成功者は朝型が多い?今から切り替えたい!
世間では成功者は朝型が多い!なんて言われています。もし、朝型の生活に切り替えることができたら、私たちも成功者になれるのではないでしょうか。
早起きは成功の元?
成功者というと、世界的にはウォルト・ディズニーやAppleのスティーブ・ジョブズ。スターバックスのCEOハワード・シュルツもそうですね。日本の経営者や起業家も朝早くから活動している人を多く見かけます。
「朝活」と称しホテルのラウンジやカフェに集まりセミナーや勉強会を開いたり、運動や趣味に費やしたり、中には朝から精力的に仕事をするなんて方もいらっしゃいます。書店へ行くと自己啓発やビジネス本などあらゆる分野で、朝起きることがどれだけいいのか書かれた書籍を見かけます。
将来経営者や起業を考えているのであれば、早起きを視野に入れているのではないでしょうか。なぜ世界の成功者達は早起きをしているのか、解析してみたいと思います。
成功者が朝型である理由
成功者が成功者と呼ばれるのは、他の人と違うことをしているからだと思います。成功者の人たちが早起きに目をつけ、日々実行しているのは理由あってのことでしょう。彼らはどうして早起きをするのでしょうか?
朝起きてからの2~3時間は「脳のゴールデンタイム!」
朝起きて2~3時間の間は脳が1日の中で最も活動的になる時間になります。成功者はこの時間を有効活用しているのです。ちなみに日本人は起きてからの2~3時間を何の時間にあてているかというと、実は通勤に使ってしまっているのです。成功者達が勉強や趣味などの自己投資にあてている時間を、私達は満員電車に揺られ、疲労に使ってしまっているのです。
夜よりも朝の方が効率がよい
中には「私は夜のほうが何かをするのにはかどる」という夜型人間の方もいるかもしれません。「テスト勉強は前日徹夜する」「明日までの書類終電までまだあるから大丈夫」そう言ってしばらくして眠ってしまっていないですか?結局疲れが取れないまま朝起きて学校や職場で思った以上に実力が出せなかったりと、夜にがんばるのは結構大変だったりします。
もしテストで実力が出せなかったり、書類の提出が間に合わなければ大変なことになってしまうでしょう。時間は巻き戻すことができません。成功者は時間はとても大切にしています。効率よく物事を進めるのに朝が大切なのをしっかりと理解しているのです。
朝はアイディアが生まれやすい
朝起きてボーッとしている時に、ふと良いアイディアが浮かんでくることはないでしょうか?そのアイディアのおかげで問題や悩みが解決できたりすることがあります。これは夜よりも圧倒的に朝の方が多いです。適度な睡眠を取った朝は脳がしっかり休めてリフレッシュしているので、頭がよく働くようになっているのです。
反対に夜だと脳が1日活動して疲れてしまっているので、問題解決や企画を生み出すのには向かないのですね。成功者は常に新しいことを見つけ、素早く問題解決するのに長けていると思います。何かを生み出す際は、朝の時間を意識してみるのがいいでしょう。
朝は冷静な判断ができる
寝ている間に脳の中で情報が整理されるので、朝の頭の中はクリアな状態になっています。頭の中がごちゃごちゃしていると疲れますし、余計なことばかり考えてしまいますよね。「イライラしてたことも一晩寝たら忘れた」という言葉があるように、朝の思考はリセットされクリアな状態になっています。なので気持ちも前向きになるのです。
反対に夜の時間は感情が高ぶりやすく、精神的にも肉体的にも疲れてくるので冷静でいられなくなる場合があります。ラブレター現象という言葉がありますが、夜に書いたラブレターを朝に読み返すと恥ずかしいことばかり書いてあったりと、日中では考えられないようなことを考えてしまうのです。
なので大切なことを決める際は、朝の思考がクリアになっている時間がいいでしょう。冷静で客観的な判断ができるようになります。成功者はこの時間を使い、重大な決断をくだすのです。
今から朝型に切り替えることはできるの?
どちらかといえば夜型の人間が将来のために、今から朝型に生活を切り替えることは可能なのでしょうか?成功者になる為に早起きするメリットがわかれば、実行できるものばかりです。
カーテンを開けて寝る
だいたい想像がつくと思いますが、カーテンをあけて寝ると翌朝に朝日が当たります。体に朝日が当たるとセロトニンという物質が活性化し、気持ちよく目覚めることができます。
セロトニンは、脳を起こす役割をしています。カーテンを閉めた状態にしてると朝になっても日が当たらないので眠いままです。、目覚めても眠い。それがカーテンをあけておくだけで、朝の陽ざしを自然に浴びることができ覚醒しやすくなるのです。
毎日同じ時間に同じ行動をする
朝起きて歯磨きや食事を取り、身支度を済ませて読書やラジオ体操をしたりと、この一連の流れをルーティーン化することにって効率よく過ごすことができるのです。
朝から洋服何着ようなどと選んでいると、脳は選択肢が多くなればなるほど疲れるので、日中の意思決定などに影響がでます。なので成功者はなるべく選択肢が少なくなるように日々の生活をルーティーン化している方が多いです。
スティーブ・ジョブズやFacebookのCEOのマック・ザッカーバーグも毎日同じ服を着続けていたのは有名な話です。一般相対性理論で有名なアインシュタインは服装が同じなのはもちろん髪はいつもボサボサで靴下もはかなかったそうです。
成功者は細かい決断に気を取られることなく、日々のルーティーンを大事にすることによって仕事で実力を発揮していたのですね。いきなりは難しいと思うので、少しずつ固めていくのがいいでしょう。
目標を決めてトイレなどに張り毎日見る
成功者達が必ずやっていることといえば、目標が明確なことです。何かを成し遂げるには強い意志と自分が目指す目標を決めることから始まります。むしろこれなしで成功してる人はいないでしょう。
成功者も早起きをしたいからしたというよりは、まず明確な目標があって、その目標に向かって努力したからこそ朝型の生活になったのだと思います。目標を決めるのは簡単です。まずはなんでもいいので大きめの紙を用意し、紙に自分がやりたいこと・叶えたいこと・達成したいことを全て書き出しましょう。
最初は何も考えずに殴り書きで大丈夫です。ある程度数が出てきたら、一つずつ具体的にしています。例えば「お金持ちになりたい」という目標であれば「どんなお金持ちになりたいのか?」を具体的にするのが大切になってきます。それに合わせて何歳までに叶えるのかも一緒に書きましょう。
「30歳までにインターネット起業のコンサルタントで成功し、年収1000万になりハワイに別荘を持つ」などまだ掘り下げられますがなるべく具体的な方がいいでしょう。完成した目標はトイレなどに張り、毎日見れるようにしましょう。
毎日見ることによって潜在意識にインプットしていくので目標にそった行動が取れるようになるのです。芸能人やスポーツ選手など経営者や起業家に限らず、かなり多くの方が目標を見える所に張り、叶えています。目標を叶えることは、実は誰にでもできることなのです。
夜型でも大丈夫
オバマ大統領など有名な成功者の中でも夜型人間は多く存在します。夜型だからといって、成功者になれないわけではないのですね。夜型の人は遅くまで起きることができるので、その分他の人より長く仕事をこなすことができます。
例えばパーティーや取引先との接待があった場合、朝型の人は起きているのが耐えられないかもしれません。夜型の人は遅くまで飲みに行くことができ、そこから人脈を広げていけるので仕事の成功にも繋がりやすく、社交性が高い方といえるでしょう。
ロンドンの研究グループによると、夜型人間はIQが高いというデータも出ているので、夜型だから能力が低いということは決してないようです。集中できる時間が夜であれば、その時間を活かして読書や勉強などにあてていくのもいいでしょう。
成功者になりたい!
成功者の著書には、朝型を公言している人が多いです。朝の時間は成功者にとってのゴールデンタイムになるので、成功者はこの時間を自己投資にあてているのです。朝型になるだけで仕事の効率が上がります。
- 朝起きてからの2~3時間は「脳のゴールデンタイム!」
- 夜よりも朝の方が効率がよい
- 朝はアイディアが生まれやすい
- 朝は冷静な判断ができる
今から朝型人間に切り替えることは充分可能です。成功者は日常の選択肢をいかに減らして、効率よく自分の仕事をこなすかを常に考えています。
- カーテンを開けて寝る
- 毎日同じ時間に同じ行動をする
- 目標を決めてトイレなどに張り毎日見る
成功者は雲の上の存在というイメージがありますが、今からでも誰にでもなることができます。夜型でも問題はありません。目標を決めることにより、自然と生活が朝型に切り替わっていくでしょう。