で働くというライフスタイルが定着している人は多いです。

 

当たり前ですが、休まなければ人は働くことはできません。特に脳は眠らなければ回復することができませんから、睡眠時間を削ることで頭が働かず、仕事がはかどらなかったり勉強しても頭に入りづらくなってしまいます。

 

しかし、睡眠の質を高めることができれば睡眠時間をあまり確保できなくても、短時間の睡眠で体や脳を回復させることができます。また、睡眠の質を高めることができれば今までより睡眠の時間を減らすことができますから、新たに自由な時間を生み出すことができます。

 

睡眠の質を高めることで人生を変えることができるといっても過言ではないかもしれません。

 

睡眠の質を高める方法

では睡眠の質を高めるにはどうしたら良いのでしょうか。睡眠の質を高める方法は複数あり、最も良いのは運動、瞑想、朝日を浴びるです。運動は健康に良い、というのはなんとなく誰でも知っているでしょう。運動は眠りに必要なストレスであり、体に負荷をかける事で眠気を感じやすくなり眠りにつきやすくなります。

 

実験でも運動することによって睡眠の質を高めることは判明していて、運動をすることで眠りにつくまでの速さが55%改善、目が覚める時間が30%改善、睡眠時間が18%増加など睡眠の質を大幅に改善することがわかっています。

 

また、瞑想も睡眠の質を高めるのに非常に有効です。アメリカ睡眠医学会の発表した研究では、不眠症患者に2ヶ月間瞑想をしてもらった結果、眠りにつくまでの速さ、睡眠時間、睡眠効率、睡眠の質などが大幅に改善されたことがわかりました。

 

瞑想を続けることによって意識を集中し、脳を休ませリラックスすることができるため、それが睡眠にも良い影響をもたらしているようです。また、瞑想をすることで血圧を低下させ心臓病などのリスクを低下させることもわかっており、ストレスの軽減にも効果があることがわかっています。

 

また、朝日を浴びることも睡眠の質を高める上で有効です。朝日を浴びることで体内にセロトニンが分泌されます。セロトニンは、夜眠るときに眠気を感じさせるホルモンであるメラトニンの材料となります。

 

そのため、セロトニンは眠りに重要なホルモンなわけです。セロトニンの分泌は朝日が出ている頃がピークで、そこから時間が経つにつれて徐々に分泌量が減っていきます。

 

爆睡を防いで良質な睡眠を取る

うっかりと長時間爆睡してしまうと眠れなくなってしまいますし、下手をすれば睡眠リズムが乱れてその後の睡眠にも影響が及ぶかもしれません。また、長時間の睡眠自体も健康によくありません。アメリカで行われた研究では、6.5~7.5時間の睡眠をとっている人は死亡率が高く、7.5時間以上の睡眠をとっている人はそれより20%以上も高くなることがわかりました。

 

また、スペインなどの国々で行われている長時間の昼休憩であるシエスタの調査では、長時間昼寝をとる習慣がある人とそうでない人を比べた結果、心筋梗塞や脳梗塞などによる死亡率が高くなることが判明しました。長時間の睡眠、昼寝は死亡するリスクを高めて健康に悪影響を及ぼしてしまいます。

 

長時間爆睡してしまった場合は、無理に寝ようとて睡眠薬飲んだりせずに、ハーブティーでも飲みながら本を読んだりして、自然に眠気を感じるまでリラックスして過ごすようにしましょう。爆睡の対処法として、睡眠の質を高めることが最も良いです。

 

睡眠の質を高めることができれば睡眠時間をあまり確保できなくても、短時間の睡眠で体や脳を回復させることができますし、長時間爆睡してしまうこともありません。睡眠の質を高めて、爆睡しないようにしましょう。

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