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香りによって寝つきが変わる?アロマテラピーの癒し効果とは?

朝から晩まで立ちっぱなしの仕事でくたくた・・。こんな日はいい香りに癒されたい。寝つきががよくなるアロマテラピーって本当?アロマテラピーって言葉では聞いたことあるけど、正直よくわからない。でもオシャレな感じがするから気になっていた、なんて人は多いんじゃないでしょうか?

 

 

疲れた日にはいい香りに癒されたい・・

アロマは芳香、テラピーは療法という意味です。香りの種類だけでも300種類あると言われています。アロマテラピーは何のためにあるのでしょうか?アロマテラピーは植物や果物から香りを抽出し、精油を使って病気やケガの治療やストレス解消、心身の健康やリラクゼーションを目的とした自然療法になります。

 

精油を使った医療はヨーロッパやアラビアなどで昔から行われていて1990年以降に世界的に広まったと言われています。絶世の美女クレオパトラも部屋にバラの花びらを敷き詰めて、アロマで男性を魅了したと言われているのです。

 

ストレス社会である現代の代表的な文化となっているんですね。アロマには様々な効果があるといいますが、日常生活に役立てそうなのはどんな効果でしょうか?

 

香り色々!寝つきがよくなるにはどんなのがいいの?

アロマテラピーには様々な香りがあります。香りによって効果も違うのでその時によって使い分けられたらいいですよね。寝つきがよくなるものや疲れが取れるものが気になります。

 

寝つきをよくする香り

なかなか眠れない日もあるでしょう。そんな時はラベンダーやローズやカモミールの香りが心と体を落ち着かせてくれます。ラベンダーやローズはどちらもストレス解消効果があります。さらにローズは乾燥肌を改善してくれるのでアンチエイジングにもいいですし、ラベンダーは不眠症改善効果があるので快眠が期待できます。

 

リラックスしたい時にもいいでしょう。精油は湯船に入れたり、枕やシーツにスプレーしておくのがいいでしょう。

 

疲労回復させてくれる香り

仕事で疲れて元気を出したいときには、オレンジやベルガモットの香りが気持ちを明るく穏やかにしてくれます。マイナス思考になっている時や体がだるかったり、緊張している時にもにも役立てます。オレンジもベルガモットも肌の調子を整えてくれる効果があります。オレンジは胃腸のトラブルを改善してくれるので、食欲がない時にもいいでしょう。精油はお風呂に入れて、しっかり全身浴するのがいいでしょう。

 

集中力を高めてくれる香り

仕事で効率よく効果を出したい!そんな時にはすっきりとしたレモンやティーツリーの香りがいいでしょう。樹木や柑橘系の香りは集中力を高めてくれる効果があります。ペパーミントの香りも頭をスッキリさせ眠気覚まし効果があるので、集中力が切れている時に使えるでしょう。

 

どの香りもインフルエンザや風邪の予防や改善、殺菌効果もあるので室内環境の改善にも役立ちます。ティーツリーやペパーミントは花粉症も予防できるのでこれからの時期にいいですね。

 

体を温めてくれる香り

女性は冷え性で悩む人が多いと思います。体を温めるのにも精油が使えます。冷え性や肩こり・筋肉痛の改善にはローズマリーがいいでしょう。ローズマリーは精油の中で1番の抗酸化作用があるので認知症や更年期の症状にも有効です。肌や髪の毛をキレイにする効果があるので女性に嬉しい精油ですね。お風呂に入れて半身浴や全身浴で香りを楽しみましょう。

 

精油は同じ系統の香りをブレンドしたり、違う系統をブレンドして様々な香りを楽しむことができます。自分だけの癒しの組み合わせを作ってみても楽しいかもしれません。

 

アロマテラピーはどんな楽しみ方があるの?

精油はそのままかいでいいの?アロママッサージなんて名前も聞くけど、一般的にはどのようにアロマを楽しめばいいのでしょうか?

 

アロマポットやアロマライト、アロマディフューザーなどを使う

ティッシュペーパーやハンカチに精油を何滴かたらして香りを楽しむ方法もありますが、細菌やアロマポッドやディフューザーといった様々な専用商品が出ています。アロマポッドは中にアロマキャンドルを入れて暗いところでつければ、香りと温かみを同時に感じられます。

 

アロマライトはキャンドルの代わりに電気やヒータの熱で精油を温めます。キャンドル代が節約できてライトのデザインもオシャレなものが多いので部屋の雰囲気に合わせて変えることができます。アロマディフューザーには2種類あり精油を細かく拡散させるタイプと水と精油を超音波でミスト化して拡散させるタイプがあります。香りを効率よく部屋全体に広げることができます。最近はLEDがついていて様々な明かりを楽しむことも可能です。

 

精油をお風呂に入れる

浴槽にお湯をためて精油を何摘かたらします。精油を入れたら、よくかき混ぜましょう。入浴と精油の香りの効果を両方とも得られます。人によっては精油が肌に合わずチクチクヒリヒリしてしまう場合もあるので、その場合は無理せず別の方法を試しましょう。

 

精油を鼻から吸い込む

お湯に精油を何滴か落とし、その湯気を目を閉じて吸い込みます。最近は家庭用のスチーマーにアロマがついてる専用機械もあるので、持っている人はそちらでもいいでしょう。香りは鼻から脳へと伝わり、気分をリラックスさせたり、呼吸器など体の不調を改善させる効果があります。

 

オイルマッサージをする

アロマの香りとオイルのなめらかさが気持ちよくてクセになってしまいます。精油を直接肌にぬるのではなく、キャリアオイルに精油を入れて混ぜます。この時の精油の量はオイルに対して1%以下になるようにしましょう。

 

できあがったら10円玉くらいの量を手に取り、両手でなじませ、マッサージしたい箇所を優しくぬっていきます。リンパの流れに合わせてマッサージすると老廃物を排出する効果もあります。保湿や血行促進、高いリラクゼーション効果が得られます。

 

アロマテラピーをする時に注意しなきゃいけないことはあるの?

個人で手軽にいろんな効果が楽しめちゃうアロマテラピーは魅力的ですよね。特に危険もなさそうですが、注意した方がいい点などはあるのでしょうか?

 

精油の原液のまま肌につけない、ぬらない

精油の成分が強いのでそのままぬるのは危険です。どの注意書きにも必ず書いてあります。ただラベンダーとティーツリーは例外で、この2つはそのままぬっても大丈夫なようですが念のため事前にパッチテストを行うなど、肌に合う合わないがあるので確認してから使いましょう。かゆくなったり肌荒れを起こしてしまう可能性があります。

 

絶対飲まない

精油は直接飲むのはおすすめしていません。なぜかというと高濃度の成分が入っているので、内臓に負担をかけてしまうのです。薄めたとしても直接飲んだり、何かに入れて食べたり飲んだりするのもやめておきましょう。

 

妊娠中の人は使用に注意する

妊娠中は体が何かと敏感な時期になります。軽く香りを楽しむ程度であれば問題はないですが、マッサージや入浴など他は控えたほうがよさそうです。アロマ使用の際は、念のため医者に相談してから行うのがいいでしょう。

 

子どもは使用しないようにする

子どもは大人よりも体が小さく体重も少ないので、大人と同じようにアロマを使用するのは危険です。5歳以下の乳児や幼児には使用しないように気をつけましょう。5歳以上の子どもであれば使用量を10分の1程度にし注意すれば、使用は可能です。

 

光毒性のある精油には注意する

皮膚についた精油成分が日光などの強い光に当たると日焼けや火ぶくれなどの炎症を起こしてしまいます。これを光毒性といい、精油によっては光毒性があるので注意が必要です。光毒性はベルガモット・グレープフルーツ・レモン・ライム・ジンジャー・オレンジ・グレープフルーツなどは全て光毒性になりますので気をつけましょう。

 

目や傷口にぬらない

精油成分が目や傷口に入るととても危険です。もし入ってしまった場合は素早く洗い流し、場合によっては病院へ行きましょう。

 

いい香りに包まれておやすみなさい・・

疲れた体や寝つけない時にアロマテラピーが効果的なことがわかりました。香りによって効果が変わってくるので、その時にあった使い方をしたいです。

 

  • 寝つきをよくする香り→ラベンダーやローズやカモミール
  • 疲労回復させてくれる香り→オレンジやベルガモット
  • 集中力を高めてくれる香り→レモンやティーツリー
  • 体を温めてくれる香り→ローズマリー

 

アロマテラピーと一口に言ってもどのような方法で行うのが効果があるのでしょうか?ただ香りを楽しむだけでなく様々な方法があるのです。

 

  • アロマポットやアロマライト、アロマディフューザーなどを使う
  • 精油をお風呂に入れる
  • 精油を鼻から吸い込む
  • オイルマッサージをする

手軽にできて一見メリットしかないとうに見えるアロマテラピーですが、注意点などはあるのでしょうか?

 

  • 精油の原液のまま肌につけない、ぬらない
  • 絶対飲まない
  • 妊娠中の人は使用に注意する
  • 子どもは使用しないようにする
  • 光毒性のある精油には注意する
  • 目や傷口にぬらない

 

日常生活にアロマテラピーを取り入れることによって、疲れや不眠が続くこともなく、心や体の悩みも解決されていくでしょう。毎日元気に行動できるように、アロマの香りで癒されながらゆっくり眠りましょう。

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