読書は寝る前と起きた後どっちが効果があるの?
会社の先輩に「とりあえず読書でもしたら?」と言われました。読書って寝る前と起きた後どちらにやるのが効果があるの?
趣味は読書です、と言ってみたい
休日はアウトドア派で、読書なんて読書感想文か卒論を書く時にしかたなく本を読んだくらいです。活字が苦手で、報告書の文章がめちゃくちゃだったのが原因で、会社の先輩に呼び出されました。
先輩は「私が入社したばかりの頃は自発的に本を何十冊も読んで仕事のために勉強したものよ。とりあえず読書でもしたら?」と言われ、それもそうだな、と思い勉強のために本を読もうとしたのですがこれがなかなか集中できない。そもそも本を読むことによって、どのようなメリットがあるのでしょうか?
頭がよくなる
頭がいい子は本を読んでるイメージがありますよね。読書は脳にいい刺激を与え、思考力や想像力を高めます。本の知識や語彙力が増えるのも大きいですよね。
小さい頃から自然と読書をしている人は語彙力と文章読解力が高いです。何か気になるジャンルがあればワクワクやドキドキの好奇心からドーパミンが分泌され、より学びが強化されていきます。読書をしながらワクワクドキドキしてればどんどん頭がよくなっちゃうんですね。考える力や急なひらめきも増えていきます。
コミュニケーション能力が上がる
本を読んで感動したり、興味を持つことを何度も繰り返していると頭の能力がどんどん強化されます。読書の習慣がついていると自然と自分の知らない世界に興味がわき、知識欲が刺激されれるので、他社との交流が豊かになるのです。相手の立場や状態に応じての対応ができたり、自分の考えをしっかりまとめて発表できたり、説得力を生む効果があります。
集中力が上がる
読書に集中していると脳機能を高めます。難しい本を我慢して読むことにより集中力が上がります。何度話しかけても反応がない人がたまにいますが、この能力を使っています。集中力が上がると、カフェなどの人が多くざわざわしてる中でも集中ができるようになります。雑音の中で仕事をしなくてはいけない時など、役に立つのです。読書をすると様々な分野で活躍ができるようになります。
文章力を書く能力が上がる
読書で語彙力や言語感覚がついていれば、文章を書く能力もつきます。会話と同様に文章も言いたいことをわかりやすくまとめる能力が必要になってきますが、読書を習慣にすることで文章構成能力がつきます。仕事で企画書や報告書を書くのにも役立つでしょう。
ストレス解消できる
海外の研究で読書にはストレス解消効果があることがわかっています。音楽や散歩よりも効果があり短時間充分適用するようです。読書に没頭すると筋肉の緊張がほぐれ、リラックスできる効果もあります。
寝る前の読書ってどうなの?
寝る前に本を読むのはどうなんでしょう。なんだか読んでる間に寝てしまいそうですね。夜の読書にメリットはあるのでしょうか?
記憶力が上がる
寝る前の記憶は脳に定着しやすくなるので、通常時よりも記憶力が上がります。寝る前に勉強したり読書をするのはいいでしょう。せっかく読んだ内容を忘れてしまうのはもったいないので、夜寝る前の読書で知識を蓄えていきましょう。
リラックス効果
読書は気持ちを落ち着けてリラックスできる効果があります。1日の疲れを読書で癒すなんて素敵ですね。気持ちが落ち着くことによって次の日の活動内容も変わってくるでしょう。
寝つきがよくなる
寝る前に読書をすると睡眠の質が上がります。体がリラックスすることによって寝つきもよくなるので、ゆっくり眠れるのです。ホラーなどは興奮してしまい逆に眠れなくなってしまうので気をつけましょう。
起きた後に読書できるの?
起きてすぐに読書して頭に入るのか心配な人もいるでしょう。朝早く起きて勉強や読書など趣味の時間に充ててる人も多いですよね。実は朝の読書はいいことづくめだったんです。
朝いちばんに脳の活性化
朝起きてから2時間は「朝のゴールデンタイム」です。脳が1番活性化する時間になります。この時間は読書に集中しやすく知識を吸収しやすい時間帯なのです。朝起きてからの2時間に何をするかで数年後の人生が変わってくると言います。この脳が活性化する時間を逃さず自分のために使っていきましょう。
通勤時間を有効活用できる
読書は朝の通勤時間にもできます。電車に乗るのは数分から数十分かもしれないですが、毎日継続して読書を行えばかなりの知識量になるでしょう。携帯電話を本に変えるだけで見る景色も変わっちゃいますよ。
朝インプットしたことがすぐ行動に移せる
1日の始まりに本を読むことによって、インプットした内容をその日のうちに試すことができます。試すことによってより理解が深まり、次の行動につなげることができます。たくさん行動することによって自分に返ってくるメリットも大きいでしょう。
読書にはどんな本がいいの?漫画はOK?
読書をするメリットはわかってきましたが、読書初心者にとってはどんな本を読んだらいいかすらわかりません。こういう本がいいよ、というのがあればわかりやすいのですが最初は難しいですよね。これは人によって意見が分かれるところだと思いますが、最初はひたすら気になったり、興味がある本から読みましょう。
なぜかというと、ベストセラーだからといって分厚くて文字が小さく言い回しが難しいような本を読んでも意味がわからなくて続きません。なので役に立ちそうだからといって、小難しい本を無理に読むのはやめましょう。最初は「なんか気になる」から入って、徐々に慣れてきたら好きな本、そこからさらに世界を広げていきましょう。
なので読む本はなんでも大丈夫です。漫画でも恋愛小説でもライトノベルでも絵本とかでもいいでしょう。気になるものや好きなものであれば、必ずそこから何か得られます。「一日一時間勉強すれば一年間で一つの分野のエキスパートになれる」というマサチューセッツ工科大学教授であるパプソンの言葉があります。
元からの理解力や読解力や想像力や集中力は何ひとつ必要ありません。継続していればしっかり力がつくようになっているのです。あとは「読書をするなら、速読の能力をつけたほうがいいのでしょうか?」と考える人もいますが、そんなに必要ないと思います。速読しないほうがいい本もありますし、自分の好きなペースで読むのが1番です。
できれば本は自分で購入したものがいいでしょう。自分で買うことによって知識をしっかり得ようという意識が高まるからです。まずは気になった本を、なんでもいいのでひたすら読むところからスタートしてみてください。
毎日の読書で世界が変わる
最初は難しそうに感じて読書へのハードルが高かったですが、話を聞いてみるとなんだか自分でもできそうです。読書には様々なメリットがあります。
- 頭がよくなる
- コミュニケーション能力が上がる
- 集中力が上がる
- 文章力を書く能力が上がる
- ストレス解消できる
寝る前に読書をするのがいいって聞いたけど、どんな効果があるのでしょうか?睡眠の質にも関係してくるの?
- 記憶力が上がる
- リラックス効果
- 寝つきがよくなる
朝起きてすぐは眠たくて集中できなそうだけど、朝読書をしてる人は多いと聞きます。これは朝の時間に何か秘密があるのでしょうか?
- 朝いちばんに脳の活性化
- 通勤時間を有効活用できる
- 朝インプットしたことがすぐ行動に移せる
夜の読書も朝の読書もそれぞれのメリットがあるので、1番いいのは両方行うことでしょう。今まで読書を習慣にしたことはなかったですが、これなら無理なく続けられそうな気がします。読書で得た知識は積み重なれば積み重なるほど無限大です。さっそく本屋へ行って最初の一冊を見つけてみませんか?