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意外に知らない歯磨きの正しいやり方!?歯磨きは就寝前が大切?

歯を大事にしていますか?毎日食事をとったり、人と話したり、口や歯はとても大切なものですよね。虫歯になってしまうと治療に長い期間かかってしまったり、歯を抜かなくてはいけなくなってしまうことも…。傷などと違い、皮膚が再生するように新しい歯は生えてきません。そう考えると歯磨きを正しいやり方で就寝前にする事がとても大切なんです。

 

 

歯磨きをしていても虫歯にはなるのはなんで?

日本人は世界的に見ても歯磨きの回数が多い国とされています。大半が起床後と就寝前の二回、仕事をしている人だと、昼にも一回。一日三回の歯磨きをしています。それでも虫歯の患者はへりません、あなたの周りにも歯医者通いしている人がたくさんいるのではないでしょうか?

 

歯磨きをしているのにも関わらず、口内トラブルで悩みができてしまうのは、歯磨きがしっかりできていないのと、歯磨きの時間が良くないからかもしれません。あなたはいつ歯磨きをしていますか?当たり前のように続けていた歯磨きももしかしたら虫歯対策にはなってないかもしれません。

 

職場にいたらお昼後にすぐ歯磨きすると思います。では、朝と夜の食後はどうしていますか?「食後30分は歯磨きをするべきではない」というのを聞いたことがあると思います。実はこれそこまで気にしなくていいんです。この説は外国で発表されたもので、日本人の大半の人には影響しないと言われています。

 

食後すぐに歯磨きをしたほうが虫歯になりにくい場合のほうが多いんです。歯磨きを食後にやったからといって絶対に虫歯にならないというわけではありません。歯磨きをする時間も大切ですが、正しい歯磨きをしているかも大切になります。歯磨きの時間とやり方を正しくして口内トラブルを気にしない生活をしましょう!

 

就寝前の歯磨きはとても大切

虫歯菌が一番増える時間は何時だと思いますか??朝?ご飯後?正解は就寝中です。日中、食事などをすると唾液が多く分泌され、歯をコーティングし虫歯にならないように働いてくれます。

 

しかし夜寝ている間は唾液の分泌が少なく十分に口内を守ることができません。呼吸したときに入ってきた細菌や、磨き切れなかった虫歯菌が活発的になり、虫歯や歯石、口臭に繋がってしまうんです。なので就寝前に歯磨きをする必要がある。と言われれいます。

 

しかし就寝前だけでは口内を守ることはできません。一日の歯磨きの回数は最低三回、出来れば五回がいいとされています。口内の清潔を保つのも大変なんです。

 

(1)起床後すぐ

朝の口内は細菌や、夜中分解されたたんぱく質などからとても汚い状態になっています。起床後は誰でも口臭がありますし、口の中は菌でたくさんになっています。歯磨きや口臭用のうがい薬などを使って口の中をリセットしましょう。爽快感が生まれるので目覚めもすっきりします。

 

(2)朝食後

一日のスタミナを補給するためにもしっかり朝食は食べましょう。朝食を食べた後も歯磨きをするようにしましょう。

 

(3)昼食後

仕事で人と話したり、真剣に仕事をしている間も口の中の菌は増えています。朝食前に軽くうがいをしてから食事すると、人からもらった風邪の菌や空気中のほこりを食事と一緒に体内に取り込んでしまうことも少なくなります。昼食を食べた後も身だしなみを整えるついでに歯磨きをしましょう。

 

(4)夕食後

帰宅して夕食を食べた後も歯磨きをしましょう。

 

(5)就寝前

一番大切な歯磨きです。夕食後に歯を磨けばそれでいいような気もしますが、寝る前もう一度口内をリセットしたほうが虫歯、口臭対策になります。ですが歯磨き粉にはミント成分等の爽快感を感じる成分が入っています。寝る直前に歯磨きをしてしまうと爽快感から眠気が覚めてしまいます。寝る1時間前位にするのがいいでしょう。

 

意外とやっちゃってる!?歯磨き禁止行為が虫歯につながる!

歯磨きってしっかり教えてもらうわけでもないですし、自分の歯の磨き方が正しいかなんてわからないですよね。あなたの歯の磨き方、もしかしたら間違っているかもしれません。

 

(1)力強く磨いている

歯を磨くとき力を入れて歯ブラシを歯にこすりつけるように磨くのは、歯の表面を削ってしまったり歯茎を傷つけてしまっているかもしれません。口をゆすいだ時、血が混じっていたら気を付けましょう。

 

(2)歯磨き粉を大量につけている

歯磨き粉には口の中を爽快にさせる成分が入っています。大量の歯磨き粉を付けるとすぐに口の中がすっきりしたと思ってしまい、短時間で歯磨きを終わらせてしまいがちです。

 

(3)しっかり濡らした歯ブラシに歯磨き粉をつける

食器を洗うとき、スポンジを濡らして洗剤をつけて泡立たせますよね。歯磨き粉も一緒で水分を含むと泡立ちが良くなります。泡立ちが良くなるとしっかり歯を磨いていなくても口の中が泡でいっぱいになるので、すぐに口をゆすいでしまい、汚れが落ちていないままになってしまいます。

 

(3)歯ブラシで舌も磨く

舌が白くなっている時ありますよね。これは舌苔と言われ舌に食べかすがついたり、睡眠不足、貧血など様々な理由でついてしまいます。これが口臭の原因ともされていて、気になって舌を歯ブラシで磨いてしまう人もいます。

 

歯ブラシのような細くて硬いものを舌に当てると、味覚がおかしくなってしまう場合もあるんです。舌を磨くのは舌専用のものを使うようにしましょう。

 

正しい歯磨きの方法は?

いくら歯磨きをたくさんしていてもやり方が正しくないとなんの意味もありません。間違っていた歯磨きをなおして丁寧で正しい歯磨きをしましょう。

 

(1)一回の歯磨きにかける時間は10分~15分

歯磨きを1~2分で軽くすませていませんか?歯の数は多くて32本。その数の歯を1~2分で磨くのは無理です。1本1本しっかり磨くことが大切です。長いと感じてしまうかもしれませんがここで丁寧に行うことで綺麗な歯を保つことができます。

 

(2)鏡を見て丁寧に

歯磨きをする時なかなか鏡なんて見ませんよね。ですが鏡を見ずに歯を磨いていると今自分がどこを磨いているのか、細部まで磨けているのかが分かりません。ずっと鏡を見ながら長時間歯磨きするのはつらいと思います。

 

就寝前の歯磨きはしっかり鏡を見てやる!何回か鏡をチェックする、など無理のない程度にはじめ、習慣づけられるようにしましょう。

 

(3)歯ブラシは月一交換

毛先が広がってきてから歯ブラシを交換していませんか?毎日歯の汚れを取るために使っている歯ブラシにも汚れはついてます。目には見えませんがずっと同じ歯ブラシを使っていると、歯磨きのたびに菌を塗り広げているかもしれません…。

 

毛先が広がってくるとしっかり歯と毛先が当たらず、丁寧に磨いていても磨けていない場合もあります。歯ブラシの寿命は一か月、消耗品です。何本かストックしておいて、決まった日に交換するようにしましょう。

 

(4)デンタルフロスを使う

歯磨きを丁寧に行っても、歯の間や細かいところは歯ブラシでは届きません。歯磨きをした後にデンタルフロス(歯間ブラシ)で最終仕上げをしましょう。歯の間の磨き残しが虫歯や口臭に繋がります。やりすぎると歯茎を傷つけてしまうので注意が必要ですが、歯ブラシと併用して口内の清潔を保ちましょう。

 

習慣づけて綺麗な歯を手に入れよう!

毎日欠かさず行う歯磨き、歯磨きをしても虫歯になってしまうのは歯磨きを行う時間と、やり方に問題があるかもしれません。

 

生活の中で一番、口内環境にとって大切とされているのは就寝前の歯磨きです。就寝中は唾液が少なくなるので一番虫歯や口臭にとって良い環境になってしまうんです。寝る前はしっかり口の中を綺麗にして、菌を増殖させないようにしましょう。もちろん就寝前だけではなく、定期的に歯磨きするのが理想的です。

 

  • 起床後
  • 朝食後
  • 昼食後
  • 夕食後 
  • 就寝前

 

歯磨きの仕方が間違っていたらいくらこまめにやっても意味がありません。やってはいけない行為をやっている人は多いです。一度自分の歯磨きの仕方を見直してみましょう。

 

  • 力を入れすぎていないか
  • 歯磨き粉を大量につけていないか
  • 濡らした歯ブラシに歯磨き粉をつけていないか
  • 一緒に舌も磨いていないか

 

歯は永遠ものです。少し面倒くさくてもしっかり歯磨きを行いましょう。虫歯になってしまったらたくさんの時間とお金がかかってしまいます。

 

  • 一回の歯磨きは10分~15分
  • 鏡を見てしっかり磨く
  • 歯ブラシは一か月で替える
  • デンタルフロスを併用する

 

朝に30分も歯磨きの時間をとれない!という場合は起床後の歯磨きをしっかり行い、朝食後はデンタルフロスだけにするか、口内環境を整えるうがい薬などを使いましょう。一回サボってしまうとサボり癖がついてしまいます。

 

習慣づけることが大切です。最初は起床後と就寝前の歯磨きの時間を長く、丁寧にすることから始めてみましょう。鏡をずっと見るのが苦痛なら音楽を聴いたり、テレビを見たりのながら磨きの合間に鏡を見るようにしましょう。これからずっと自分の歯と付き合っていくためにも歯磨きを面倒くさがらずしっかり行うことが大切です。

 

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