柔軟は寝る前にやるのが正解?このやり方でいい睡眠ができるかも!?
柔軟はお風呂にからでて、寝る前にやる人が多いと思いますが、寝る前にするといい柔軟のやり方を知っていますか?柔軟にはたくさん種類があって、色々な方法があります。その中でも寝る前にやる柔軟などをご紹介していきたいと思います。
柔軟は寝る前にやるのが定石?
まず初めに柔軟をすることでどんなことがあるのでしょうか?柔軟をすると体が柔らかくなりますが、体は柔らかくなければいけないの?と思いませんか?勿論体が硬い人も沢山いますし、それがダメというわけではありません。
しかし体が硬いといざというときに大きなけがをしてしまうことに繋がってしまいます。体が硬いと咄嗟の動きに反応ができません。少し躓いただけでも大きなけがをしてしまったり、足をひねったりなどしてしまいます。
もし体が柔らかかったらけがが最小限に済んだり、何事もない状況になるかもしれません。その為人間の体は柔らかい方がいいと言われています。
ですが、昔から体が硬くて柔らかくできないという人もいますが毎日少しずつでも柔軟を続けると、体が柔らかくなっていくんです。それに筋肉の衰えの防止にもなるので、今後歳を重ねるにつれてどんどん筋肉が落ちていくことがゆっくりになります。
おじいちゃんおばあちゃんになった時に、足腰が悪いよりもしっかりと歩けた方がいいですよね。自分の将来の為にも柔軟を始めてみると、今後の為にもなるかもしれません。体が柔らかくて嫌だったこととかもあまり聞きませんし、それなら硬いよりも柔らかい方が健康にもいいかもしれませんね。
寝る前にやるのにはどんな理由が?
ではなぜ寝る前に柔軟をする人が多いのでしょうか?柔軟をすることで得られる効果はいくつかあります。
体を柔らかくする
これは先ほども言ったように筋肉の衰え防止や純粋に体の筋肉をのばしたりして体を柔らかくするためです。使っていない筋肉を毎日柔軟してほぐすことで、いつでも使える状態にしておくこともできます。
リラックスするため
寝る前はリラックスをすることがとても大切で、柔軟をすることで体をリラックス状態にしている人もおおいのではないでしょうか?やりすぎてしまうと交感神経が刺激され、体が興奮状態になってしまい睡眠とは程遠い状況になってしまうことがあるので注意が必要です。
これらが主な理由になっている人が多いのではないでしょうか?そして寝る前に柔軟をする理由は後者のリラックス状態になるためにしている場合があります。
それに寝る前にお風呂に入る人が多いのも一つの理由だと考えています。お風呂に入った後は体が温まっていて、筋肉がのばしやすくなっているので寝る前に柔軟をする人が多いのではないでしょうか?
せっかく筋肉がお風呂の温かさで柔らかくなっているなら、筋肉が寒さで固まっている時にやるよりも効果もありそうです。お風呂で血行も良くなっているので、柔軟をして血の巡りをもっと快適にしてあげましょう。
良い睡眠とるには血の流れはとても大切で、血の流れが遅かったりすると冷え性の原因にもなります。特に冬は寒いとあまり眠れない人が多いのではないでしょうか?そんな悩みも柔軟で血行をよくしてあげれば解決の道が開かれると思います。
お風呂上りの柔軟のやり方はこれだ!
寝る前に柔軟をするのでできるだけ、体を活発に動かしたりしない柔軟方法をする方が賢明です。寝る前はリラックスが大事なので、足踏み運動やジョギングなども控えた方がいいかもしれません。
開脚
壁などに背を預けて座り、少し痛いところあたりまで足を横に開脚していきます。背もたれがないところでやると猫背になってしまうので、慣れるまでは背もたれのある所で真っ直ぐ座ってやるのがポイントです。
開脚をして10秒程そのままの状態をキープして、ゆっくり足をもとに戻します。あまり痛すぎるところまでやると、寝る時に足に痛みが走ったりするのでやりすぎには注意をしましょう。
背中を伸ばす
開脚をした状態でゆっくり前に倒れていくと、背筋も伸ばすことが出来ます。この時に背中が丸まらないように意識することが大切で、少し背中を反らす感じで伸ばしてみましょう。10秒程キープしてゆっくりと元の体勢に戻りましょう。
足首手首運動
寝転がりながら、足首や手首をゆっくりと2,3回して筋肉をほぐしてあげます。その後つま先に力を入れるように足首を真っ直ぐ伸ばして5秒キープをしましょう。ふっと力を抜くと足首の疲れも取れやすくなります。特に1日歩いたりした日や立ち仕事をしている人は実践してみてください。
太腿を伸ばす
寝転がったまま膝を外側に曲げ踵が胴体に付けましょう。太腿が伸びるので、いい柔軟になります。しかしあまりにも体が硬い人は寝転がったまま膝を曲げるのが難しい人もいます。その場合は踵を胴体に付けるのは難しいと思うので、曲げれるところまで曲げてみましょう。
寝る前にやる柔軟なので、座ったり寝転がったりしてできるものに挑戦してみるとそのまま寝ることが出来ます。暴れる程やるのはよくないので、適度に行うようにしましょう。
柔軟をする前にクリームなどで筋肉をマッサージをしてみるのもいいかもしれませんね。素人のマッサージはあまりよくないとも言われているので、強くやるのは避けるようにして、指先で優しくやるようにしましょう。
肩こりや腰痛にも柔軟が効く?
寝る前ではなく起きてから柔軟をする人もいると思いますが、その場合でも寝る前にしている柔軟と同じような柔軟をしても勿論問題ありません。起きてすぐ柔軟をする場合は、体が寝ている間に固まってしまっていたりするので、寝る前にやる柔軟よりもゆっくり丁寧にやってあげるようにしましょう。
また筋トレなどと同じように柔軟もやりすぎてしまうと、逆に筋肉を傷めつけたり体に悪いことに繋がってしまいます。何事もやりすぎには注意して、自分の体と相談するようにしましょう。
柔軟は毎日続けることがとても大切なので、毎日習慣付けるようにして同じ時間に柔軟をするように心がけましょう。1日ぐらいなら忘れてしまっても問題はないですが、あまりにも忘れる事が続くとまたどんどん筋肉はかたくなってしまうんです。
やりすぎで足を痛めたりした場合はしっかり治るまで柔軟などは控えた方がいいですが、そうじゃない場合はしっかりと毎日続けましょう。1日2日で体が柔らかくなることはほとんどないので1日に3日分の柔軟をやっても意味がありません。少しずつ継続したり、少しずつ柔軟の時間を延ばしたりしましょう。
また肩こりや腰痛を持っている人は肩をほぐしてあげたりして、同時に自分の持っている悩みを解決してみましょう。ですが、肩こりや腰痛は一気にもみほぐすと、揉み返しがあって余計に痛みが増すことも考えられます。ゆっくり毎日ほぐしてあげるようにして、柔軟とセットにしておくと忘れなくてすむのではないでしょうか?
寝る前に激しい運動はダメ!落ち着いた気持ちで柔軟しよう
柔軟をするときに大切なこと
- 体がリラックスできるぐらいの軽い柔軟なのか
- 今から眠る体の妨げになるものではない
などがとても重要です。
- 自分の体や筋肉に合わせた柔軟をすること
- やりすぎはダメ
これらを守って自分の体に合った柔軟ができれば、体がリラックスしたり不必要な疲れが取れたりしてより良い睡眠につながるのではないでしょうか?
なかなか寝付けないときは体をしっかりと伸ばして、一度全身リラックスできるような環境を作ってあげることが必要になってくると思います。寝れないときこそ少しだけ体を動かしてみる!というのがもしかしたらぐっすり眠れるキーワードになっているかもしれません。