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たまねぎを食べると不眠解消に?寝る前にとっておきたい食べ物は何?

たまねぎを食べると不眠解消できるらしい。寝る前に取るといい食べ物はあるのでしょうか?

 

 

たまねぎを食べると寝つきがよくなる?

仕事は昼食の正社員で特に残業もないから体も疲れないはずなのに、なんだかんだ帰ったら色々してしまって眠れない!いったい何がいけないの?睡眠には規則正しい生活習慣が大切とよく聞きますよね。よく言われているのは食事と運動。健やかな睡眠も普段の正しい生活習慣からです。

 

運動はウォーキングやストレッチなど、なんとなくどうやって体を動かしたらいいかわかるけど、食べ物って実際何がいいのかよくわからない。野菜だけでもかなりの数がありますよね。その中で不眠解消に必要な食材や栄養素がわかれば、効率よく摂取して事前に不眠対策ができますね。

 

実は特に不眠に効果があると言われているのが「たまねぎ」なのです。たまねぎは硫化アリルという成分が含まれていて、この成分は神経の高ぶりやイライラを鎮めたり、心身の疲れや夏バテを解消する効果があるのです。たまねぎを切った時に「うっ」と鼻がツーンとする現象が起きますが、あれはこの硫化アイルという成分のしわざなのです。

 

ちなみにたまねぎの不眠解消効果は食べるだけでなく、みじん切りなどにして枕元においてもぐっすり眠れる効果があるそうです。同じく長ネギにも硫化アリルが含まれているので、代用してもいいでしょう。

 

寝る前に食べるといい食材がある?

不眠解消に寝る前に食べるといいと言われている食材は他にもたくさんあります。自然と夕食で食べてそうですね。他にはどんなものがあるのでしょうか?

 

しいたけ

しいたけが不眠解消にいいと言われているのはビタミンDが豊富に含まれているからです。ビタミンDは神経を安定させる働きがあると言われています。不眠にはしいたけをそのまま食べるよりも、軽くあぶって熱燗などに浮かべて飲むのがよいそうです。お酒が飲めない場合はしいたけを刻んでお湯に入れて飲んでも同様の効果が得られます。

 

ハチミツ

ハチミツにはセロトニンが含まれているので脳を穏やかにしてくれます。血液の循環をよくしたり、ストレスや不眠を解消してりする効果があります。温かい牛乳にハチミツを入れて飲むと、体を温め神経を落ちつかせてくれるので、ぐっすり眠れます。

 

ユリ根

あまりなじみのない食材ですよね。食用のユリの球根のことをいいます。含まれる栄養素も豊富で便秘の改善や生活習うが、慣病の予防に効くとも言われています。イライラや不安を落ち着け、不眠にも効果があります。合わせて更年期の不定愁訴にを改善する効果があるので女性にぴったりのアイテムでしょう。

加熱をするとイモのような食感になります。ハチミツに蒸して食べるとより効果があると言われています。

 

レタス

レタスの茎を切ると白い液のようなものが出てくるのですが、この白い液の中にラクッコピコリンという催眠効果がある成分が入っているのです。ラクッコピコリンは葉にも含まれていますが、茎や芯に多く含まれているので、なるべく一緒に食べるようにしましょう。

 

不眠解消のための夕食レシピ

食に快眠できる食事が取れたら安心ですよね?先ほど紹介した食材でぐっすり眠れる夕飯レシピを紹介します。

 

レタスと玉ねぎのミルクスープ

 

<材料>

  • レタス 1/2個
  • たまねぎ 1/2個
  • ベーコン 1パック
  • コンソメ 5g
  • 水 400cc
  • 牛乳 200cc
  • 塩、こしょう 適量  

 

<作り方>

  1. 玉ねぎを薄くスライスして、ベーコンを食べやすい大きさに切ります。
  2. レタスをちぎって食べやすい大きさにします。
  3. 鍋にたまねぎと水を400cc入れて火にかけます。
  4. 沸騰してきたら、ハムとコンソメを入れる。
  5. 牛乳を加えてさらに煮立ったら、レタスを加える。
  6. 蓋をして、レタスがしんなりしてきたら塩・こしょうで味を整えて完成。

 

脳内にメラトニンという物質が分泌されると、眠気を感じます。メラトニンを分泌させるには、たんぱく質を取ることが必要になります。乳製品にはたんぱく質がしっかり含まれていて、同時にカルシウムのリラックス効果で眠気を誘います。レタスやたまねぎも不眠解消や眠気を誘う効果があるので、心地よく眠ることができるでしょう。

 

ただ消化の関係もあるので、寝る3時間前には食事を済ませるようにしましょう。

 

寝る前に取っちゃいけない食べ物や飲み物がある?

不眠解消や眠りやすくなる食材はわかりました。逆に食べたり飲んだりしてしまうと眠れなくなってしまうなんて食べ物があったら事前に知っておきたいです。

 

お酒

 

アルコールは眠りを浅くしてしまいますし、途中で目が覚めてしまう場合があります。寝る前に大量に飲むのは気をつけたほうがいいでしょう。

 

柑橘系の飲み物

 

オレンジやグレープフルーツなど柑橘系の飲み物は胸焼けしてしまい、胃酸が逆流してしまう恐れがあるので、眠れなくなってしまう可能性があります。

 

高カロリーな食事

 

ファーストフードのハンバーガーやポテトなどカロリーが高い食事は、消化に時間がかかるため、睡眠を妨害してしまいます。カロリーが高めの食事は昼間のうちに済ませておきましょう。

 

カフェインの入った飲み物

コーヒーや緑茶などカテキンが入った飲み物は覚醒する効果はありますが、興奮してしまい寝つけなくなってしまいます。寝る前よりも朝起きた時に飲んだ方がいいでしょう。寝る前は白湯やホットミルクにしましょう。

 

トマト

 

サラダやパスタなど入っているものは多いのでびっくりですが、トマトも眠れなくなる原因になります。トマトの成分が胃酸を逆流させてしまうので、眠れなくなってしまうのです。

 

エナジードリンク

 

眠い時や疲れている時に飲む人が多いと思いますが、エナジードリンクはタウリンが含まれているので覚醒効果や血圧をあげてしまい、興奮して眠れなくなってしまいます。日中眠いけどがんばらなければいけない時に飲むのがいいでしょう。

 

睡眠も健康も美容も食べ物で全部解決!

私たちがなにげなく口にしている食べ物や飲み物が、睡眠に影響しているんですね。今まで意識することがあまりなかった人もこれを機に、食生活を見つめなおしてみてもいいかもしれません。

 

たまねぎには硫化アリルという成分が含まれていて、この成分は神経の高ぶりやイライラを鎮めたり、心身の疲れを解消する効果があるので、不眠解消にぴったりの野菜になります。他にも質のいい睡眠に効くいろんな種類の食べ物や飲み物があります。

 

  • しいたけ
  • ハチミツ
  • ユリ根
  • レタス

 

逆に寝る前に取ると睡眠が浅くなってしまったり、眠りにくくなってしまう食べ物や飲み物もおさらいしておきましょう。

 

  • お酒
  • 柑橘系の飲み物
  • 高カロリーな食事
  • カフェインの入った飲み物
  • トマト
  • エナジードリンク

 

最後に夕食に食べたら眠たくなる快眠食材がたっぷり入ったレシピも確認していきましょう。

 

レタスと玉ねぎのミルクスープ

 

<作り方>

  1. 玉ねぎを薄くスライスして、ベーコンを食べやすい大きさに切ります。
  2. レタスをちぎって食べやすい大きさにします。
  3. 鍋にたまねぎと水を400cc入れて火にかけます。
  4. 沸騰してきたら、ハムとコンソメを入れる。
  5. 牛乳を加えてさらに煮立ったら、レタスを加える。
  6. 蓋をして、レタスがしんなりしてきたら塩・こしょうで味を整えて完成。

 

たんぱく質が豊富に含まれている食材ばかりなので、メラトニンを分泌し快眠に繋がります。消化の関係もあるので食事は睡眠3時間前には済ませましょう。

 

私たちの体は食べたもので作られています。なので毎日食べる物がとても大切になっちるのです。栄養バランスの整った食事をすることで健康にも美容にもいい生活が送れます。将来のためにも今口にしている食べ物や飲み物を振り返り、質のいい睡眠や生活に繋げていきましょう。

 

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